熱闘!海外カジノ・マカオ篇#21《初めてのプチオフ会、Hさんとの共闘》~2018年3月~

2日目:深夜の逆襲と失墜

3月4日㈰は 8:00AMに起床です。ロビー階のレストラン「不夜天」でHさんと朝食バイキング。



クーポンなしで、約150HK$。ここはクロワッサンや、フルーツが乗ったパンが美味しいです。
10時となり、天気も悪かったため、渡り廊下からグランドリスボアへ直行。


4階のカジノフロアで、 200minのバカラ卓を見つけ、3,000HK$をバイイン。
そこそこの混み具合で、ふたりでまったりと勝負開始。
ディーラーの年齢が、鉄火場系カジノに比べて若いです。通りかかると腕を横に振って「どうぞ」ってやる決まりは相変わらず。
でも、ここも賭けてない相手側のカードを晒してくれません。
その代わりバンカーに賭けてると先にプレイヤーをヒョイと開いたり…。
ナチュラル9だったりすると、ショック大です。
休日の低額ベット卓だと、500~1,000HK$で賭ける我々が絞る機会が自然と多くなります。主導権を握れることもあり、まあまあ快調。
Hさんも連続で対子(ペア)を決めたり悪くはなさそう。
正午過ぎに短いツラ目が多い傾向のテーブルで、

「ツラ目をL字まで伸ばしましょう」と私が提案し、バンカーの8連チャンが本当に実現!
昨夜から6時間がかりでプラス域に到達です。
これを取れば水面上に顔が出るという張り目を、7~8回跳ね返されてました。
そろそろHさんも、そんな場面では私の逆張りをし始めていたので、面目躍如。
結果、13時に打ち止めにし、3,000→9,000HK$。
累計で+3,040HK$となりました。この+40HK$がこの後、意味を持ってきます。
昼食はHさんのリクエストで、当ブログでも人気の「富仕葡式美食」へ。


チキンライスをご紹介したこの記事は、お蔭さまで1400ビューに迫る人気記事となりました。カジノの記録よりも閲覧数が多いのが、やや不満ですが…。よければこちらからどうぞ。
*〈「富仕葡式美食」のチキンライスは澳門No.1メニュー《マカオの微妙なグルメ⑤》〉
2人だったので、チキンライスとアサリのソテーとバカリャウ(タラ)のポテトグラタンをオーダー。
青島ビールをHさんは2本、私は1/2本だけ。総額で300HK$ちょいといったところ。



私がマカオ随一のB級グルメと評価するチキンライスと、レモンとパクチー風味のあさりは、Hさんにも気に入っていただけたよう。
ポテトグラタンはダメみたいです。人気メニューですが、もっさりしていてお酒を飲む方には合わなそう。私も同意でした。
少しお疲れモードなので、夕方まで自由時間に。私もお散歩です。


17時に合流して、路線バスでコタイ地区の「パリジャン・マカオ(澳門巴黎人酒店)」へ。

カジノも見学。ここは200HK$minからバカラ卓があるものの、500HK$以上じゃないと絞れません。
私も何回目かの来場になりますが、スタジオシティに較べればお客が多いかなぁ。
結局、ゲームはせず素通りします。
Hさんから、以前はMGMを常宿にしていたことや、娘さんとグランドリスボアやヴェネチアンに宿泊された経験もあることをお聞きしました。
さすが、韓国渡航歴50回を誇る強者。マカオ歴23回目の私にして尊敬申し上げます。私も1,000HK$紙幣を100枚くらい握りしめたまま、コタイ地区の朝焼けを眺めてみたい。
くれぐれも一緒に泊まられたお嬢様が、血縁の方であることを信じております。
19:30に、サンズの巡回バスで半島側に戻ります。

夕食は、Hさんがアフリカンチキンを食べたいとのことで、グランドラパ2階の「カフェ・ベラヴィスタ」へ。

夜、訪問するのは初めてです。ブッフェタイム(そんなのあるの?)だったようで、単品で注文の我々は、対面のバーラウンジへ連れていかれました。
私はクラブハウスサンドイッチとアイスコーヒーをオーダー。
このサンドイッチ絶品でした。

