アマビエで疫病退散! 愛知県瀬戸市の「深川神社」~御朱印集め開運紀行㊽~
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尾張瀬戸駅で門前町めぐり
出張で行った愛知県瀬戸市でのランチタイムを利用して、深川神社を参拝してきました。
久々の御朱印めぐりなのですが、元々その予定ではなかったので御朱印帳も持参せず、急な訪問となりました。
本当の目的は、神社の前に店を構えるこちら。
超有名な「うなぎ田代」さん。
ミシュランビブグルマンに載っている鰻の名店なのですが、11時半に到着した段階で、残念ながら本日の受付はすでに終了。
判っていたとはいえ、朝10時前に店に出向いて、予約を入れないとダメみたいです。
恐るべし、田代。
次に向かったのは、味噌カツで有名なこの店。
元祖みそかつレスト「サカエ」さん。
味噌カツが名古屋ではなく瀬戸の名物なのか、さらにここが元祖なのかも定かではありませんが、地元では人気があるようです。
しかし、行ってはみたもののこの日は臨時休業のため、元祖みそかつにもありつけませんでした。
仕方なく尾張瀬戸駅周辺を歩き回ります。
こちらは瀬戸川饅頭で有名な「川村屋賀栄」さん。
猫の足の肉球を模した〈ねこ饅頭たま〉というのを求めて入店したのですが、すでに売り切れ。
駅前には誰も歩いていないのに何が起こったんだ?
なんの収穫もない瀬戸の旅となっています。グルメ番組なら完全にADのクビが飛んでいるでしょう。
このアーケードは「せと銀座商店街」というんだそうです。
お昼前だというのに、人っ子ひとり歩いていません。
今年の「せともの祭り」が先週の9/12・13に予定されていたのが中止になったようで、その余波でしょうか。
それでも瀬戸市といえば、今や将棋の藤井聡太君の生まれた街として注目の場所。
このように商店街のあちこちに、彼を応援する飾りがたくさん出ているのですが、なにせ人がいないので却って寂しく感じます。
盛り上がっているのかどうかもよく分かりません。
道沿いには様々な招き猫がディスプレイされていて、〈フォト猫〉としてインスタ映えを狙っているのか?
瀬戸市には日本最大級の招き猫ミュージアムがあるそうで、焼き物の町らしく置物としての招き猫の生産も盛んです。
昼食は名物の瀬戸焼きそば
参拝前に昼食です。深川神社の鳥居の真ん前にある「吾妻軒ワールド」さん。
食べたかったのは〈瀬戸焼きそば〉です。
ホントは「一笑」さんというアピタの近くにある人気店を狙っていたのですが、予約制でテイクアウトが基本。
旅で来てテイクアウトってものなぁ。
ということで、店内で食べられることを確認して、こちらでいただきました。
〈瀬戸やきそば〉は500円です。それをひとつ。
瀬戸やきそばとは、豚肉を醤油で煮たタレを使って炒めた焼きそばなんだとか。蒸し麺を使うそうです。
そばが短めで、なんかボソボソとした印象。
醤油味かなんだか知らんが、あんまり味がしない。
そもそも、焼きそばが瀬戸のソウルフードなんてことは、名古屋生まれの私でも知りません。
おやつメニューというのが壁にありました。
ややっ、〈たません〉がある。
私は俄かに色めきだちました。
〈たません)とは、名古屋の駄菓子屋でよくあったメニューで、長い辺が20cm程度の楕円形の薄焼きの海老せんに、玉子を薄焼きで乗せて、味の素と青のりを振りかけたもの。
子供の頃に食べた懐かしいファストフードです。
ここでも【瀬戸のソウルフード】と書いてあります。
たまりかねた私は店員さんに
「名古屋にも子供の頃は〈たません〉が合ったんですけど、発祥は瀬戸なんですか?」
と尋ねたところ、店員さんは合点がいかず、奥の方から
「瀬戸が発祥ってわけではないんだろうねぇ」
という大将の声が聞こえてきました。
なんでもかんでも元祖を名乗る、B級グルメ便乗商法というのもいかがなものかな?
さすがにこの後、仕事が待っているので、たませんを頬張るのはやめておきました。
そして深川神社、参拝と御朱印
深川神社は瀬戸の産土神であり、創建は771年。
御利益は子孫繁栄と無病息災と、わりとオールマイティーな神様。
6世紀頃に作られたという約4メートル四方の横穴式円墳があることで知られています。
鳥居のお隣りに馬の像が見えたので、近寄ってみました。
瀬戸と馬の関連は聞いておりません。
謂れは全く存じ上げませんが、とりあえず撫で撫で。
この翌週のセントライト記念で、バビットの逃げ切りを見事的中(馬連14.6倍)させていることが御利益の証。
境内に瀬戸で唯一のビジネスホテル(瀬戸パークホテル)があるというのも異色です。
手水舎で身を清め、本殿に向かいます。
二礼二拍手一礼で、健康を祈願。
拝殿の右脇に、謎の人形が飾ってありました。
疫病退散のせともの人形〈アマビエ〉!?
アマビエは、江戸時代から肥後国(熊本県)の海に伝わる半人半魚の妖怪で、疫病封じにご利益があると言われています。
この9月に新型コロナウイルスの収束祈願として、妖怪「アマビエ」を菊人形師にわざわざ作っていただいたんだとか。
深川神社のお隣りには深川奥宮稲荷社。
鮮やかな朱色の鳥居が並んでいます。
鳥居の先にはお稲荷さん。
その右側には、瀬戸の焼物の祖と云われる加藤四郎左エ門景正(藤四郎)が祀られている、陶彦(すえひこ)神社があります。
神社内にある重要文化財「陶製狛犬」は、神のお告げに感謝した藤四郎が奉納したものとされています。
賽銭箱の隣りに、かわいい狛犬が飾ってありました。(これは重要文化財ではありません)
大きいのは〈なでこまいぬ〉。一応撫でておきました。
小さい方は〈お願い狛犬〉。手続きがイマイチ理解できなかったのですが、黙って持っていってしまう不埒な輩はいないのでしょうか。
そして、社務所にて御朱印をいただきます。
書置きのみで500円。
藤井君にあやかって、将棋の駒をアレンジして飾りにしているそうです。
でもまぁ、なんとも達筆な御朱印だこと。
字で有り難さが変わるとは申しませんが、どうせ書置きなら、もっとお上手な方がいなかったのだろうか…
とか思いながら、仕事に向かう私でした。
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