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中国東北料理の名店「松花湖水餃」が完全リニューアル! 接客態度までリニューアル!?〜マカオの微妙なグルメ#52

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中国東北料理として定評のある「松花湖水餃」。
北京街のエンペラーホテル(帝濠酒店)の裏手にある本店が、移転してからは初の来店。


元あった場所には、こんな看板が出ていました。
以前の敷地には「大豊満」という中華屋が入居。

エッチな意味以外で【豊満】という文字を使った単語を初めて見たような…。
そして、リニューアルされた松花湖水餃は左折したビルの2階です。

入口にいた案内係の女性のフレンドリーな態度に驚きました。
松花湖水餃はタイパやコタイのIRホテルにも出店する人気店で、かつての本店は常に客で溢れていて、ガチャガチャしたとても忙しい印象。
英語が通じる店員も少ないし、態度もかなり不愛想だったんです。
2階に案内されると、広々して整然とした雰囲気。

オープンキッチンの前に並ぶショーケースはかつてのままですね。

客席のエリアも、テーブル同士がゆとりある感覚で並んでいます。かつての騒々しさはまるでなく、まさに華麗なる変身。

窓際のスターワールドが望めるテーブル席に案内されました。
若くて感じのいい女性店員さんが係りにつき、まずは青島ビールをオーダー。

中国東北料理とは旧満州地区の遼寧省、吉林省、黒竜江省あたりの
郷土料理をさします。
横浜中華街あたりの東北料理の店だと、羊肉の串焼きや味の濃い鍋料理を提供される記憶があります。
この松花湖水餃の名物料理はやはり「水餃子」。

8個入りと15個入りから選べるようです。水餃子8個入りを選択。
*〈煎餃〉は焼き餃子のことでしょう。
私の記憶では麻婆豆腐もエッジが効いて美味しかった記憶があります。

川湘風味というカテゴリーに分類されていました。麻婆豆腐は98HK$
餃子は主食なので、ダブル炭水化物になってしまいますが、やはり炒飯は押さえたいところ。

肉碎蛋炒飯78HK$
私よりも辛い食べ物に耐性がある友人は、いかにもスープが濃赤の麺類を頼んでいました。

麻辣牛肉熱湯麺73HK$
さらに謎の東北料理をチョイス。

東北大拉皮88HK$
以上の5品をお願いしました。

調理人の数が多いからなのか、この店は昔から料理の提供が早いんです。
こんな給仕ロボットもフロアを巡回して大活躍。

5分後には次から次へと運ばれてきます。
まずは麻婆豆腐から。

甜面醤よりも豆板醤が勝った赤身の強い麻婆ソースですが、私が食べられないほど辛くはありません。
案外食べ易くて、箸が進みます。

お次は久々の水餃子

北京より北方のエリアでは餃子の皮が厚くなるらしいです。いかにも主食という印象。

ここの餃子ももちッとした食感が特徴。餡の味も濃いので、タレをあまりつけなくても充分美味しくいただけます。
中華圏に旅行すると、なにかと小籠包を食べたがる方々がいますが、中国では水餃子のほうがポピュラーだと感じます。ましてや焼き餃子なんて、残り物の処理メニューのはず。
そして炒飯

豚のミンチと卵の炒飯です。

パラパラというよりはシットリ系で、ギュッと固めて盛られているため、食べた感じは粽や炊き込みご飯に近いような。
メニューにはこの他に〈東北蛋炒飯〉というメニューがあります。こちらはピラフに近い薄味でパンチがそれほどないため、肉碎蛋炒飯のほうが私は好み。
私は食べてないけど、麺も紹介しておきましょう。

メニュー名は、麻辣牛肉熱湯麺

真っ赤なスープと牛肉、パクチーが入り、いかにも中国東北地方のラーメンのイメージ。

刀削麺じゃないのが不思議なくらい。
最後に運ばれてきたのは東北大拉皮

高級冷やし中華のアタマだけみたい一品でした。

赤唐辛子は入っているものの、キュウリや白キクラゲ?の影響か、辛味より酸っぱさが口に残ります。

〆て、お勘定は415HK$。二人で約8千円。
以前はもう少し廉価で大衆中華の人気店の印象だったものの、今は安定した中堅高級中華といったポジションでしょうか。
かつてはブログ上で酷評したこともありましたが、中国東北料理の良店と評価を改めます。

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