【房総半島漫遊記#3】千葉県屈指のパワースポット「香取神宮」~御朱印集め開運紀行#62~
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目次 香取神宮の御由緒 交通アクセスと賑やかな門前町 楼門と拝殿が大迫力の境内 御朱印と御守、そして要石へ |
香取神宮の御由緒
1月末の千葉・房総の旅で最初に参拝したのは…
下総国一之宮の「香取神宮」。
全国に約400社ある香取神社の総本社で、明治以前に《神宮》の称号を許されたのは伊勢神宮、鹿島神宮を含め三社だけという、非常に社格の高い神社です。
御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。
出雲の国譲りの神話に出てくる神様で、天照大神(あまてらすおおみかみ )の命で、武甕槌大神(たけみかづちのかみ)と共に、出雲国の大国主神(おおくにぬしのかみ)の元に出向き、交渉の末、葦原中国(あしはらのなかつくに )を譲り受け、日本の国を平定したと言い伝えられています。
その後、経津主大神は武術の神として香取神宮で祀られ、勝運・交通・災難除けなどにご利益があるとのこと。
(ちなみに武甕槌大神は鹿島神宮の御祭神となっています)
日本建国の神様であることから、香取神宮は《千葉県最強のパワースポット》と呼ばれているわけです。
交通アクセスと賑やかな門前町
香取神宮は、水郷と呼ばれる国道51号沿線・利根川付近の千葉県香取市内(旧佐原市)にあります。
JR佐原駅からはタクシーで約10分。クルマなら東関道の佐原香取ICから1.5km。
参道前の第一駐車場。平日なので普通に停められました。
旧参道と表参道からのアプローチがありますが、商店が並ぶ表参道から進みます。
なかなか賑やかそうな商店会。
ちょっとだけお店を紹介していきます。
入口脇にある「亀甲堂」。
お団子などの軽食も豊富。
わらび餅や紫芋コロッケで人気の「岩立本店」。
私はここでわらび餅と紫芋のどら焼きを帰りに購入。
「和茶房うの」。
甘味処でしょうか。
楼門と拝殿が大迫力の境内
約100mの商店会を抜けて、社号標のある鳥居へ。
ここからが表参道になります。
香取の森(千葉県指定天然記念物)と呼ばれるご神域となっているとおり、空気が凛として厳かな雰囲気。
歩くと聞こえる玉砂利の音が気持ちいいです。
200m近く歩くと、大鳥居が見えてきます。
その奥には「総門」。
両脇には狛犬が鎮座。
はっきりした顔立ちの狛犬さんです。
総門をくぐると手水舎。
清め方はイラストで図示されていました。
その右横には重要文化財の「楼門」。
元禄13年の造営だとか。5代将軍・徳川綱吉の時代。純和様の様式で、丹塗りが施されたもの。
中央扁額の「香取神宮」の文字は、東郷平八郎の筆だそうです。
楼門の先に見えていたのが「拝殿」。
黒漆を記帳とした渋い社殿です。造営は1,700年。徳川幕府によるもの。
屋根は檜皮葺なんだそう。
拝殿の左側からぐるりと回って、奥にそびえる本殿や摂社(御殿回り)を見ていきます。
↓こちらが本殿。
この向かいには「三本杉」と呼ばれるパワースポット。
根本で繋がった一本の巨木。
源頼義が参拝した際に「三つの願いが成就するなら、この杉が三岐に別れん」と祈願し、三又に分かれたという伝説があります。平安時代の話です。
中央の樹の中は空洞になっていました。柵があって触れることはできません。
三本杉の左にあるのは「神饌殿」。
杉の右側は「匝瑳神社」。
本殿の裏門の正面にあるのは「大刀自神社」。
その奥にあるのが「鹿島新宮」。
拝殿の右手奥に入口がある「桜馬場」。
奥には「鹿苑」があるはず。
一周して拝殿右脇に戻ってきました。
正面に見えるは樹齢千年の御神木。
宝物館という建物があり、その横に社務所と授与所が。
ここで御朱印をいただきます。
御朱印と御守、そして要石へ
授与所です。
混雑していなかったので、さくっと御朱印を書いていただきました。
初穂料は500円。授与時間は9:00~17:00。
授与品も豊富です。
鏑矢と破魔矢。各2,000円です。
↓御守り類。
武運に優れた神様なので、スポーツでの勝利を祈念する〈体育勝運守〉あたりが人気のよう。
で、私がいただいたのはこれ。
厄除・身代り守の男性用。
今年が本厄のためこれにしました。
500円で災難の身代わりになっていただけるなら安いもんです。
ぼちぼち暗くなってきたので、楼門の外に出て、参道を後にします。
参道の途中にある、もう一つのパワースポットを最後に目指します。
目的地は「要石」。
護国神社の社標が目印。
小型の鳥居の先には、階段の急坂。
森の中の丘の上にあり、最初に「護国神社」にたどり着きました。
さらにその奥にあるのが「押手神社」。
この祠の正面に、要石が置かれた柵が見えます。
これが話題の「要石」。
何の変哲もない、人間の頭部大の丸い石。一応、説明書きがありますが、よく判りません。
地震を起こす大鯰(おおなまず)を抑えるために、地中深くまで差し込まれていると言い伝えられています。
鹿島神宮にも同様のものがあり、二つは繋がっていて、鹿島では頭を押さえ、香取側では尾を押さえているんだとか。
簡単に持ち上がりそうに見えますよね。
だけど、あの水戸光圀公が家来に命じて周囲を掘らせた際に、7日間かけても全く底には達しなかったという記録があるそうです。怪我人も出たため祟りを怖れて中止したと伝えられています。そういうことをするもんじゃないですね。
私も小銭を投げて、地震が来ないことをお祈りしておきました。
同じ参道の途中に、「奥宮」という社殿があるようなのですが、探しきれませんでした。
これにて参拝終了。
参道を抜けて、駐車場に戻りました。
1日目の宿泊は、成田駅近くのインターナショナルガーデンホテル成田。
Booking.comで素泊まり5千円台で泊まれてラッキーでした。部屋の広さも30㎡近くあり大満足。
明日は成田山新勝寺を訪れます。
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