マカオの観光写真館〜カジノだけじゃない澳門の風景に想いを馳せる〜
定番のセナド広場周辺から
カジノに行かない方々は、やっぱり半島側のこのあたりがマカオらしい街並でしょう。
↓ご存知、観光の中心地「セナド広場」。中国語だと《議事亭前地》。
人が歩いていなければ、緩やかな曲線を描いた石畳がこんなにも優雅なことに気づきます。
これが旧正月ともなれば、真っ赤な飾りつけで空前の人混みと盛り上がり。
↓こちらは聖ドミニコ教会。
マカオはポルトガル領だったため、アズレージョの青が強調されがち。でも個人的にはこのパステルイエローの色使いこそが、温暖で開放的なポルトガルっぽさを表している気がします。
(ゴシックロリータの衣装が欧州風の街並みに妙にマッチしていると思えるのは、私が変態だからでしょうか…)
ちなみにアズレージョのタイルはこんなイメージ。
噴水側から反対を見ると「民政総署」↓。
マカオを旅した殆どの観光客が訪れるのは、やはりここですかねぇ。
不思議なのは2019年に同じ建物を撮影した際には、「民政総署」が「市政署」に変わっています。
時間があったらクリックして拡大してみてください。私は気になって夜も眠れません。
↓最大の人気はやはり「聖ポール天主堂」。
人の顔をぼかすのが馬鹿らしくて、最近ではブログには使いたくない観光名所。
中国語名だと《大三巴牌坊》となるので、案内板を見ても連想できません。
でもなぜか裏側には人がいなくて、こんな感じ。
19世紀の火災で木造の建物が焼失し、石の壁だけが残ったという奇跡の景観です。これをベースに復元しようとしなかったのもある意味、奇跡かも?
階段の麓にあるこの輪っかも、人気の写真スポット。名前を忘れてしまいました。
我慢して、この脇から階段を昇っていくと「モンテの砦」が見られます。
17世紀にイエズス会の協力のもとに造られたマカオ最強の防御施設だったんだとか。
このように大砲が並んでいて、敵となる正面にはグランドリスボアが聳え立っています。
となると、お決まりの構図で皆がこんな写真を撮っているわけです。
「ラスベガスをぶっつぶせ」なんて映画もありましたが、まさに〈グラリスに一撃!〉って感じでしょうか。
最近お亡くなりになった〈マカオの王様〉スタンレー・ホーさんの銅像もおまけで掲載しておきましょう。
だんだん調子が良くなってきたので、次ページはもう少し旅情のある画像をご紹介します。
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