• HOME
  • ブログ
  • 東京グルメ
  • 明治30年創業の桜なべの名店「みの家」で馬肉を喰らう。ダービー予想の前祝!?~東京の微妙なグルメ#13

明治30年創業の桜なべの名店「みの家」で馬肉を喰らう。ダービー予想の前祝!?~東京の微妙なグルメ#13

《当サイトはアフィリエイト広告を利用しています》

▶ 目次
桜鍋の老舗でダービー的中の前祝
カレーパンの元祖が森下駅にあった!?

桜鍋の老舗でダービー的中の前祝

東京・江東区森下にある明治30年創業の老舗で、馬肉を食べてきました。
5月25日の土曜日。そう競馬の祭典「日本ダービー」の前日です。
競馬仲間の元同僚Kさんと、前祝いに馬を食べて馬に勝とうという宴です。
訪問したのは桜鍋の名店「みの家」さん。

*江戸時代、獣肉を食べることが禁忌とされていたため、隠語としてその肉の色から【桜肉】という名前で呼ばれていたという説があります。猪肉は【牡丹(ボタン)】、鹿肉は【紅葉(モミジ)】と呼ぶのもその名残り。
このお店、1・2階で個室を含めて約140名のキャパがあると思われますが、休日のランチタイムは店前で行列を作っているという噂もある人気店。テレビでもたまに取材を受けています。
さらに4名以上でないと予約を受けないそう。
Kさんと相談して昼飯時は避けて、夕方の営業開始とともに突入しようと決めました。
森下駅は都営地下鉄の大江戸線と新宿線の停車駅。

京急の三浦海岸駅から向かう私は、品川を通過し大門駅で大江戸線に乗り換えて7駅目。
約1時間半の小旅行です。(それでもアクセスがいいほう)

森下駅のA6出口で地上に出ればこのあたりです。徒歩で1分程度。

建物は昭和29年建築とのこと。
土曜の開店時間の16時ぴったりに来店したため、ほぼ一番乗りでした。

渡された下駄箱の札も「あ」でした。


店内は物凄く奥行きのある造りで、縦2列に卓袱台が並んでいます。
1階は70名が座れるらしいです。
メニューを拝見。

店外には《馬豚鍋》の看板が出ていましたが、メニューには馬肉だけです。

我々の注文は、〈肉さし(馬肉刺身)〉を1人前と、
〈桜なべ〉を2人前。焼とうふ・榎茸・玉子2個をトッピング。
さらにロース肉を1人前追加の予定。
ドリンクは瓶ビールを2本注文しました。
料理の提供が滅茶苦茶早いです。
客の出足が遅かったこともあり、スーパードライで乾杯する間もなく、馬刺が到着。

桜肉の名前の由来どおりの美しいピンク色。

臭みもまったくなく、口の中に旨味が広がります。
一切れ300円弱とはいえ、繁盛店の刺身はやっぱり新鮮ですね。次回は〈馬肉たたき〉も試してみたいです。
さてさてメインの桜なべの登場。

銅製?の鍋はかなり薄底で、直径も20cm程度と小さめ。

3~4人の場合は隣りのコンロに別の鍋が出てくると推測できます。
すでに2人前の肉は敷き詰められていて、白く見えるのは馬脂。黒っぽくこんもり盛られているのが八丁味噌です。

麩と白ネギとしらたきは別皿で出てきました。


トッピングで頼んだ焼とうふと榎茸も後入れのよう。
みの家の〈桜なべ〉は味噌味のすき焼きです。
横浜で有名な「太田なわのれん」の牛鍋もこんな味噌を使っているのを思い出しました。
作り方を女中さんにレクチャーいただきました。

お店のHPに出ていた調理法です。
鍋の特性ですぐ煮詰まってきます。せっかちな江戸っ子を意識してか、3分も待てば食べられるように工夫されている気がしました。

味噌を溶いて、麩とネギを加えればほぼ完成。

食べ始めて隙間が空いたら、豆腐や榎茸を足していきます。(鍋が小さいため全部載せきれません)

生卵をつけて食べるのも、すき焼きと同じ。(すき焼きの原点はこっちという噂も)
肉に意外と歯応えがあり、それでいて硬さを感じないのが不思議です。
ただし極上の牛や豚を煮た時に感じるような脂の甘みはないですね。
また、コクのある八丁味噌の濃厚な甘辛な味は好き嫌いが分かれそう。
私は名古屋生まれで味噌カツや味噌煮込みうどんで慣れているので、全く問題なし。もっと甘いのかと想像しておりました。(名古屋飯の味噌味ほどは甘くないです)
肉はあっという間になくなって、追加の〈ロース肉〉を割下とともに加えてます。

皿に盛られて出されると、肉の見栄えがかなり立派です。
これで1人前(2,750円)。
センターに置かれた馬の脂。牛のすき焼きの牛脂と同様、これを好んで食べる方もいるらしいです。
ロース肉についても赤身が多いためか、くどさがなく箸の進みが早くあっさり完食。
締めに参りましょう。
女中さんを呼んで、玉子1個とご飯を1膳お願いしました。
(白飯の量について質問したところ、2膳分は鍋に入りきらないとのこと)
雑炊と呼ぶのかおじやと呼んでいいのか判断がつきませんが、締めはセルフではなく女中さんが調理してくれました。

玉子と米を混ぜた後は、割下を足さなかった気がします。

だから完成した時には、
水分が少なくほぼリゾット。

まぁ煮詰まっていて味も濃いから、まずいはずはないわけで。
料理の提供も早く、煮えるのに時間もかからないため、1時間とかからずにお店を後にしました。
お会計は二人で12,410円(税込)。
退店時には1階の大広間はほぼ席が埋まっていました。
値段も手頃だし、馬肉という日本文化のひとつの形と云える料理でしょう。趣きあり。

お腹はいっぱいなものの飲み足りているはずもなく、みの家から30m交差点寄りの居酒屋さんで、競馬談義に花が咲かせました。

店名の呼び方も判らず入ったんですが、凄い人気店で17時過ぎなのにもう満席。
「山利喜」さんというお店で、90年以上続く煮込みとやきとんに定評がある店だそうです。

カレーパンの元祖が森下駅にあった!?

森下駅のA7出口から地上を出てすぐ右手。
みの家からも目と鼻の先にカレーパン発祥の店として有名なベーカリーを見つけました。
元祖カレーパンのカトレア(Cattlea)。

ほぼ百年前の1927年(昭和2年)に《洋食パン》の名で実用新案登録されたと書かれています。

揚げ上がりの時間は1日3回。

私が寄ったのは夕方4時前だったため、辛口のカレーパンが僅かに残っているだけでした。
1個270
円(税抜)。

包みにまで「元祖」であることをアピールしてますね。

おそらく賞味期限は1日なので、帰宅後に夜食で食べてみました。

割って中身を見ると、密度感のある粘り気の強いカレーがびっしり。

パンの皮が薄いのが特徴です。
カレーについては辛口の割りにそこまで辛くはありません。豚挽肉と人参とたまねぎを使った甘めのカレーなんだとか。
揚げ上がるたびに客が群がるカレーパン。歴史があるっていうのは、それだけで凄い集客効果があるんですね。
しかし、これで1個300円ってちょっとやりすぎじゃないでしょうか?(八天堂のクリームパンを思い出すなぁ)
3個買ったうちの2個を、一緒にいたKさんに「両親にでも食わせてやれ」と土産で渡したのを少し後悔してしまいました。(我ながら器が小さい…)

こんな記事も読まれています。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。