バターコーヒーは本当に「完全無欠」なのか?

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▶ 目次
1.バターコーヒーとは?

2.バターコーヒーを家で作ってみる
3.さて、試飲です

バターコーヒーとは?

最近、「バターコーヒー」なるものが、巷を騒がしています。
ライザップとファミリーマートが提携して糖質オフスイーツを発売したり、ファーストキッチン ウェンディーズでは肉だけのバーガー(ワイルド☆ロック)を売り出しました。ダイエット業界はいまだ元気。
そこで人間ドックを目前にして、目標の67kgがもうすぐというところで、やや停滞気味の私が自らのカラダを張って、バターコーヒーを検証してみました。

そもそもバターコーヒーがなぜ注目を浴びるようになったかと言えば、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事(デイヴ・アスプリー著)」で紹介されたことによります。

バターとオイルを入れたコーヒー(すげぇザックリ)を毎朝、飲むだけで、体重が見る見る落ちると評判になり、「完全無欠コーヒー」なる称号を戴いたわけ。私もあやかりたい。
代々木駅前にバターコーヒーの専門店(その名も「最強のバターコーヒー」)が6月に出店して、1杯700円もするコーヒーに行列ができてるなんて話も。

バターコーヒーを家で作ってみる

バターとか油も家にあるものとはちょっと違うので、まずは準備から。


バターコーヒーではグラスフェッドバターと言って、牧草だけを食べて育てた牛の無塩バターを使うそうです。
ただバターより混ぜやすくて、有機バターから精製したギーを今回は使います。目黒駅の成城石井で1,280円。1回10g使うとして約90kcal。


次にMCTオイル。いわゆる中鎖脂肪酸100%の油。
こちらは1,300円(いずれも税抜き)。1回小さじ1.5使うとして約70kcal。
代々木のお店ではバターを大さじ2杯くらい入れてたなんて噂もありますが、以前、コーヒーにココナッツオイルを入れて、油で口唇が一日中、テカテカに光っていた記憶もあるので、ほどほどで始めます。
(札幌ラーメンの純連がそんな感じしない? ラードでコーティングみたいな)

他に準備するのはこれくらい。
ちゃんと豆を挽いて、金のフィルターで濾します。いつもはフレンチプレスで淹れるのですが、今日はこだわりはこれぐらいに。豆は加藤珈琲店(楽天でお馴染)の割と安いやつ。
混ぜる道具は必須です。ブレンダーがないので泡立て機を用意。



コーヒーのサーバーにバターとか入れちゃえば簡単なのですが、ミキサーの先がデカ過ぎて厳しかったので、大きめの耐熱計量カップに移します。
※ここでポイント。ミキサーでかき混ぜる際に、コーヒーが一気に冷めていくので、カップに水を100ccほど入れて電子レンジで温めておきます。
今回はコーヒー200ccに、ギー小さじ2杯とMCTオイル小さじ1.5杯でいきます。

およそ30秒くらいミキサーで混ぜて、白っぽい泡が出てきたら完成。
バターとオイルを溶かして、ミセルという状態に分解されれば、脂肪をエネルギーに変換しやすいのだと。

さて、試飲です

さて飲んでみましょう。
第一印象はウッと来ることはなかった。でも油は感じるかも。あと少しぬるい。
しかし重要なのは、その後の身体の反応です。10日間続けて毎朝飲みました。

減量期間中は朝食と昼食を抜いて1日1食にするのですが、それでも途中、お腹が減って、アーモンドなどを昼間につまんでいたのですが……
間食を全く欲しません。
たった160kcal程度の脂肪分だけで夜まで耐えられるのです。

私の体重と体脂肪の推移の記録です。
バターコーヒーを飲み始めた8月18日はまだ68kg台をうろうろしていたのですが、3日におよそ1kgのペースで体重が減っていきました。
8月29日に65.5kgで無事、人間ドックでの計量を終えました。
暑い日にウォーキングをやっているので、効果の影響度で言えば微妙ですが、1日1食方式をアシストするという意味では、大きな助けとなりました。ただ慣れないとお腹が緩くなりやすいかもしれません。
ネットで色々調べると、よく混ぜることが重要みたいです。それでも体質が合わない人は見合わせましょう。

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