日本で唯一の料理の神様「高家神社」~御朱印集め開運紀行㉕~

高家神社の御由緒

高家(たかべ)神社は、南房総市千倉にある神社です。
日本唯一の「料理の祖神」祀る神社として、料理関係者や醤油醸造業者などから崇敬を集めていて、千葉県銚子市にあるヒゲタ醤油では社内に高家神社を分祀し、毎年醤油を奉納しているとか。


日本書紀によると、第12代景行天皇が房総を訪れた際、釣り上げたカツオとハマグリを料理して御膳に出したのが、主祭神“磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)”でした。

その味を称賛されて以来、以後、代々子孫は宮家の食事を司るようになったと伝えられています。
大いなる瓶(かめ=べ)高倍(たかべ)さまとして宮中醤院で醤油醸造・調味料の神として祀られたそうです。醤は今でいう漬物・味噌醤油・塩辛の三種で、いわば日本料理の基礎となるもの。これが磐鹿六雁命が料理の祖神とされる由縁。料理の神様として人々に信仰されるようになったわけです。

毎年5・10・11月に行われる“包丁式”は、平安時代の宮中行事を再現したもので、烏帽子・直垂を纏い、包丁とまな箸のみで一切手を触れることなく、鯉・真鯛・真魚鰹などをさばく厳粛な儀式。日本料理の伝統を垣間見ることができるそうです。

料理人として参らずにはいられない

料理を愛する私としても、訪問しないわけにはいきません。
崖観音の参拝の後に、続けて千倉を目指します。富浦ICからは約20分の距離。


駐車場も割と広いです。

駐車場にある案内板で、御由緒をお勉強。

立派な看板。しっかり料理祖神と書かれています。

100m弱の参道。

奥に鳥居が見えます。

階段を上ると拝殿がありました。

日本料理研究会初代理事長・三宅孤軒の碑。

手水舎には〈洗心〉の文字が。

拝殿の左右には、〈庖丁塚〉。
毎月17日に行われる庖丁供養祭には、多数の調理師など料理に関わる方々が供養に訪れるそうです。


柵には、キッコーマンやヒゲタ醤油など有名食品企業の名前が彫られています。

茅葺きの屋根が厳かな拝殿へ。

朱塗りの派手な神社ばかり見てきたので、この質素さがかえって新鮮。

お賽銭を投げてお詣り。二拝二拍手一礼。料理の上達を願います。


本殿の左手には包丁の奉納殿。勿論、何も持っていていません。

社務所。ここで御朱印やお守りをいただきます。

御朱印にも、“料理祖神”と書かれています。初穂料は300円。

料理が上達するお守り。絵柄も包丁式のもの。確か1,000円。

絵馬には板前の見習いさんが料理が上手くなるよう祈願しているのでしょうか?

「恋人をつかむなら、まず胃袋をつかめ」。
ここはラバーズスポットといって、女子が好きな男子の胃袋をつかんじゃえ的なアプローチで、観光を勧めています。

本堂からみた参道です。

なかなか清潔で雰囲気のいい神社でした。

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