ナポリタン発祥の店・ホテルニューグランド〈ザ・カフェ〉はプリンアラモードとシーフードドリアの発祥の地でもあるのだ~横浜の尊いグルメ#21
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横浜・山下公園前のホテルニューグランドと云えば、連合国軍総司令官であったダグラス・マッカーサーが宿泊したホテルであることや、ユーミンこと荒井由実(今の松任谷由実)さんが結婚式を挙げた場所として有名です。
そして、何より1階にあるザ・カフェというレストランは、ナポリタンスパゲッティ発祥の店として、名を馳せています。
ついでに言えば、プリンアラモードとシーフードドリアもここから始まっています。
私としても、横浜に住んでいるからには、一度は伝統の味を味わっておきたいと思っておったのですが、近いからこそ行かないというジンクスどおり、足が遠のいていたのも事実。
転居の前に行っておかないと一生食べられないかも?
そう決意して11月以降、何度か足を運んだものの、今の元町中華街エリアの人出は驚異的。
昼前後に訪問すると10組以上の待ち人が客待ち表に記入されているわけです。
意を決して、クリスマス前の10時過ぎに潜入してみました。
さすがに平日の朝、開店直後なら客は数組。余裕で席に案内されました。
ほらね、ガラガラ。
メニューです。
スパゲッティナポリタンは2,277円。シーフードドリアは2,909円。
プリンアラモードですら1,897円のお値段。
円安とかインフレとは無関係に完全にブルジョアの食べ物です。
価格の高さに慄いたわけではなく、気持ちがナポリタンに向かいません。
朝、10時半からナポリタンはねぇ。
ネットの口コミを読むと、シーフードドリアを称賛するコメントもたくさん見かけました。
今日の昼食はシーフードドリア。デザートはプリンアラモードに決定。
優雅にオーダーを済ませます。一応、「シーフードドリアとプリンアラモードもここが発祥ですよね?」と確認することも忘れませんでした。
10分ほど待って、シーフードドリアから到着。
一緒に持ってくるなどという中華街のような無粋なサービスはありません。
一人用の土鍋に近い器で出てきました。まずまず綺麗に焼き目が付いたドリアです。
スプーンを入れて、少し混ぜると具が顔を出します。
海老とホタテは確認できました。あと、イカも入っていたでしょうか。
非常に美味です。海老を中心とした海の幸の出汁がクリームソースによく合っていて、洗練された味です。
ライスの火の通り方も絶妙。
粉チーズも別についてきて、味を変えても、いい感じ。
3千円の価値があるかは微妙ですが、文句のつけようがありません。
量も丁度よく、あっという間に食べきりました。
これならデザートも問題なくいただけそう。
給士のお嬢さんを読んで、プリンアラモードを持っていただけるようにお願いしました。
上品で美しい盛り付けです。
先月、みなとみらいの「水信フルーツパーラー」をご紹介しましたが、こっちはこっちで旨そうな風体です。
*「水信フルーツパーラー」の記事はこちら。
予約必須!水戸岡鋭治氏デザインのみなとみらいのスイーツ店「水信フルーツパーラー」のフルーツパフェ〜横浜の尊いグルメ#18
ところで、アラモードとパフェの違いって何なんですかね?
調べると、【アラモード】はフランス語の〈最新の・流行の・洗練された〉という意味で、もうひとつ〈洋菓子や果物などにアイスクリームや生クリームを添えたもの〉といった意味があるそうです。
和製英語のこじつけっぽい匂いがしますね。
*ちなみにパフェの語源はフランス語の「パルフェ(parfait)」。 英語でいうパーフェクト=完璧という意味がありフルコースの後にだされた完成度の高いデザートのこと。 同じようなメニュー名でサンデーがありますが、こっちはアメリカで使われるんだとか。
それはそれとして、まずプリンの味がかなり濃いです。
ややネットリ系で、子供の頃にケーキ屋で買った高級プリンの食感に極めて近いです。
決して母親が家で作ってくれたハウス社のプリンの緩さは微塵もありません。
アイスクリームのバニラの風味が凄いです。これぞ本格バニラアイス。
果物はキウイとみかんとりんご、さくらんぼとプルーン(たぶん)でした。
こんなものを子供の頃から食べていたら、また違った大人になっていたかもなぁ。
スパゲッティナポリタンは未来の宿題として残しておきます。
いつか実現させましょう。ホテルの中庭と2階のロビーを見物して帰ります。
家まで20分のウォーキング。カロリーを消費せねば。
みなとみらいにできたザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜のシンパンケーキのほうが興味あるかなぁ。
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