「平沼 田中屋」の刻み鴨せいろ〜横浜の微妙なグルメ#7

年末ということで、横浜市西区の美味しい蕎麦屋さんを一軒ご紹介します。
アド街ック天国の横浜・高島町特集で見かけたお店で、早速潜入してきました。
名前は「平沼 田中屋」。

このお店の人気メニューは、なんと言っても〈きざみ鴨せいろ〉。

なんと商標登録もされています。
最寄りの駅は、横浜市営地下鉄ブルーラインの高島町駅から5分くらい。
よく横浜駅から徒歩圏内と紹介されていますが、私からすれば完全に商圏は別だと思います。


平沼橋を渡って、店を探します。

店名のとおり、平沼商店街にあります。

訪れたのは、クリスマス前の平日の14時前だったのですが、遠巻きに店前で待っている人の姿が見えます。

店内にもベンチで待っている客がおり、この時刻で5組ほど並んでいます。
聞きしに勝る人気店。
他に逃げるお店も知らないので、黙って待つことに。約10分ほどで店内のテーブル席に案内されました。

新型感染症の関係で、4人掛けのテーブルでも相席をさせられないのか、このてのお店はツライですよねぇ。お察しします。
一応、メニューを拝見。

刻みじゃない鴨せいろもあることに気づきます。
メニューの一部に〈きざみ鴨せいろ〉に関するストーリーが書かれていました。

要は、通常の鴨せいろは値段がお高めなので、鴨肉を小さく刻んで気軽に食べられるようにしましたという説明です。

カレーのメニューも人気らしく、こんなところにも〈裏横浜〉という言葉が使われていると、隔世の感があります。
私がかつて山下町で暮らしていた40年前は、少なくともそんな名前を聞いたことがなかったです。
※このカレーうどんも商標登録されているそうです。

上は〈たまごかけごはん〉のメニュー。わざわざお蕎麦屋さんでこれを注文する客がいるとは…。
他にも鍋やおでん、一品メニューも豊富でした。ちゃんと予約して、夜に一杯やるのもいいかもしれません。
で、私の食指が伸びたのはこのメニュー。

蕎麦の量が2.5人前という〈板蕎麦〉。
デカ盛り用ではなく、飲みの席で皆でつつくためのメニューかと想像します。
大きな特徴は、つけ汁が別料金なこと。
蕎麦だけで1,200円で、もり用の普通のつけ汁は、+330円。
きざみ鴨汁なら、+600円となります。
もともと、きざみ鴨せいろを大盛りで注文しようと思っていたので、せっかくなので板蕎麦&きざみ鴨汁でお願いしました。
お値段は合計1,800円。
※きざみ鴨せいろは1,200円で、大盛りの追加料金が220円なので微妙なところです。
意外と時間がかかって、概ね10分ほど待って、蕎麦つゆが到着。

鴨汁らしき蕎麦ちょこの他に、普通の蕎麦つゆが来ました。
さらにこれから、蕎麦本体が届くまで5分くらいかかったので、不安は増すばかり。

正面だと判りにくいので、アングルを変えてもう一枚。

明らかに普通の大盛りよりも多い蕎麦の量。
カウンターに並んで座るカップルが、蕎麦を端から突っつき合う、そんなシチュエーションが思い浮かびます。(カウンターの蕎麦屋なんてないけど)

この鴨汁の容器が特徴的です。入口を敢えて狭くして、さらに上層に鴨の脂を浮かべることで、冷めにくい工夫をしているんだとか。
でもねぇ、食べにくいったらありゃしない。
器いっぱいに汁が注がれているため、蕎麦を入れた瞬間にこぼしてしまいます。

箸でかき混ぜて、鴨を探し出しました。ミンチよりは大きいくらいでしょうか。
この脂が意外と曲者で、多少ヌメッとするので、この量の蕎麦全部をこのつゆで食べると飽きてしまいそう。

蕎麦の色は白っぽく、二八でしょうか。喉越しがよく食べやすい印象。
店の奥の石臼で蕎麦を機械打ちしているようです。
さすがにこの量だと、なかなか減りません。

普通の蕎麦つゆが添えられていた意味がやっと理解できました。
※聞けば、通常のきざみ鴨せいろでも、大盛りの場合はもり汁が標準装備されるそうです。
鴨汁が足りなくなるんです。きりっと辛めの通常のもり汁でも交互に食べ進めます。

ついに完食。

蕎麦の食べ納めという様相になりました。いやぁ、満腹。
今度は、裏横浜カレーせいろか、普通の鴨せいろを試してみるつもり。
また、このご近所に「角平」さんという、これも人気の蕎麦屋があるので、人気の天ぷらせいろも食べてみたいです。

平日も含め、ほぼ行列必至なので、混雑する時間を外して訪問するのが賢明です。

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