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牛乗り天神像が珍しい「久里浜天神社」。《還暦守》も手に入れました~御朱印集め開運紀行#64~

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▶ 目次
横須賀市内にも天神様があった
願掛け撫で牛に乗った道真公
手水舎の蛇口は人感センサー式
御朱印にも牛乗り天神様
還暦守を手に入れました

横須賀市内にも天神様があった

三浦半島で唯一の天神社と聞き、参拝して御朱印をいただいてきました。
久里浜駅近くにある「久里浜天神社」。

創建は1660年(万治3年)。
砂村新左衛門という方が、内川新田開拓工事の加護を願い、福島天満宮(大阪)の祭神・菅原道真の分霊を勧請したとのこと。

京急久里浜(あるいはJR久里浜駅)を出て、アーケードの商店街抜けると〈尻こすり坂通り〉に出ます。

珍しい名前ですよね。

由来となった急坂は、もっと野比海岸側にあります。

神社は交差点を渡った先のイオン久里浜店の正面。

神社前の歩道にちょっとだけ桜が咲いていました。

願掛け撫で牛に乗った道真公

鳥居のすぐ先に、めっちゃ目立つシンボルが。

珍しい牛乗り天神像。
道真公が「自分が死んだらその棺を牛に引かせ、牛が立ち止まったところに埋葬してほしい」と言い残したことは有名で、その場所が現在の太宰府天満宮だと伝わっています。だから天神様にとって牛は神の使いなんです。
(道真さんは丑年の丑の日生まれだったそうで、亡くなったのも丑の日なんだそう)
そのため、牛に乗った菅原道真公の張子の人形というのは、結構あるんですよ。
でもここまで豪快に、天神様と牛をフィーチャーした石像を見たことはありません。
聞けば、特に古いものではなくて2003年に造営されたものなんです。
〈願掛け撫で牛〉
と説明書きには書かれています。

自分のカラダの治したい部位を撫でてから、牛の同じ箇所を撫でろと書いてあります。さらに牛の姿と頭を撫でろと。
こういう身代わりとかすり替えに弱いんです、私。
2月のマカオ旅行の最終日前夜に食べた激辛タイ料理のおかげで、すっかり弱ってしまった胃腸がまだ芳しくないんです。

私の腹をさすってから、牛の胴の下部を撫でさせていただきました。

続いて牛の顔。
高齢者のぼけ防止にも効くみたいなことも書かれていました。

どさくさに紛れて、道真さんの手も握っておきました。
入口ですっかり時間をかけてしまいました。私がいるのはまだこのあたり。

左手に手水舎があったのでお清めを済ませます。(牛を撫でる前にやらんでいいのか?)

手水舎の蛇口は人感センサー式

また変なものを見つけてしまいました。
それがこれ。

蛇口が人感センサー式になっているんです。

コロナ対応の名残りですかね?
確かに近づいたら10秒後に水が出てきました。これでお清めになるのだろうか?
なにはともあれ、拝殿に参拝です。

割とコンパクトにまとまった社殿です。

参拝の方法は普通に二拝二拍手一礼。

社殿の右手奥に稲荷社があるようです。

狛犬の後ろから進入。

こちらが稲荷社。

ちゃんと狐さんがいました。
社殿の右手には安産子宝犬

今さら子宝に恵まれても困ってしまうんですが…。一応、手を合わせます。
参道のど真ん中におみくじが置かれていました。

こちらは〈水みくじ〉

天神様らしく合格祈願の他に、ぼけ防止が思いっきり大きな文字で謳ってあります。

その左手にあるのは祖霊社

御朱印にも牛乗り天神様

御朱印をいただきに社務所に向かいます。

入口の脇に多種多様な御守のラインナップがPRされているわりに、誰もいません。

過去に例を見ないほどの品数です。
きょろきょろしていたら、奥から神官らしき方(私服だったため推測)が出てこられたので、御朱印をお願いしました。

初穂料は500円。書置きではなく直筆です。
左右の下部に牛乗り天神様のスタンプが押されています。

還暦守を手に入れました

厄年の案内がありました。この神社は合格祈願とともに厄払いの御祈祷にも力を入れているみたい。

そして、昭和39年生まれの私は今年が本厄。
還暦を迎える方は自動的に本厄となるわけです。

〈還暦守〉なるものがあるらしいです。

お祓いまではお願いする気になりませんが、この赤い御守とやらは気になります。
さっきの御守とお札の一覧表にも、赤文字で書かれていました。

その日は社務所から人が消えていたので諦めました。一週間後、用事で久里浜のイオンに寄ったついでに還暦守をいただいてきました。

裏面を見てみましょう。

平仮名でおまじないみたいな言葉が書いてあります。
『かみかみ にこにこ てくてく わくわく』
お寺によくある〈オンシラバッタ ニリウンソワカ〉みたいな真言を期待していたのですが、絶対違いますね。
厄年は数え年を基準とするため、誕生日ではなく元旦が区切り。だから厄払いは、
元旦から旧暦のお正月である節分の頃までに行うのが道理のはず。
誕生日前にいただいたので、なんとか大目にみていただきたいところです。
(株価が下がってきているし、来週から香港・マカオで勝負のため、災いだけは避けたいなぁ)
*ちなみに久里浜天神社は、毎年12月5日に催される酉の市がとても賑わうようです。
金運開運招福熊手〈かっこめ〉の他に、合格祈願の〈白だるま〉が人気らしいです。今年は行ってみます。

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