本場中国には絶対ない!!「大連餃子基地」の羽根付き餃子〜横浜中華街ならこれを食え#11

今回、ご紹介する横浜中華街のお店の名前は、
大連餃子基地〈ダリアン〉。

中華街の他、横浜駅、麻布十番、渋谷、丸の内、有楽町にも店舗があるチェーン店。アジアンテーブルという会社が経営していることを後から知りました。
元町・中華街エリアに引っ越してきた時に、唯一誓ったのが、
一般的なチェーン店には極力入らないこと。
熱烈中華食堂日高屋やcoco壱番屋が私を誘ってきますが、どんなに晩飯のアイデアが枯渇しているときにもお断りするようにしています。(すみません、8/3に不覚にもコメダ珈琲に入ってしまいました)


「餃子基地」などという個性的な名前がついていますが、このような場所が遼寧省大連市に実在することはありません。
そもそも水餃子を主に食べる中国北部で、焼き餃子(しかも羽根付き)を売りにする中華料理店があるとは思えません。(逆輸入されていれば話は別ですが)
羽根付き餃子については、元祖と云われる東京・蒲田「你好」の店主も、日本に来てから考案したと自店のサイトで語っています。
そもそも餃子の話をすれば、中国本土では水餃子や蒸し餃子が一般的。 焼き餃子は残った餃子を焼いて食べることが多く、「鉄貼(グゥオティエ)」と呼ばれます。
また中国北部では小麦が主食のため、餃子とご飯は一緒に食べません。皮が分厚く食べ応えのあるものが多いのが特徴で、油を使った焼き餃子が一般的でないのも、水餃子や蒸し餃子の方が一度にたくさん食べられるから。
一転して、日本の主食は米。米に合うおかずとして、香ばしい焼き餃子が好まれました。餡の中ににんにくを入れたり、つけだれにラー油を使うのも全てお米を食べるため。日本独自のスタイルと言えます。
理屈はともかく、美味しければルーツなんてどうでもいい(嘘つけ)ので、横浜中華街大通りの人気店を仕事帰りに訪問しました。

店前の看板で、この店の押しメニューが餃子と火鍋であることが判ります。



さすがにまだ猛暑が続いているので、火鍋に食指は伸びませんが、ショーウィンドーでもまるでピザのように、各種の餃子が並んでいます。

平日の夜でも結構混んでします。通されたのはキッチン前のカウンター席の一角。
狭くて、照明も暗いのでメニューの撮影もままなりません。
私のオーダーは、大連焼餃子(7個入り640円)

そして、黒チャーハン(930円)
*日本人なのでご飯と一緒に食べるのだ。

汁物が欲しかったので、サンラースープ(680円)を頼みました。

店内は多人数で来ている若い客が多くて、火鍋を食べているカップルも見かけます。
まずはサンラースープから到着。

これ、かなり美味しいです。

普段は黒酢や酸辣系のラーメンはあまり食べないのですが、かき玉の効果なのか、酸っぱいだけでなく旨みもしっかりあり、私の人生でもかなり上位ランクの酸辣スープです。

これがまた、この後出てくる味のない黒チャーハンとなぜか合うんです(笑)。
そしてこれが噂の黒チャーハン。

恐らく中国産の黒米を使っていると思われます。

さすがに中国醤油だけではここまで色が着くとは思えません。

でも、如何せん味があまりしない…。
卵や他の具とのマッチングが悪いのかも?
確かマカオでも失敗した記憶がぶり返しました。
そしていよいよ、羽根付き餃子の登場です。

網状の立派な羽根?が上に乗っかっています。

パリッとした食感は当然なのですが、餃子の中身が意外やジューシーで、食べた瞬間に旨味いっぱいの肉汁が口の中に伝わってきて、なかなか美味。
薄味なので、醤油とラー油はあった方がいいかも。

ただ1個1個のボリュームが欲しいかなぁ。
でもやっぱり焼き餃子。お皿に油が浮かんでいます。

軽くて食べやすい焼き餃子でした。
言い方を換えれば、これがチェーン店の特長かも。
でも推しは〈サンラースープ〉かなぁ。

これなら火鍋も期待できるかもしれない。
営業時間/11:00〜23:00(無休)

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