「佛笑楼餐廳」ポルトガル料理店なのにアフリカンチキン?《マカオの微妙なグルメ④》~男子ごはんでもレシピ公開~

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ポルトガル料理の有名店

ポルトガル料理と思いこんでいたのですが、創業1903年ということは、もはやマカオ料理なのでしょうか?
有名な「佛笑楼餐廳(Fat Siu Lau)」に初めて訪れました。

2017年9月のマカオ遠征の初日の昼間、福隆新街でフカヒレスープを求めて散策しているときに、休憩中の年老いたボーイさんが店前で煙草をふかしていて、
「明日の夜、ディナーしたいのだけど、予約は必要?」と英語で尋ねました。
「How many?」とか聞き返されて、
「One」って答えたら、「No need」と返ってきて、「好きな時に来ていいよ」みたいな感じ。
ちゃんと予約が必要と聞いていたため、肩透かしです。



金曜の18時に訪問


開店直後で、香港のご家族という風の6人組が1組だけ。
若いボーイのあんちゃん(ぞんざいでほんとにそんな感じ)が、席に案内してくれ、オーダーを取ります。
事前に様々なサイトやブログで入念に調べてあり、食べるものは決めてあります。
添好運」の飲茶の後で、蟹カレー(Curry Crab)はさすがに控えることに。
定番の「アフリカンチキン(中国名で非州鶏)」と「車海老のニンニクバターソース(Grilled King Prawns)」を注文し、デザートは「スフレ」(シュークリームが膨らんだような焼き菓子)を頼みました。
しかし、今日はスフレはないとのこと。実はこれが一番楽しみだったのに残念。
「セラデューラ」にしろと勧められ、しぶしぶOKしました。
飲み物はアイスレモンティー。*カジノが目的のため、マカオではあまり酒を飲みません。

ここで給仕が女性に交替。ぽっちゃりした40歳くらいの広東系で、しきりにお茶を継ぎ足してくれたりと、愛想がいい。
マカオ(特にカジノ)にいると中国人の不機嫌の洗礼にずっと耐えているため、たまに優しくされると、とても嬉しくなります。
でも不愛想な中国人も慣れてしまうと、おかしな気を使わなくなり、それはそれで居心地がいいのですが…。
まずはパンがきました。

硬くて私の好みではないです。炭水化物を基本食べないからスルー。
こちらは〈車海老のニンニクバターソース(Grilled King Prawns)〉。

想像通りのニンニク風味で、これは美味。
アフリカンチキン〈非州鶏〉が登場。

ソースが多めにかかっています。
添えてあるのがポテトサラダだったりして笑えます。
何回か食べたグランドラパ内の「カフェ・ベラ・ヴィスタ」(下の写真)はソースが少なくカラッと揚げた印象で、それとは少し違います。
リオホテル近くの「新口岸葡国餐」はベラ・ヴィスタと近いです

どちらかというと「ベラ・ヴィスタ」のほうが好みかなぁ。

ベラ・ヴィスタ>佛笑楼>新口岸葡国餐としておきましょう。
まだ「ソルマー」や「ダンボ」では食べてないし、結論はまだ先かな?
さすがにどの店でも2,000円以上を超えるメニューだし、採点も厳しくなりますね。
どこの店にも言えるのは、使っている香辛料が日本人の口に馴染みにくいのが難点です。
醤油を少し混ぜるか、いっそのこと照り焼きソースにしてくれたら、すんなり食えるかも?
でも、それじゃマカオ料理ではないですね。
デザートは〈セラデューラ〉。

冷たかったのと意外と硬かったことに驚きました。ミルフィーユ風のアイスクリームケーキに粉砂糖(きな粉っぽくもありました)を振った感じ。リピートはしないでしょう。
愛想のいいウェートレスにコーヒーを勧められ、素直にいただきました。おそらく有料です。
お会計は670HK$。9,380円かぁ。
チキンが3,000円、海老が4,000円という計算でしょうか。サービス料も加算されているでしょう。
マカオフリークとしては一度は訪れるべき名店であり、悔いはないものの、スフレを食べられなくて残念です。



なんとか次回、それだけの注文が聞き入れられるか、チャレンジしてみます。
たぶんダメ?

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