レインスプーナーはハワイの〈サーファーズ・トラッド〉~僕のアロハシャツ・コレクション VOL.2~

レインスプーナーとの出会いも、ぼちぼち20年くらいとなります。

サーファーブームが日本を席巻した80年代中盤も、リバース・プリントのシャツって、ありましたよね。
ライトニングボルトやクイックシルバーのTシャツ(僕らよりちょっと前ならハンテンとか)や、ファーラーというブランドの、ホップサックという生地のフレアーのパンツ。
それらと同じように流行していたように思います。

私がレインスプーナーの服を集めはじめたのは、30歳を過ぎてから。
ウィンドサーフィンで毎週のように、海に通うようになってからです。
若造じゃなくなって、Tシャツ1枚じゃ厳しいかなって時期。
でも、ポロシャツに着替えて、一足飛びにオジさんの仲間入りというのには、抵抗があった頃。

元々、アイビーとかプレッピーの服装が好きだったので、アロハシャツとはいえ、ボタンダウンの襟を持ったレインスプーナーは、私の好みにぴったりでした。
マリンルックよりは少し落ち着いていて、トラッドのテイストを残したスタイルを、私は…

「サーファーズ・トラッド」と呼んでおりました。

これぞ私が探していた方向性でした。
まぁ、現在でもそうです。
そんなわけで、1970年代からハワイで不動の地位を築いているレインスプーナーのシャツを、少しずつ買い続けてきたのです。

レインスプーナーって、紳士服店のレイン(・マックロー)さんとサーフトランクスを作っていた(ルース・)スプーナーさんという男女が、タッグを組んで始めたブランドだって、知ってました?
創立は1956年。
このブランドの特徴は、ラハイナ・セイラーと呼ばれるハワイの州旗や州花、州鳥をモチーフとしたシグニチャー柄が有名。
そしてもう一つが、リバースプリント。そう、裏返した生地です。
アロハシャツは派手すぎて嫌と、生産するのを渋っていたレインさんが、偶然、裏返したアロハを着ているサーファーの青年を見かけたのが、きっかけだそうです。
ヒットする商品や事業には、だいたいこんな風な偶然がもたらす伝説があるもんです。
*なんかこじつけっぽいなぁ。

前置きが長くなりましたが、私のレインスプーナー・コレクションを紹介します。

まずは最もオーソドックスなタイプから。

最初に買うなら、半袖のこの色のBDシャツでしょう。
素材は綿60%・ポリエステル40%のスプーナークロスという混紡です。


タグのシンボルマークの女性が、赤いビキニを着ていますので、80年以降の製品だと分かります。
これが70年代初頭ならこんな感じ。乳首丸出しで、ブラジャー無しです。

これが70年代後半になると、ヌードはそのままに、乳首だけがなくなっています。

そして、80年代に入ってから最上段の画像。ビキニをつけました。
これは販売店であるデパートから、クレームが入ったからだそうです。
女性差別の問題もあったんでしょう。

襟元のシェイプが、綺麗です。
ハワイ州には、アロハ・フライデーという習慣があります。
*1966年から始まったそう。クールビズの原点です。
金曜日はオフィスにアロハシャツを着ていこうという呼びかけなんですが、こんな落ち着いたラインなら、オフィスの商談でも、違和感ないですよね。

お次は、長袖のラハイナ柄。

サイズは不明。
気持ち、Sより身幅と丈がオーバーサイズ。

曙や武蔵丸を見てもわかるとおり、ハワイのチャモロ系は、巨大にして長身。
日本人の胸薄の体系と全く異なります。
ハワイでお土産にTシャツを買ったことがある方なら、体験されていると思いますが、袖や身丈が全然合いません。
レインスプーナーは正真正銘のハワイ製ですから、サイズもアメリカ標準。
日本の代理店を通していない場合は、絶対SかXSを買うべき。

アロハシャツって半袖のイメージがありますが、ボタンダウンなら秋冬に、セーターやトレーナーのインナーとして着ても、いい感じです。
映画「ビッグ・ウェンズデー」で主演のマット(ジャン・マイケル・ビンセント)が、アロハの上にカーディガンを羽織ってましたっけ?
いやぁ~、カリフォルニアって雰囲気です。
ということで、私も長袖のアロハは、しっかりチェックしています。

次は、珍しいクレージーパターン。

ラハイナ柄の3色使い。

これは横浜・元町プラザのセレクトショップで購入した記憶があります。
よく見るとMサイズ。
やはり日本向けに調整しているのでしょうか?

しかもこちらは綿100%。
混紡に較べて、微妙にツルツルしています。


着ていると目立ちますが、嫌みな派手さはないような気がして、ずっと着用しています。
Jプレスやラルフローレンなどのトラッド系ブランドなら、マドラスチェックのパッチワーク柄なんてのもあるので、そのハワイ版?

そんでもって、調子に乗って買ったのが、同じクレージーパターンの長袖バージョン。

これ、コーデュロイなんです。

だから綿100%なわけ。
でもあまり触り心地はよくありません。

ちょっとごわごわします。


丈や身幅も含めて、Sサイズなのにオーバーサイズ。
面積のせいか、半袖に較べて派手な印象が際立ち、着ていて落ち着きません。

最後は、レインスプーナーではあまり見かけない色。

綿100%のSサイズです。

画像だとなかなか見分けがつかないのですが、ブラウン×ホワイトではありません。
私もそうだと思って、ヤフオクで落札したのですが、届いてみたら、柄の部分は白でなく、薄いグリーンでした。

なかなか、渋くて見かけない色。
サイズもジャストなんで、喜んで着ています。

衣替えの時に、片づけてしまったもので、まだ長袖系が押し入れに残っている予感が…。
見つけたら、再度、ご紹介したいと思います。

それから、小物がひとつ残っていました。
(クルマの中を探せば、トートバッグもあるかも?)

ラハイナ柄のハットです。

綿ではなく、ポリエステル100%。
ペラペラで軽い生地。


ロゴも反転されていて、これは珍しい。
無地のTシャツに短パンで、この帽子の方が、かえって脱力感があっていい感じかも?

以上、ハワイアン・トラディショナルの雄、「レインスプーナー物語」でした。
*アド街ック天国風です。

コメントする

メールアドレスは公開いたしません


*