「芝大神宮&芝東照宮」~御朱印集め開運紀行㉛~

▶ 目次
1.関東のお伊勢様「芝大神宮」

2.家康を祀る「芝東照宮」
3.旧台徳院霊廟惣門

関東のお伊勢様「芝大神宮」

8月の第1週。人間ドックまで残り2週となり、計画通りランチタイムの御朱印巡りを断行します。


まず初日は、芝大門にある「芝大神宮」へ。
伊勢神宮の御祭神である天照大御神(内宮)と豊受大神(外宮)の二柱を主祭神としていることから、関東のお伊勢様と呼ばれています。創建は平安時代の1005年。
オフィスからは徒歩で約15分。

大門のある交差点を、増上寺に向かって右に曲がると、小さな参道が見つかります。

小さな参道に入っていきます。

左に曲がると、鳥居が見えてきます。


コンパクトな神社です。

階段を上がるとすぐ本殿。

狛犬と提灯を見学。


手水舎は本殿の左側。

手水舎から正面の社務所側を見渡すと、全貌が分かります。

本殿で参拝。

そう言えば、鈴が垂れていません。
調べると鈴祓い(すずはらい)の本来の意味は、鈴の音によってお祓いを受けること。巫女さんたちが、神楽舞などを舞われるときにも鳴らされます。
最近では、神様にお詣りに来たことを気づいてもらうためだと解釈されているようです。
また、格式の高い神社には鈴がないところが多いそう。伊勢神宮にはもちろん鈴なんてありません。ここも大神宮だからないのでしょうか。
逆に捉えると、庶民向けの神社には鈴があるってこと?
気安く神様を呼ぶんじゃないということかも?
そんな疑問を感じながら、二礼二拍一礼で参拝を終えます。
時間もないので、御朱印をいただくため社務所へ。

初穂料込みで500円。

おまけに「道中安寧」と書かれたお守りと、生姜飴が付いてきました。


なぜ生姜飴なのかも調べてみました。
芝大神宮の秋祭りは9月11日から11日間もかけておこなわれることから「だらだら祭り」の名で知られ、ご鎮座の際、神社周辺で生姜がお供えされ、境内や参道でも生姜が盛んに売られていたため「生姜祭」とも呼ばれるのだそう。
「生姜は穢悪(えお)を去り神明に通ず」と言い伝えられ、毒消しの効果もあることから、長寿を願う縁起物として扱われているんだとか。
鳥居の外にも生姜塚が設置されていました。

他のお守りもご紹介。
芝大神宮は〈
宝くじ発祥の神社〉との噂も。なんじゃそりゃ?
また恋愛や縁結びに御利益が強いとも言われています。
こちらが強運(ごううん)御守(800円)。男女別になっています。

そしてこれが、
千木筥(ちぎばこ)おまもり。こちらも800円。

千木筥とは、〈千着〉と掛けられていて、1000着の衣装が持てるような幸せな結婚ができるという言い伝えの、良縁に御利益があるお守りです。
御朱印だけいただいて帰ります。
こちらは本殿から鳥居越しに、第一京浜を見下ろした風景。


家康を祀る「芝東照宮」

翌々日の8月7日には、増上寺隣りの芝公園内にある「芝東照宮」に参拝してきました。

芝公園は日本最古の公園とも言われる緑豊かな場所。裸で日向ぼっこしているのは私ではありません。
都営三田線芝公園駅や御成門駅から5分くらい。
オフィスからは歩いて10分程度。エクササイズの負荷は小さ目です。
東照宮ですので、御祭神は徳川家康公。
日光東照宮 、久能山東照宮、上野東照宮と並んで4大東照宮と称されます。
元々はお隣りにある徳川家の菩提寺である増上寺内にありました。(増上寺の創建は1590年)
そこにあった安国殿が、明治初期の神仏分離により切り離され、芝東照宮となりました。

参道に繋がる鳥居です。
両脇は月極駐車場だそうで笑えます。

気温35℃超のため、狛犬も暑くて怒っているように映ります。

10段ほどの階段を昇って、本殿へ。
手水舎は右側。

提灯も徳川の三つ葉葵の御紋が。

色鮮やかな拝殿です。

ここにも鈴はありません。

賽銭を投げ、二礼二拍一礼でお詣り。

左手に社務所がありました。対応は巫女さんではなく男性でした。

御朱印の初穂料は500円。

右上には葵の御紋が押されています。一緒に道中安寧のお守りの木札がいただけました。

日光杉並木の古材で作られてるそうです。

ちなみにお守りは以下のとおり。



徳川は戦国時代の最終的な勝利者のため、勝負運に繋がるお守りが入手できるかと期待していましたが、あまり目ぼしいものがありません。
こちらは福達磨という風水系のお守り。500円。

お守りをスルーして、拝殿の右手前にある天然記念物の御神木の大いちょうを見学。


三大将軍・徳川家光が植樹したという御神木は、東京大空襲の戦災で社殿が焼失した際も、この木だけは無事だったことで、パワースポットとして注目されています。
ただし柵があるため抱きつけません。

旧台徳院霊廟惣門

東照宮の隣りに、勇ましい仁王像を擁する御門を見かけたので、ついでに訪問しました。

「旧台徳院霊廟惣門」という名前で、二代将軍徳川秀忠の霊廟建築だとか。重要文化財です。

木造の仁王像。左が木像仁王像 吽形で右が阿形。


門を潜ります。

階段を昇りきると、東京タワーを左手に、増上寺を見下ろす絶景。

暑いので会社に戻ります。

こんな記事も読まれています。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。