香港空港「クリスタルジェイド」の蘭州ラーメン(水煮牛肉麺)にご用心!!

到着ゲート前の「クリスタルジェイド」が大人気

香港国際空港の到着ゲートを出た右正面に、市街地でも人気の「クリスタルジェイド(翡翠拉麺小籠包)」が出店して、だいぶ日が経ちました。
元々はシンガポールで1990年に開業し、世界各地に出店しています。担々麺と小籠包が評判で、香港でもショッピングモールを中心に10店舗以上あるそうです。日本にも、2000年代前半に日本橋でオープンしたらしいのですが、現在は撤退しています。
空港店は、いつ通りがかっても客足が絶えず、時には列を作って待つ人がいるほどの賑わい。

私も今年になって2回ほど利用しています。
最近、ラウンジのタダ飯に飽きがきているのが原因。もう少しシッカリしたご飯が食べたい。


水煮牛肉麺には気をつけるべし

マカオのパリジャンホテルのカジノ横にもお店があるので、軽い気持ちで注文した私が馬鹿でした。
やっちまったのは、1月上旬の香港での帰路。


こちらがメニュー。マカオのものと少し品数も含めて違うようです。やはり担々麺が人気で、大方の客がこれを頼みます。

それ以外の麺がこちら。いつもの坦々麺じゃつまらないと思って、頼んだのが「水煮牛肉麺」。

そして鉄板の点心「上海小籠包」。

それにアイスレモンティーを加えた3品が、フライト前の最後の食事。

名古屋の八丁味噌にも似たかなりの濃いスープの色が目を惹きます。
果たしてこれは〈蘭州拉麺〉と言えるのか?
中国西北地域の主に甘粛省あたりで食べられる麺類で、牛肉のスープに手打ちで伸ばして茹でた麺を入れたものが蘭州ラーメン。中国政府の一帯一路構想の後押しで、積極的に海外各地にも輸出されていて、日本でも昨年あたりから流行の兆しも。
コシのない柔らかい麺が多い中国の他の地方の麺とは一線を画し、かん水を使用したコシのある麺が特徴。豚肉を使わないので、本場では牛肉拉麺と呼ぶことも多いそうです。
必ずしも辛いわけではなさそうですが、牛肉が入っているので蘭州ラーメンということにしておきましょう。

箸で突くと、見るからにヤバそう。

ひと口すすって、半分戻しました。
辛いというより、むしろ痛い!!
豆板醤と唐辛子の強烈な辛味が喉の粘膜を傷めつけます。麺だけなら食えるかと思い、白っぽい麺をほぐします。

スープがそれほど絡んでいないとは言え、やはり厳しい。肉はというと…、

これも無理。ちょっとだけ啜ったスープのおかけで、汗が止まりません。
レモンティーで舌を冷やして、小籠包に箸を向けます。

これだけが心の支え。見慣れた点心。

ここんちの小籠包は少しだけ硬い皮が、肉汁をたっぷり含んだスープを閉じ込めていて、非常に美味。
比較的、薄めで優しい安定した味です。あっという間に4個完食。
気を取り直して、牛肉麺に箸をつけますが、辛さへの耐性が進化するはずもなくここで断念。

お腹を壊す前に、やめておくのが大人というもの。
麺もスープも殆ど減っておりません。
会計をしてくれと女性店員を呼んだ時に、「本当に終わりなのか?」と確かめられ、「Too hot,  so spicy」と答えたら思い切り笑われました。
容積にして20cc程度しかスープを飲みこんでいないと思っていたのですが、15分後にはトイレに駆け込み、飛行機の座席では全く落ち着きのない夜を過ごしました。それは翌日の夜まで続きました。ずっとお尻に熱を感じておりました。


定番のメニューにカムバック

2月の香港遠征では、反省した私はいつもの「担々麺&小籠包」でリベンジ。

少量の挽肉と、白ごまの風味を生かした担々麺。パクチーの香りも微かに感じます。

これならスープも美味しくいただけます。

やっぱこれだよね。白いストレート麺も腰があって、なかなかよろしい。

メニューの品名の上にある唐辛子のマーク。レベル3ということ。
ちゃんと確認してから注文することをくれぐれもお忘れなく。

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