Hさんがご所望されていたアフリカンチキンは、味に特徴がなく口に合わなかったようです。

*画像はお昼に出るベラヴィスタのもの。
こちらのチキンは、確かに緩めのソース。カレーや胡椒がピリリと効いた風味ではないですね。
20:30には、お隣りのサンズ・カジノで勝負再開。
10,000HK$をチップに替え、500~1,000HK$minのバカラ卓を巡回します。
サンズのディーラー達は、他のカジノに較べてかなり威圧的です。
これも老舗のプライドなの?
スマホを見てると、ガン見されてゲームが止まります。退場を指示されることも。
俺がルールブックやぁ!って雰囲気。
相手側のカードのオープンを頼んでも微妙な態度。その時の気分って感じ。
一転して、夜になると大欠伸のディーラー多数で、いっぱい粗相をします。
私は500HK$をバンカーに単独で賭けていたのに、絞らせてもらえず、気づいても笑って済まされました。当然、ノーゲームになることや返金はありません。
大箱ですがディーラーの質は???
レジェンドパレスやリオカジノの方が、マシというか真面目かと。
こんな奴らに負けるわけにはいきませんので、私も踏ん張りました。
自らの絞りでバンカーの8連ツラを作り、一気に浮上し、最高で14,500HK$。
この時点で累計+7,000HK$を超え、10万円超の勝利です。
ここで弱気の虫というか、私のセコビッチな本性が顔を表します。

「やめちゃおっかなぁ~?」
ある意味、目的は達成(小さいけど…)しているため、罫線のパターンが途切れたところで、ツラ目が出ていたテーブルを離れます。
Hさんが勝負するところを見物していたり、なんとなく立ち張りで賭けたり、プラプラしていました。
でも、まだ23時前…。夜は長いのよ。
博奕場にいる以上、賭けないで我慢できるはずがありません。
うだうだ逡巡しているうちに、具合のいい罫線を見つけて着席し、戦線復帰してしまいました。
その約1時間後…
・・・・・・・
やはり、失速。
14,500HK$のチップを持っていたはずが、最後は8,000まで減らします。元金を割り、とうとう累計は+1,040HK$に。
簡単に勝ち逃げさせてはくれません。
Hさんも調子が悪く、1万HK$前後の凹みがあるようで、24時を過ぎたところでサンズを退散します。グランドリスボアで最後の勝負をされるそう。
私は、リオでのホールドの期限を調べたくて、いったん部屋に戻ります。
明日は香港に早めに渡り、スタンレーで観光と用事を済ませるつもり。今夜中にリオカジノで日本円を返金してもらう必要があります。
1時過ぎに私もグランドリスボアの4階で合流。1,000HK$減らしたら辞める覚悟で、500単位で賭け始めます。

着席したり、立ち張りしたりで、結果、2勝4敗。
とうとう勝ち分は40HK$に。
500円じゃないかぁ!
午前3時を待たず、終了。勝ちは勝ちと諦めて、リオホテルまで歩き、29万円の返金を受けてきました。
今回も複雑な心中でした。
通算13勝8敗1分。
本当に、カジノはやめどきが難しい。最近、つくづく思います。
終わりでいいやと感じたら続けてはいけないのかもしれないし、そもそも目標をもっと高く設定するべきなのかもしれません。
ちなみにHさんは、最後のグラリスの200HK$minのバカラ卓で挽回し、トータルでは数万円勝たれていたと記憶します。この後、マカオ空港9:00発の便に乗られるHさんとはここでお別れです。
最後にリスボア1階のエレベーター前で、握手し、再会を約束します。
4月に東京で飲みましょう。
3日目に続きます。

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  • コメント ( 4 )

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  1. KazeMakase

    ハマトラ様
    ありがとうございます。
    ハマトラさんから聞くと、重い言葉です。
    翌週は会社の引っ越しがあったため、土日連続勤務だったのですが、日曜の重賞ダブル的中でした。
    やはり勤労に励むものしか、幸福は来ないのでしょうか…。

  2. ハマトラ

    こんにちは。
    お祖母さんがお亡くなりになられましたか、謹んでお悔やみ申し上げます。
    お祖母さんは私の父とあまり年齢かわりませんね。生きてたら今年で満93です。
    私が遅い時の子でして。
    デニムは残念でした。そんなに世の中甘くないとお祖母さんが言っておられますよ。
    また、よろしくお願いします。

  3. KazeMakase

    その節はありがとうございました。
    ハマトラさんのおかげで楽しい旅となりました。
    実は先週金曜日に97歳の祖母が他界しまして、前の週ならお会いできないところでした。
    引退レースの牝馬・デニムアンドルビーを祖母が連れてきてくれるかと思ったのですが、それは叶いませんでした。
    ※すみません、不謹慎な発言でした。
    またご一緒できることを楽しみにしております。

  4. ハマトラ

    こんにちは。
    大変お世話になりました。私の特長 性格を的確に
    捉えられておりますね。恐ろしくなりました。笑い
    短い期間でしたが、風まかせさんのお陰で楽しい旅になりました。
    次回も共闘できる事を念願致します。