マカオ半島の中堅ホテルのベストはどこ?〜快適度チェック(更新)〜
リスボアホテル‥‥宿泊日数9日
中国語名は「葡京酒店」。
言わずと知れたマカオの顔。昔の映画では必ずここが登場しています。若大将も植木等もミスターBooもみんなそう。
目の前がバスターミナルで、英語が通じないタクシーでも唯一 「リスボア」と叫べば通じます。
フェリーターミナルにはバスで5分、セナド広場へは歩いて10分以内です。タイパやコタイ地区へも路線バスで簡単にアクセスが可能。間違いなくマカオ市街地の中心。
1泊800HK$くらいからで、リオホテルの1割増しくらい。老舗のわりに案外低めの価格設定です。
せっかくマカオを訪問したからには、代表的なホテルに泊まろうと、連続してここに宿泊していた時期がありました。
無駄に造りが豪華なのが特徴。成金趣味のクラシックホテルという感じが、いかにもマカオっぽい。
こちらはリスボアのオーナーで、SJMグループの総帥・スタンレー・ホー氏。
ただ難点はフロントが東西に2か所あって紛らわしいこと。
予期せずサービスでグレードアップされて、宿泊する建物が変わっていたりすると、右往左往することになります。
上は東翼側のフロントロビー。そして下の画像は、西翼大堂の入口です。
ドアマンの雰囲気が渋すぎる。
フロントの力量が高く(英語がちゃんと通じます)、手際がとてもいいのは有り難い。
ただ西翼大堂と東側の建物が結構離れているのに参りました。エレベーターも繋がっていなくて、まさに迷宮のラビリンス。
部屋は素晴らしいです。無料でグレードアップされていたりすると、ビックリするくらい豪華な部屋に通されることがあります。
広さと言い、伝統を感じる質感といい文句がありません。でも一人でこんな応接セットはいらないんですけど…。
コートハンガーなどは凝ったものが置いてあります。
冷蔵庫の中身がすべて無料なのは嬉しいかぎり。
バスルームは、一段とクラシカル。
最近では珍しいタイル張り。さらにバスルームのお湯の出し方は経験が必要。一筋縄ではいきません。
何度、あらぬ方向から冷水を浴びたことか‥。
*リスボアホテルの詳細はこちらでもご紹介しています。
客層も各国から集まっている様子。ただし普通に大陸系中国人も混ざっていて、後述する「グランドラパ」ほど上品ではありません。
カジノは2カ所あって、客層が違います。
造りも古く、沢木耕太郎の「深夜特急」の往年のイメージは味わえますが、今風のマカオカジノを感じたければ、グランド・リスボアやMGMに出向いたほうがいいと思います。
マカオの歴史を体感したいなら、一度は泊まってみる価値のあるホテルです。
【立 地】★★★★★
【部屋等の設備】 ★★★☆☆
【ホスピタリティ】★★★☆☆
【客 層】★★★☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★★☆☆
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コメント ( 3 )
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お返事ありがとうございます!渡澳はまだ計7度の駆け出し者です。先週末は断続雷雨で、例外的にまるで夏の箱根にいるかのようでした(沙田競馬場は重)。サイトでご説明頂いたマカオ大橋のバス旅結構気に入ってます!
もりもり様
コメントありがとうございました。
凄い頻度で渡航されていて驚きです。これからの香港•マカオは暑くて大変ですよね。憂鬱になります。日曜に沙田競馬場に行くと夕方のエアーに間に合わないのが難点です。月曜も会社休まなきゃいけないですもんねぇ。徹夜明けで働くのも嫌だし。
今朝帰宅で週末単独弾丸を決行してきました。GWは、タイパ見学やらショッピングやらリオサウナやらの付き合いが主体で、リスボアでのバカラ3時間とQEⅡC(香港競馬)以外はほとんど博打ができなかったため、今回はがっつり博打に専念し(ウインでポーカー7時間&香港競馬7レース)、成績はちょい負けでしたが、大いに楽しめました。なお、サンズのカジノの5大鉄火場系とは対極にありつつフレンドリーな応対・雰囲気が気にいり、低レートのポーカールームも新設されたことから、次々々回の12月8日の香港国際競走の前日(単独弾丸)は、(サンズにほど近く、上述の貴婦人のようなとおっしゃてる)グランドラパを予約しました。