香港でオールドスタイルの飲茶を攻略せよ!!「蓮香樓」in上環~《香港の微妙なグルメ⑤》

中華系の方は、朝食を家で食べないと聞きます。
香港やマカオに行っても、茶餐廳(チャーチャンテーン)が大流行り。
*茶餐廳とは、香港のいわゆるファミレスのこと。

パンや出前一丁の朝ご飯もいいけど、やっぱり飲茶がいいよなぁ。
ということで、香港に行った際は美味しい点心が食べらえるお店を探します。
それも昔ながらの、ワゴンで運んでくるオールドスタイルの飲茶屋さんで食べたい。


香港で言えば「蓮香樓」の名が真っ先に挙がります。

「蓮香樓」は1926年に開業した茶楼で、古き良き香港スタイルが味わえる広東料理レストラン。
12月8~10日の香港競馬遠征では、上環のランカイフォンホテルに宿泊しました。
なんと、これが「蓮香樓」まで50mの距離にあったんです。
地図を手に探す手間が省けました。ラッキー。


私のホテルはこのあたり。
2日目の朝食で訪問しました。日曜の朝です。
だいたい8時半頃。


階段を上ると、店内に。
結構な賑わいです。

店員のおじさんを掴まえ、席を確保。
当然、相席です。

香港では他人と同席することが普通なので、相席したご老人も愛想がよくて安堵。
まずお茶を決めなければ飲茶が始まりませんので、いつも通り「ポーレイチャ」と一言。

プーアール茶が注がれます。
オールドスタイルのこのお店は「洗杯(サイブイ)
」をするみたい。
大きめの丼に、茶器とレンゲをお茶で洗います。

ワゴンサービスのお店なので、オーダーは取りに来ません。
麺類や特別なメニュー以外は、店内を周回しているワゴンの点心を、自分で取ります。


席で座って待っていても、ワゴンは通りがかるのですが、せっかちな香港ローカルは自ら立ち上がって、ワゴンを襲撃します。
近寄ると店員さんが、点心の蒸籠のふたを開けて、中身を見せてくれるので、好きなものをいただくわけ。
決まったら、各自のオーダーシートに判を押してもらいます。


香港ローカルに混じって飲茶をやる、これこそ醍醐味。

なんだか興奮しますねぇ。
ただ悲しいかな、なかなか私好みの点心が運ばれてきません。
それにメニューなんかありませんので、蒸籠の中身を見た瞬間に何なのかをジャッジして、決断しなくてはなりません。
これはハードルが高い。しかも面白い。

まずは〈腸粉〉をゲット。

なんか甘い醤油がかかっています。

中身は豚肉の餡だと思っておりましたが、画像で見ると小海老に見えますね。
米粉の皮が何重かに巻かれ、プリプリの食感。
ただ私にはタレが甘過ぎて、スイーツなのか惣菜なのか微妙で、あまり口に合わず。

次は〈蝦焼売皇〉。海老入りシュウマイです。


これは定番の味。

想像したままでした。
しかし、テーブルに持ち帰って食べてみるまでは、中身が何だか解明不能な状況。

そして〈糯米鶏〉(ローマイガイ)、いわゆる蓮の葉に巻かれた粽です。


蓮の葉に包まれたおこわご飯で、中に卵やしいたけ、鶏肉などが入っているもの。

こちらはまったくNG。
(おそらく)もち米が固まっていて、ほぐしきれないので食感が極めて悪い。
さらに味がなく、蓮の葉の風味も感じられず、醤油をつけても全然馴染みません。
途中で食べるのを断念しました。

最後に〈潮州粉果〉。


蒸し餃子の一種で、豆やピーナッツやたけのこ、白菜などの野菜系のみの食材が巻かれたもの。

豆の風味が強く、あまり日本では食べない点心です。

頼んだのは、以上の4品。
点心は、お茶をガンガン飲みながら食べるのが基本なので、プーアール茶を10杯くらい飲み干しました。
お茶の注ぎ方も手慣れたもの?

テーブルはベタベタなんですけどね。

お会計は、オーダーシートを持って、レジで払います。
計算がよく分からなかったのですが、お茶と点心4つでだいたい100HK$。
日本円にして1,500円でした。

ワゴンから食べたいものが見つけられなくて、結構ストレスの溜まる朝食でした。
味も選んだ4品が悪かったのか、満足度も微妙。
「添好運」あたりと較べると厳しい評価です。
同じ上環にあり姉妹店の「蓮香居」のほうが観光客が少なくて、味もいいという評判も聞きます。

牛肉の肉団子「山竹牛肉球」や「叉燒包」(チャーシュー饅)が食べたかったなぁ。

ここ、蓮香樓はビルの賃貸契約終了に伴い、2019年上期で閉店の予定だそうです。
ご近所で再開するかは未定。
すでに、荃湾で2018年2月から「蓮香桟」という新店が開店しているそう。
伝統の飲茶屋さんの雰囲気を味わいたい方は、今のうちに訪問しておきましょう。
*姉妹店も同じスタイルのようです。

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