福隆新街でポルトガル料理なら「福龍葡國餐(Dragon Portuguese Cuisine)」も試してみましょ〜マカオの微妙なグルメ㊹〜
福隆新街の現在事情
マカオ半島の人気のストリートといえば〈福隆新街〉。セナド広場からも近くて、私が好きなエリアのひとつ。
大きな変化といえば、
最近、歩行者天国(早朝から深夜1時まで)になったんです。
以前はこんな狭い通りに、平気でクルマが入ってきていたことを考えれば、子供が走り回っても安全な現在はとても微笑ましく感じます。
すっかり散策しやすくなりました。
それと、いつのまにか全店舗の扉(と窓枠)の色が、
赤から緑に変わっています。
風水で決めたという噂。
↑こちらは2020年頃の福隆新街。
カジノ運営会社のウィンがプロデュースして、この通りの活性化を任されているんだとか。
SNS映えを意識したうさぎのマスコットが置かれているのは、何かの企画でしょうか?
ちょっと安易では?
本格的なポルトガル料理が食べたい
この福隆新街で「佛笑楼」と並び、人気のポルトガル(マカオ)料理店をご紹介します。
福龍葡國餐(Dragon Portuguese Cuisine)。
入口はやや小さめですが、通りがかるといつも客で埋まっている、予約必至のレストラン。
国慶節明けの日曜。20時半でまずまずの客の入りでしたが、今回は予約なしで2階に着席できました。
マカオでは、レストラン(食堂)が一定の水準を超えた途端、いきなり接客態度がよくなります。(まぁ中華料理系はかなりハードルが高いけど)
ここもちゃんと教育が行き届いていて、雑な振舞いがありません。
すみません。店内の照明がアンバーで、メニューの撮影が厳しかったです。(いつか再撮してきます)
注文したフードは5品。
マカオ料理の定番、〈アフリカンチキン〉。
アフリカンチキンって、マカオでしか見ないメニューなんですが、店によってソースの味付けや粘度がかなり違います。
ここんちのソースは、チリの割合いが少なめで、カレーっぽい味を微かに感じました。
骨付きチキンにがっつり焦げ目がついているのが分かります。
中の肉は柔らかく、なかなか美味。癖もないし誰の口にも合いそうな味。
〈ダックライス〉にもハマっています。
ポルトガル風炊き込みご飯で、ライスの中に混ざったダックのほぐし身と、お焦げになったご飯が絶妙のバランス。
パリッと焼かれたソーセージも効いてます。
ただしダックライスについては、どこで食べてもそれほど味が変わらないような…。
まぁそれだけ安定した旨さかと。
マカオは〈あさりのワイン蒸し〉も隠れた人気。
ただ貝殻が割れてのが多いのと、身が小さかった…。
前菜で〈クラムチャウダーのスープ〉も注文しました。
海鮮が多いマカオ料理では、グリーンワイン(VINHO VERDE)がよく飲まれています。
〈CASAL GARCIA〉にしとけば安くて間違いなし。
ライトな白の発泡ワインですが、フルボトルで2/3くらい飲んだら、ベラ酔いしました。
マカオのこのてのレストランって、ちょっと硬めのパンが美味しいですよね。
最後にプディングをいただいて終了。
露出が足りなくて撮影に苦労します。
(SNS映えを考えたら、もっと明るくしたほうが喜ばれるんじゃないかな?)
お会計は700HK$くらいだったと記憶しています。
酔っ払っていて、ちょっと不明瞭。
ワインのグラスが空くとすぐに来て注ぎ足してくれるし、取り皿もマメに替えてくれます。規模が大きすぎないこともあり、気遣いの行き届いた良店です。
ロケーションも良いし、リピートします。
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