名古屋の「矢場とん」の味噌かつを銀座で食す〜名古屋の微妙なグルメ③

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▶ 目次
1.味噌カツは名古屋人のソウルフード?
2.銀座の矢場とんという選択
3.そして、衝撃の映像

味噌カツは名古屋人のソウルフード?

名古屋に住む人は、味噌カツの「矢場とん」と味噌煮込みうどんの「山本屋本店」には行かないとよく耳にします。
それと、きしめんも意外と食べないとか。
確かに観光客が多い場所にお店が多いこともあり、「世界の山ちゃん」とか「風来坊」や「味仙」とは違うポジションなのかもしれません。
で、今回は味噌カツのお話。
私は味噌カツが好きで、トンカツは味噌をかけるのが最も旨いと信じています。(ソース&辛子で食べるとんかつも美味しいと思いますが…)
だから名古屋に行くと、〈味噌カツのたれ〉なるものを買って帰り、スーパーの惣菜のロースかつにもこれをかけて食べます。例えば、これ。




銀座の「矢場とん」という選択

東京にも、東銀座や東京駅に矢場とんがあり、見かければ入ります。

人間ドックの翌日、東銀座で「喫茶YOU」のオムライスの量の少なさに驚愕を覚え、満腹にならないもどかしさを埋めるために、駆け込んだお店も「矢場とん」でした。
そんな大袈裟な話でもないんですが…。たまたま見かけただけです。
私が知っている場所から移転されて、昭和通り沿いにありました。

名古屋駅の地下街などでは、観光客で大行列していることも珍しくありません。
でもここは東京。夕方6時過ぎでは客の入りも2割くらい。
115席のキャパは、明らかにオーバースペックです。

カウンターに通され、メニューを広げます。

昭和22年創業。この豚のキャラクターも名古屋人にはお馴染み。

食事なら、定番はわらじとんかつ。

鉄板の上にキャベツを敷いて味噌ダレをドバっとかけるのも、矢場とんの名物。
また、お酒を飲むなら串かつも欠かせません。

他のメニューも豊富になりました。これは名古屋人が愛する海老フライ系。

カレーやオムライスも揃っています。矢場とんに来て、これを選ぶなんてあり得ませんけど…。

そう言えば、東京駅にある店舗に訪問した際、味噌ダレと普通のソースを半々でかけるメニューや、中濃ソースで食べるロースかつも用意されていて、同行した同僚Kさんは味噌でないトンカツを食べていましたっけ。
そして私が選んだのはこれ。

銀座店限定メニューの「鹿児島産黒豚鉄板とんかつ」。
定食で2,200円。高っ!。
かつての銀座店には、特製のどて煮があって、酒のあてにはバッチリだったのに、メニュー内で発見できず。
いわゆる東京の居酒屋で頼む、煮込みがそれ。名古屋人の場合は赤味噌で煮詰めた牛すじです。

ライスを「もち麦米」に替えられるようでしたが、普通に白米をいただきました。
オムライスの後でも、味噌カツにご飯は欠かせません。
そして、鉄板とんかつが登場。

定食の全貌です。

ライスの他に、ポテトサラダと味噌汁と漬物がつきます。

そして、衝撃の映像

鉄板に味噌ダレをかける瞬間です。

これだけのことなんですが、矢場とんでは普通の皿に盛られたとんかつの場合でも、食べる前にタレをかけてくれます。
「ストップ!」と声をかける必要はありません。
適当にかけ終えてくれます。

わらじとんかつのような薄めの肉を使ったカツも矢場とんっぽいですが、分厚い黒豚も満足度高いです。

卓上に置かれていた辛子とすりごまを足しました。

意外と味噌と辛子も合うんです。
ただ、ちょっと思うことが…。
矢場とんの味噌カツのタレはそれほど甘みがなく、八丁味噌特有のコクもあまり感じません。

みそ田楽あたりの濃さを想像して食べると、薄味に感じるかも?
最初は東京のお店だからなのかと思いましたが、名古屋駅の店舗でもこんな味だったような。
私のイメージの中の味噌カツは、もっと甘くて濃くて、カツと一緒にタレを煮詰めたような感じ。
煮込みハンバーグみたいな印象です。私の幻想なんでしょうかねぇ?
あまり他の店で味噌カツを食べ較べていないので、分かりません。
まぁどっちにしろ、そこそこ美味いんでいいんですけど。
レジの向かいには、お決まりのお土産コーナー。


みそだれやグッズが売っています。買わないけど。
営業時間:11:00〜22:00 (L.O.21:30) 毎週月曜定休

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