中華街大通り「海南飯店」のネギそばと蒸し鶏が時々食べたくなる話〜横浜中華街ならこれを食え#2
《当サイトはアフィリエイト広告を利用しています》
横浜中華街に数ある店の、これぞという逸品(一品)を探す新コーナーの第二弾です。
今回、ご紹介する中華街のお店は、30年近く前から通っています。
店名は「海南飯店」。
中華街大通りの真ん中にある家族経営のお店で、創業は昭和31年とか。
土曜のランチなんかで足繁く訪問していた昭和と平成の狭間のような時代には、こんなこじんまりとした個人経営の中華屋が、メインストリートにも沢山あったのですが、令和の現在となった中華街大通りは大型店舗と食べ放題系ばかりで、一人でも入りやすいのはこのお店くらいでしょうか。
来店は6月4日の夕方でした。10年振りくらいかなぁ。
看板や内装が以前より洗練されています。昔はこんな店頭POPもありませんでした。
そう、海南飯店の名物は「ネギそば」。
広東料理と謳っているのに、あっさり系の優しい味が特徴です。
最近は炒飯を組み合わせたセットメニューもあるんですね。
そして、もうひとつ私が好んだのは…
「蒸し鶏(白切鳥)」。
白髪ねぎと醤油で食べるシンプルな鶏肉を、なぜかたまに食べたくなります。
ということで、本日のオーダーは、蒸し鶏とビール(小)。それからネギそば+半チャーハンセット。
まずは蒸し鶏で乾杯。
パクチーが添えられているところからすると、シンガポールで食べる海南鶏飯と繋がっているのでしょうか?
甘辛いタレで丸鶏を食べさせる店が多いけど、ここんちのはネギの辛みと醤油だけなので、酒のアテにぴったり。
どちらかというと、ここのお店では魚の姿蒸しの方が押しメニューっぽいです。
ただ最初に訪問した際に、常連のお客さんがこの蒸し鶏を注文したのを見て、私も食べるようになったのだと思います。
続いて、お待ちかねのネギそばの登場。
炒飯(小)と春巻と小鉢と杏仁豆腐がついて、980円は良心的。
塩味のスープに、細切りのねぎ。八角あたりで味付けたチャーシューの独特な風味が大陸系の中華を想像させます。
ネギそばには「汁無し」もあると最近知りました。
良いも悪いも、味の濃い麺類が多い中華街において、この優しい味は貴重です。
炒飯その他も普通に美味しくて、安心して頼めそう。
ここらのお店を知ってると、中華街で通を気取れます。そんな位置づけです。
ただ、毎晩夕食で3千円近く使うのは、問題あるなぁ。
こちらから予約できます
営業時間/11:00〜22:00 年中無休
こちらの記事もおすすめです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。