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熱闘!香港競馬《2024年香港チャンピオンズデー》〜半年振りの香港競馬観戦【シャティン競馬場への最適ルート解説付】〜

8R:クイーンエリザベス2世カップ

5・7Rで超人気馬が敗北して、すでに心は何を信じていいのかわからない状況。
第8Rはこの日メインの「クイーンエリザベス2世カップ」
1995年から国際競走となって今年が30年目。
ここ数年は日本馬の勝利も3回ほどあり、番狂わせがあるならここでしょう。
ただし香港の雄・ロマンチックウォリアーはかなり強力。噂では今春の安田記念にも参戦してくる予定とも。
果たして日本からの刺客・プログノーシス(あるいはオーバンブルマイ)は一矢を報えるのか?

①ロマンチックウォリアーは大外10番枠、昨年の当レース3着馬②ドバイオナーは9番枠に入りました。
小回りで1コーナー手前からスタートするシャティン競馬場だと多少の影響があるでしょうか。
日本語の出走表で解説します。

①ロマンチックウォリアーの単勝オッズは現地が1.9倍、JRAで2.4倍です。
シャティンの良馬場で走れば、普通に◎①ロマンチックウォリアーが3馬身程度抜けてゴールすると考えられ、不動の本命。
馬場適性による逆転があるとすれば〇②ドバイオナーでしょう。溜めてしぶとく粘る可能性も。
☆④プログノーシスはできれば良馬場でやりたかったはず。差し脚質から見てこの馬場は不利と見て4番手。
惑星馬は今年の香港ダービー馬の▲⑪マッシヴソヴリン。能力は未知数ながら決め手は弾けそうな予感。下剋上があるならこの馬かも?
そして穴で狙うは△⑨ノースブリッジ。海外遠征慣れもしていそうだし、岩田康誠騎手はなによりロードカナロアに乗り、香港で連覇した騎手。内をつくとか先行するなどの秘策に期待しましょう。
印は以下のとおり。
◎①ロマンチックウォリアー(短距離よりは波乱は起きにくいか?)
〇②ドバイオナー(この馬場で最も有利な馬はこれじゃない?)
▲⑪マッシヴソヴリン(今年の香港ダービー馬。重馬場適性はいかに?)
☆④プログノーシス(前哨戦の金鯱賞は強い勝ち方。昨年2着馬)
△⑦ニンブルニンバス(この距離の重賞常連馬)
△③ヒシイグアス(8歳馬になったが香港は大得意)
△⑨ノースブリッジ(岩田騎手が香港の鬼ということを忘れてない?)
馬券は3連単フォーメーションで、①の1着固定を厚く買います。
①②⑪→①②⑪→①②⑪④⑦⑨に、@100円で24通り。
①→②⑪→②⑪④⑦⑨③に、@100円で10通り。
上記はA-patで購入。
日本馬の逆襲があったら悔しいので、現地の窓口で
④→①②⑪の馬連を@20HK$と、①ー⑨の馬連に20HK$買っておきます。

さて、結果は…。
⑨ノースブリッジと岩田騎手の大逃げでレースは始まりました。あわやを期待。
ゲートで出遅れた☆④プログノーシスは、川田騎手の咄嗟の対応で向こう正面から捲り気味に追い上げます。
4コーナーを過ぎて、最初に先頭に取りついたのは④プログノーシス。
しかしその後方にいた◎①ロマンチックウォリアーが一気の差し脚でかわし、そのままゴール。

続いて④プログノーシスが2着をキープ。逃げた⑨ノースブリッジは3着に粘りました。
4着は伏兵⑩ハッピートゥギャザー。こういう香港馬が怖いんです。
英国馬の②ドバイオナーは伸びきれず7着。香港ダービー馬⑪マッシヴソヴリンは後方待機が響き8着でした。

現地オッズでの払い戻しです。

馬連は4.75倍。

とりあえずは馬連を20HK$(約400円)持っていたため、
全レース不的中だけは回避しました。
しかし合計で4千円近く馬券を購入いているので、大きくトリガミです。

JRAの配当はこちら。香港オッズだと馬連が4.75倍なのに、日本だと3.8倍になります。
やはり日本馬を買うときは香港で買うのが正解。
3連単も香港オッズなら351.7倍もつきますが、日本で買えば91.4倍です。

しかしなぜ、3連単で④プログノーシスを2着に置いた組み合わせを買っていなかったか、悔やみきれません。
余計な馬連を買わなければ…、とは後の祭り。
さらに言えば、⑨ノースブリッジが2着に踏み止まってくれれば、収支も大逆転でした。
とにもかくにも逃げた岩田騎手と、出遅れたのに早めに追い上げた川田騎手は好騎乗と賛辞を贈ります。
それでもロマンチックウォリアーには勝てないんですねぇ。安田記念もやられちゃうかも?

ロマンチックウォリアーや少し前のゴールデンシックスティなどの香港強力馬を見て感じるのは、前に出る一瞬の切れ味というか速さが極めて優れています。
日本の本当の一流どころが参戦してこないと、2000m戦までは厳しいでしょうね。

祭りのあとは…

GⅠレースの後は、9・10Rと平場が続きます。
だんだん日が暮れてきて、余韻に浸りながら馬券は買わずまったり。
火炭駅へ向かうルートを戻りながら、帰途につきます。
夕食はMTR東鐵線で金鐘へ渡り、乗り換えて銅鐸湾駅で屋外に。この街で夕食場所を探します。
裏通りで「喜記」という中華料理店を発見。

マッドクラブが名物ということは銀座の「喜記」と同じ系列のはず。

*銀座・喜記の記事はこちら。

香港式土鍋ご飯「煲仔飯(ボウジャイファン)」を食べに銀座・喜記(ヘイゲイ)のランチ会へ


ただし円安の影響で2万円を超える名物にはさすがに手が出せません。競馬で儲かっていればなぁ…。
酢豚と豚の唐揚げなど安定した一品メニューでお腹を満たしました。


勘定はふたりで561HK$。
帰りは2階建てトラムで上環・西港城へ。

実に20年振りの乗車なんですが、こんなに揺れたっけ?
上環の港澳碼頭にたどり着き、21時半のフェリーになんとか乗れました。
出航の15分前でも最近はチケットを売るようです。
マカオへは23時前に戻り、そのままホテルに帰還。
朝7時半から出かけての日帰り香港の旅。よくやるわ。
次回は、12月第2週の日曜に開催が予定されている「香港国際競走」を観戦予定。
マカオに滞在しないで、さくっと週末だけの香港も良いかな?とも考えています。

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  • コメント ( 1 )

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  1. すんさん

    記事拝見させていただきました。
    私は尖沙咀から地下鉄に乗り移動しました。
    次回はマカオも魅力的です。