出川哲朗さんのいとこのお店で鴨ざるを食らう。関内駅前「利休庵」〜横浜の微妙なグルメ#21

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久々の鴨せいろのインプレッション記事です。
関内駅の北口駅前の「利休庵」さん。

こちらはタレントの出川哲朗さんのいとこのお店として有名です。
出川さんと云えば、生粋の浜っ子にして、東神奈川駅にある海苔屋さんのお坊ちゃん。
お兄さんが今でも営業されています。
そして利休庵の近くにはサザンオールスターズの原由子さんのご実家で、「天吉」さんという人気の天麩羅屋さんもあるんです。

こちらも美味しいと評判ですが、いつも並んでいて、まだ潜入できていません。



今日は、利休庵で遅めのランチです。

伊勢佐木町・関内エリア周辺は、味奈登庵とゆで太郎が多数出店していて、具合のいいお蕎麦屋さんが意外と少ないんです。
やっぱり立ち食いソバの延長のような店よりは、こういった落ち着いた雰囲気の店で食べたいものです。

女性の店員さん3人くらいで切り盛りされていました。
70年続いているわりには、店内もまだ新しく、江戸時代から続くお蕎麦屋という風情ではありません。
平沼橋の角平あたりとはちょっと違います。

鴨せいろではなく、鴨ざる(1,480円)になるみたい。

そして、上の「そばいなり寿司」に心惹かれます。
店員さんに訊いたら、今日は売り切れだとか。
そんなに人気なんだ?
近くに凄く甘いいなり寿司で有名な「泉平」があるのと関係しているんでしょうか?
ということで、注文は「鴨ざる」の大盛り一択です。
10分と待たずに登場。

確かにざるそばです。

せいろのもりそばではなく、海苔が載っているだけで、蕎麦の華やかさが違うように見えます。

ここんちの蕎麦は、更科に近いくらい白っぽい感じ。
十勝蕎麦で、細目でコシが強いのが特徴。
メニューに「そばは冷やしがお薦めです」と書いてあったのも頷けます。

鴨汁は、鴨が5切れに、ねぎと三つ葉でしょうか?

つゆは少し甘くて、やや薄味です。

東京の蕎麦屋の醤油の利いた辛さはありません。角が取れて優しい味です。
蕎麦は冷たく絞めていい感じ。

私自身が家で鴨せいろを作る際は、海苔を載せるので、まったく邪魔になりません。
大盛りにしたところ、量も多すぎず少なすぎずの丁度いい塩梅。
れで、そばいなり寿司を注文していたら、満腹で動けなかったかも?
難点を挙げるなら、少し鴨汁の温度が低いでしょうか。
そばが冷たかっただけに気になりました。
最後に、蕎麦湯。

鉄器で出てきたのには驚きました。

それほど白濁した蕎麦湯ではありませんでした。
ただ、これを入れると、つゆの味のまろやかさが増して、普段あまり飲まないのですが、今日に限っては飲み干しそうになりました。



まずまず美味しいお蕎麦屋さんでした。
夜はそば懐石もやっているそうです。
ただ、鴨ざる大盛で税込1,859円は厳しいなぁ。

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