世界文化遺産「富士山本宮浅間大社」~御朱印集め開運紀行㉖~

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▶ 目次
1.浅間神社の総本宮

2.流鏑馬像に競馬の的中祈願?
3.浅間造りの美しい社殿
4.パワースポットがいっぱい
5.御朱印とお守り

浅間神社の総本宮

富士山周辺の神社は、概ね行き尽した感もあったのですが、まだ一つ重要な場所を訪れていませんでした。
それが富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)。



全国に1300社ある浅間神社の総本宮で、駿河国の一宮。東海地方最古の社。

駿河国ということは静岡県となり、焼きそばで有名な富士宮市にあります。

「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されています。富士山を御神体としており、富士信仰の中心地で、境内の広さは約17000坪とか。
富士山頂に奥宮があり、富士山8合目からは浅間大社の境内となります。
創建は2000年以上前の紀元前27年頃。噴火を繰り返す富士山の神霊を鎮めるために、富士山麓に祀ったのがはじまりとされています。現在の地に建立されたのは806年。
富士山の強力な龍脈をカバーする形で、富士山の南西、表富士を望む「陽」の地に富士山本宮浅間大社が、富士山の北東の対角線上の「陰」の地に北口本宮冨士浅間神社が、陰陽ペアで鎮座していると言われています。

桜が美しいこともあり、この時期は結構な人出が予想されるため、休日は駐車場の確保が難しいかも?
過去に、山中湖の帰りに寄って、パーキング難民になり、断念したことが何度かありました。
*その時のお目当ては、富士宮焼きそばだったのですが…。
今回はGW前の土曜日だったので、朝6時半に家を出て、8時過ぎに到着。二之鳥居前の第2駐車場を確保できました。


パワースポットとして有名ですが、新屋山神社などと比べると、なんだか緩いというか明るい雰囲気。

キャラクターの「さくやちゃん」。主祭神である木花之佐久夜毘売命 (サクヤヒメ命)が由来でしょう。
案内板でおおまかな位置関係を掴みます。


二之鳥居をくぐると三之鳥居までは約100m。

灯籠や狛犬も勇壮です。

流鏑馬像に競馬の的中祈願?

鏡池の正面にあったのが、流鏑馬像。
実はこの馬の顔を撫でてから、ずっと競馬が的中してきます。
これも流鏑馬効果?

こちらでは毎年5月に流鏑馬祭りが奉納されるそうで、この像は鎌倉武士が巻狩を行っている様子なのだとか。

楼門前の石段上にある鉾立石(ほこたていし)。

そして楼門の左手の手水舎で、手を清めます。

楼門の左右にあった歌が書かれた大きな絵馬。

建物の色が悉く朱色なのもそうですが、全体的にとてもダイナミックな印象です。

これが楼門。ここをくぐれば拝殿・本殿です。
境内は空気が凛として気持ちいい。

拝殿右手には武田信玄が寄進したという通称・信玄桜。

絵馬が飾られたこちらの葉桜も美しいフォルム。

この日は曇り空でしたが、晴れた日はこの角度で富士山が望めるらしい。

浅間造りの美しい社殿

さぁ、拝殿に参りましょう。

社殿は、徳川家康が関が原の戦いに勝利して寄進したもの。全国の名だたる宮大工を集めて造営させたという二階建ての浅間造り。本殿は国の重要文化財に指定されています。


富士山をなぞるような山形の屋根が特徴。なんとも美しい神社です。

パワースポットがいっぱい

富士山本宮浅間大社で一番のパワースポットは、社殿の右奥にある「湧玉池」(わくたまいけ)。

江戸時代は「富士講」と呼ばれる富士山信仰が盛んで、湧玉池で身を清めた後で富士登山に向かったらしい。

湧玉池に富士山の雪解け水が溶岩の間を通って、豊富に湧き出しています。この池の流れ出しが、都心に流れる神田川。


こちらは「稲荷神社」

そして、本殿右奥の天神社の後ろの森がパワースポットという評判。

御朱印とお守り

社務所は拝殿の右手にあります。

初穂料300円。

お守りの授与所は逆側になります。

交通安全が多かった気がしますが、縁結びなど豊富なラインナップ。




私が購入したのは、開運招福御守。1,000円でした。


裏面は光の角度によって、見える文字が変わる仕組み。
おみくじもこんな感じ。


これでお詣りは一通り終了。

富士宮焼きそばに舌鼓

まだ10時前ですが、せっかくなのでお宮横丁をのぞいていきます。

まだ開店前のよう。

焼きそばの神様にもお詣りしておきます。

神社の敷地内のショップはすでに開いていました。

お店の名前は「ここずらよ」。なんじゃそりゃ?


富士宮焼きそば(並・500円)とみそ田楽(180円)をいただきます。


モチモチした太めの麺と、魚の削り粉がかかった一般的な富士宮焼きそばです。

桜の時期が終ってしまったからか、早朝だからなのか、参拝客が少なくてなんとも穏やかな参拝でした。

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