「亀戸天神社」〜スカイツリーを見ながら菅原道真を想う~御朱印集め開運紀行㊼~
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目次 1.太鼓橋から眺めるスカイツリー 2.御神牛と鷽と五歳の菅原道真 |
太鼓橋から眺めるスカイツリー
亀戸香取神社とともに、亀戸に御朱印巡りに来たのなら、忘れてはいけない神社があります。
もちろん亀戸天神社です。
当然ながら御祭神は、菅原道真公(天満大神)。本社にあたる九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」と称されていましたが、昭和11年に現在の亀戸天神社となったそうです。
特に現在は資格取得や学業にまつわるお願いがあるわけではないものの、参拝をしてきました。
JR亀戸駅から歩くこと約15分。駅を貫く明治通りから蔵前橋通りを左折すると、参道の入口が見えてきます。
ここは東門に繋がる参道なのでパスして、もう少し先の正門に繋がる参道を目指します。
こちらの参道から向かいます。
華やかな商店街になっているわけでもなく、100m足らずで大鳥居に行き着きます。
そして、亀戸天神の特徴は、鳥居の間からも見える太鼓橋。
太鼓橋とは半円形の反橋(そりはし)のことで、山口・岩国の錦帯橋なんかをイメージしてください。
一番最初に現れる橋は〈男橋〉といい、過去を表すと云われています。
ここから見える東京スカイツリーはなかなかのもの。木製の柵は藤棚なので、花が咲く5月の頃は絶景となることでしょう。
次の橋は太鼓橋ではなく普通の橋。〈中橋〉といい、現在を表します。
右手の池に鯉が見えます。野生の亀もいるという噂なのですが、岩の上に載ったこれは作り物っぽいです。
中橋の先にある〈弁天社〉。
これが有名な藤棚。江戸時代から「亀戸の五尺藤」「亀戸の藤浪」として広く親しまれているそうです。
新東京百景にも選ばれています。藤の見頃は4月下旬〜5月上旬で、日没から夜8時まではライトアップしているとか。
最後の橋は〈女橋〉。
未来を表す橋。三つの太鼓橋を渡ることで心が清められるそうです。
女橋のてっぺんから見える拝殿。色彩豊かな社殿です。
左側から見た拝殿。
提灯にも屋根が掛けられています。
参拝前に手を清めます。
やはりここでも亀が登場。龍ではなく亀なのが亀戸天神らしいところ。
角度と勢いに嫉妬心が湧きます。
賽銭を投げて、参拝。基本の二拝二拍手一拝で、まずは健康を祈願。
御神牛と鷽と五歳の菅原道真
時間もあまりなかったので、社務所に向かって御朱印をお願いします。
待っている間に境内を見学。
まずは拝殿左の〈神牛(しんぎゅう)〉。
触れると病を治し、知恵を授かると言い伝えられています。
私も撫で撫で。
お次は拝殿手前にある〈鷽の碑〉。
「鷽(うそ)」とは幸運を招く鳥だそうです。石碑の下には木彫りの鷽がたくさん並べられています。
その左隣りには〈五歳菅公像〉。
幼少期の菅原道真の像です。なんとも賢そうなお顔です。
道真がわずか5歳の時に詠んだ和歌だとか。
こちらが拝殿左奥に位置する〈燐寸塚(マッチ塚)〉。
マッチの国産化に尽力した清水誠氏の碑です。
で、こちらが御朱印。初穂料は300円でした。
お守りやお札もたくさん用意されています。
特に購入はしませんでした。
先を急ぐので、末社を見学。
本殿右手の〈御嶽神社〉。
鳥居の左後ろにある石灯籠は、庶民のために私財を投じた塩原太助という人物が奉納した、通称「太助灯籠(たすけどうろう)」。
〈花園社〉。道真公の妻・宣来子の方と、お子様が祀られているそうです。安産や子宝に御利益があるとか。
最後は大鳥居の脇まで戻って、〈筆塚〉。使い古した筆を納めて、書道の向上を願う場所。
さすが東の天満宮だけあって、広くて見所の多い神社でした。
これで参道が賑やかだったら、観光客で凄いことになっているでしょう。
大鳥居の真ん前に青うなぎを食べさせる鰻屋を発見。次回試してみましょう。
以上
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