【ウィンドサーフィンDIYメンテナンス】破損したマストを再利用

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ウィンドサーフィンをしていると、不意の事故やセッティングミスで、道具を破損してしまうことが稀にあります。
セイルが破けたり、ボードが派手に凹んだ時はショップにお願いして修理に出すしかないのですが、意外とお金がかかるので、自分で直せる軽度のトラブルはDIYしたいところです。

今回はこのセイルを張った際に、マストに起こったトラブル。
セイルにマストを挿入する場合、長さを調整するためボトムに延長用のパイプを差し込みます。

こんな感じ。
このエクステンションパイプのストッパーを上下逆さまにつけたのが原因で、マストのボトムがこんなになっちゃいました。

きっちりハマっていないところに、ダウンテンションを思い切りかけたために、カーボンの繊維がめくれあがり、割れてしまっています。

さすがにこのままでは使えない状態。
すべては私の責任です。
でもマストってカーボン製のため、買うと10万円くらいするんです。
折れたわけではないし、なんとかリカバリーできないかと考え、ボトム側から5~10cmのところで切断する方法を思いつきました。
ただカーボン100%のため、きれいに切らないとカーボンの繊維がガビガビにほどけてこないか心配です。
できればプロに任せたいと考え、三浦市周辺にあるCAINSとケイヨーディーツーのDIYコーナーへ出向き、切断をお願いできないか、ヒアリング。
HP等では親切極まりないことが書いてあるのですが、実際に相談するとつれないお返事。
どちらも、お店で購入した木材しか受け付けてくれないみたいです。

やっぱり自分でやるしかないのか?
仕方なく家にある粗大ごみを切断するために使う万能ノコギリを試してみたら、なんなく切れそうな感触。

朝から津久井浜へ出向き、準備開始。

ケイヨーディーツーのDIYコーナーの店員さんが、ウィンドサーフィン愛好者だったため、糸鋸でたぶん切れると教えてもらっています。真っすぐ切るコツはマスキングテープで見当をつけることだとも。

メジャーで5cmのラインにテープを巻き、これに沿って慎重に切断します。

マストを廃棄するために何度か経験していますが、丁寧に切ればカーボンの繊維も出ませんね。
15分もあれば、カットは終了。

概ね真っすぐ切れていますが、やはり切断面のバリは目立ちます。
ここで紙やすりの登場。

100番のやすりで、ストッパーに当たる面と、マストの内側を削っていきます。

案外、柔らかいので削り過ぎないことも注意。

当て木をして5分も擦れば完了。
こんな感じです。

DIYショップでサンダーをレンタルしようかと思っていたところ、必要ないと判断。
ちゃんと5cmだけカットしたかも確認。

エクステンションにつなげてみます。

やればできるじゃないか?
おそらくこれで支障なく、マストを使い続けることができるでしょう。
ただし海上でのセイリング中の事故は、ビスが一本外れただけでも起こります。
DIYはあくまでも自己責任で慎重に実施しましょう。

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