これぞ中華系のカレー炒飯を作ってみよう〜らっきょうが隠し味〜
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▶ 目次 1.パラパラの炒飯が作りたい 2.材料(卵2個が豪華) 3.作り方(極意は油の追加) 4.試食(らっきょうが隠し味) |
パラパラの炒飯が作りたい
私の家のキッチンはIHクッキングヒーターなので、イマイチ火力が決まりません。野菜炒めにしても、炒飯や焼きそばを作っても、なんか中途半端。
鉄製の中華鍋を持っていますが、宝の持ち腐れ状態です。
今回はテレビで見かけたカレー炒飯に挑戦してみます。
*「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」のレシピを参考にしています。
材料(卵2個が豪華)
では、材料から。
【材料(1人分)】
豚こま切り150g、らっきよう40g、キャベツ80g、赤パプリカ1/2個
卵2個、ご飯(温かいもの)250g
カレー粉小さじ2、豆板醤小さじ1、豆鼓醤大さじ1と1/2、水大さじ2、塩少々
豆板醤と豆鼓醤を調味料に加えるのがいかにも中華です。
豆鼓は中国納豆ともいえる黒大豆を発酵させたもの。豆鼓醤はこれに唐辛子やニンニクを足したペースト状の調味料です。普通にスーパーで売っています。
普通の炒飯ならコクづけに甜麺醤を使うところを、今回はカレー炒飯なのでこちらを選択します。
ご飯の量が多いこともあって、卵を2個使います。米を油と卵でコーティングするのが狙いです。
レタスでなくキャベツを使うのは、食感を残したいからでしょうか。
ポイントは「らっきょう」。
炒飯にらっきょうって初めて知りました。
どんな効果があるのでしょう?
作り方(極意は油の追加)
①豚バラは1.5cm幅に切り、らっきょうは1cm程度の乱切り。キャベツは芯を除き1cm角。パプリカも1cm角に切ります。
②フライパンに油大さじ1をひき、よく熱してから卵を投入。
ほぼ同時にご飯を加え、中火で木べらを使ってよく混ぜあわせます。
*冷やご飯を使いたがる方がいますが、炒飯は温かいご飯を使うのが最近の鉄則のようです。炊き立てじゃなかったら、レンジで加熱しておきましょう。
③卵に火が通ってきたら、フライパンの真ん中を空け、油小さじ1を追加。
油を足すのが、炒飯をパラパラにするポイントのようです。
家庭の料理だと、健康志向などの理由で油をあまり使いませんが、実際の中華料理の現場では目を覆いたくなるほどの量の油を使っています。これが仕上がりの違いかも。パラパラにしたければ、恐れずに油を使いましょう。
続けます。追加した油で、米の表面を焼くように炒めていきます。
④パラパラになってきたら、塩少々を振り、バットに取り出します。(ぱさぱさになるまでは炒めてはいけないそう)
自分史上では、最もパラパラになっている状態です。
これだけでも旨そう。
⑤同じフライパンに油を少しだけひいて、豚肉を炒めます。
⑥火が通ったら、パプリカ投入。
⑦豆板醤と豆鼓醤をフライパンに入れ、熱する。
⑧味噌から湯気が出てきたら、カレー粉を混ぜ、水大さじ2を投入。
これで炒飯とカレーが絡みやすくなるそうです。
せっかくパラパラにしたのにもったいない気もしますが、意外とここがポイントかも?
⑨炒飯をフライパンに戻し、キャベツも入れます。
⑩キャベツに軽く火が通ったら、らっきょうを加え、すぐ皿へ。※らっきょうは熱しなくてよい。
⑪皿に盛って完成。
試食(らっきょうが隠し味)
付け合わせは茹でたブロッコリーとオニオンスープ。
そして福神漬け。
やはりカレーなので欠かせません。
さぁ、試食です。小さじ2杯程度のカレー粉ですが、ちゃんとスパイスの香りが出ています。
でも卵のせいか、中華の風味もわかります。
らっきょうがいいアクセント。
普段、家はもちろんカレー屋でもらっきょうに手をつけることはありませんが、新鮮な驚きでした。
このメニューにおいてはいい仕事をしています。絶対あったほうがいい。
キャベツやパプリカを選択したのもナイスなセンス。レパートリーが増えました。
「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」も侮れません。
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