アロハはやっぱりレーヨン製~僕のアロハシャツ・コレクション VOL.1~

今年は、日本人のハワイ移住150年となる記念の年だそうです。

記録的な猛暑で、外に遊びに行く気にもなりませんが、せめて服装だけは、常夏の島に思いを馳せようじゃないですか。


アロハシャツの起源って、ハワイのさとうきび畑で使う作業着や、子供のシャツを、日系移民の方々が、浴衣や着物をリユースして作ったのが始まりだそうです。
だから和柄が多いってわけ。
ハワイにあったムサシヤ商店って日系の仕立屋が、最初に商品化したようです。
約120年前のこと。
1937年に、ムサシヤのシャツを販売していた中国系移民の会社が、「アロハシャツ」を商標登録したんだそう。
太平洋戦争が終わって、プレスリーやシナトラが映画で、アロハシャツを羽織っていたことで、大ブームになったって話。
ウクレレと全く符合します。

二十代前半から、かれこれ30年近くアロハシャツを集めています。

私のバイブルはこの洋書。

若い頃に、銀座のイエナ書店か青山ブックセンターで、この本を買って、ずっと眺めていました。

ウィンドサーフィン、ウクレレとくれば、アロハシャツが好きでも、自然な流れ。

おまけに加山雄三の「若大将シリーズ」の映画も全制覇しています。

ということで、私が現在、保有するハワイアンシャツのコレクションを、2回に分けて、披露します。
特にヴィンテージや古着に興味があるわけではなく、もの凄いこだわりがあることもありません。
なんとなく実用として、増えていきました。

ただ、「アロハシャツって、やっぱりレーヨン製だよな」っていう思いは強いです。

アロハ自体が日本の和服の再利用から派生しているので、絹製の着物が元にあるという意識が、私の中にあるのでしょう。
日本の湿気の強い夏場には、テレンテレンの化学繊維が向かないことは、重々承知。
でも私の中の、アロハのイメージはレーヨン。

後編でご紹介する「レインスプーナー」などは、すべてコットンですが、当初はレーヨン製ばかり収集していました。

まずは、最近買った1枚。

KAMEHAMEHAのもの。ハワイ製です。

着る機会がめっきり減っていたので、10年くらいアロハを購入することがなくなっていたのですが、ネットオークションで、柄を見て、思わずポチっていました。

古くからあるハワイのメーカー。
サイズはSです。

レインスプーナー等はまさしくそうなんですが、ハワイ製(アメリカ製)はサイズ選びが難しい。
Mサイズでも、丈が怖ろしく長い場合があるので、XSでも身幅さえ合えば、いけちゃいそう。


アロハの世界では、縦に柄が連なるのを、「ボーダー」と呼ぶそうです。
なんか横縞の印象がありますが、アロハは縦のパターンがボーダーです。

ベースの色味が優しいトーンなので、ボトムを選ばないので気に入っています。
ボタンはココナッツボタンというのが、さりげないです。

次はこれ。

東洋エンタープライズから発売されている「SUN SURF」のハワイアンシャツ。

おそらく20年以上前の購入です。
この記事を書くために調べたのですが、東洋エンタープライズの前身は、港商商会といって、50年代にアメリカへ輸出するために、アロハシャツを縫いはじめたのが由来だそうです。
ハワイ土産として需要があっても、ハワイでは染色技術や工場が行き届かなくて、アロハブームによる大量生産を日本に頼っていたのです。

青と黄色の2色だけで、シンプルな柄ですが、さすがSUN SURFというべきか、なかなかいい感じです。

お次は、まさにバブル期に買った、お気に入りの1枚。

デザイナーズブランド真っ盛りの90年前後に購入しています。
「ペイトンプレイス・フォーメン」の製品なので、その点は間違いなし。


この時代は、日本のファッションブランドも、夏には競ってアロハを発売していました。
雑誌の「Fine」とかが売れてる頃なんで、「陸サーファー」なんて言葉もありましたねぇ。



化学繊維なんですが、意外と生地が厚く、ほつれ等も発生しないで長持ちしている逸品です。
さすが日本製。おそらく群馬あたりの工場で縫られたもの。
ボタンも、竹製のようです。
この頃のPPFMやコムサデモードにしては奇跡的な話かも?

次も、同時期に買った、一番お気に入りのアロハです。

池袋の丸井に入っていたノーブランドのショップだったと記憶しています。

3,000円程度だったと思います。
この微妙な地味さを好んだ私が、高頻度で着用して出かけたアロハシャツ。

この時代のトレンドだったのか、身幅が異様に広いです。
60cm以上はありそう。

さすがに100回以上、着ていますので、すでに生地にもヘタリが見られます。
このブログへのアップが、最後のお披露目かも?

あらためてクローゼットから引っ張り出すと、だいぶ数が減っています。
特にハワイ製のレーヨン素材ものが殆ど処分されていました。

次も日本製。これは有楽西武で買ったと記憶。

そんなに来た覚えがありません。

サイズがLだったために、丈と身幅が合わず、着なくなってしまったのでしょう。

それから、良く見ると、胸ポケットの柄が、元の柄と合っていないとか、さりげなく手を抜いているのに気づきます。
また空色のアロハっていうのが、なんか噓臭くてダメだったのかなぁ。

次は、私の趣味にないピンク色のアロハシャツ。

これも丸井池袋店あたりで買っています。

バリ製なんですね。初めて気づきました。

色や柄に不満はないのですが、生地が薄すぎて、ガーゼを着ているような感触です。
洗濯機で回したら、一発でお釈迦になりそうで、洗うのにも気を使っているうちに、着なくなりました。

最後は異色の1枚。コットン製です。

バティック柄を思わせるため、インドネシアかマレーシア製だと思っていたら、メイドイン・ハワイでした。

これも昨年、ヤフオクで購入。

なんかパジャマっぽいパターンですが、たまには渋い色味もいいかなと思い、マカオでカジノに行く時に来ています。
ハワイ製だからなのか、ボタンはココナッツボタンだったりして、気が利いています。

これで、終わりにして、後編の「レインスプーナー特集」に繋げようと思ったのですが…、
記事を書いていたら、気分が高揚して、新柄をポチってしまいました。

IOLANI(イオラニ)という1950年代に日系人が始めたハワイのブランドのもの。

ユーズドで3,790円でした。

サイズがMサイズだったので心配しておりましたが、少しだけ丈が長いかなぁという程度。

レーヨン製特有のつるつる加減があまりなくて、絣の着物のようにちょっとザラザラします。
ボタンもココナッツボタンのようです。
柄の発色も良く、なかなかの品物。

なにやってんだかなぁ…。

 

 

 

 

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