ウィンドサーフィン・ワールドカップ2024観戦記~海上観覧してきました~
《当サイトはアフィリエイト広告を利用しています》
ウィンドサーフィンのワールドカップが日本で開催されていることをご存じでしょうか?
開場となっているのは神奈川県横須賀市の津久井浜(いわゆる三浦海岸)。
19歳からウィンドを始めて40年を迎えた私の現在のホームゲレンデでもあります。(道具を海岸沿いのショップに預けています)
ウィンドサーフィンの世界的プロが集結するワールドカップは、サッカー等と違い毎年開催。
ここ日本(津久井浜)では、2017年を皮切りに(2020年、2021年を除いて)毎年実施されており、今年で6回目を迎えます。
日程は11月8~12日の5日間。
今回も全日空さんがメインスポンサーです。5年契約が終わっても更新していただけたみたい。
正直な話、他人がやる競技にあまり興味はないんです。(すみません、のっけから)
とは言え、私が愛好するボードセイリングのせっかくの晴れ舞台なので、一応は見ておこうということで、今回は…、
ちゃんとお金を払って海上観覧してきました!!
普段は横須賀の軍港で遊覧している船を持ってきて、近くで見ようって企画です。
60分で500円なら格安。
初日と最終日を除き、日に4回ぐらい乗船するタイミングがあります。
3日前くらいでも70名のキャパには空きがありました。(当日申し込む方が多いみたい。PR不足ですな)
大事なのはお天気です。
雨が降らないかも重要ですが、もっと重要なのは風速。風が吹かないとレースが成立しないですからね。
特に北風が吹くこの時期は午前中が最も良いコンディションです。
最初は人が少なそうな月曜を狙っていましたが、週間予報では雨っぽいお天気。
結局、2日目土曜の10時からの回を予約しました。
newcalというサイトから申し込みます。決済はクレジットカード。
当日、サイト上のマイページからチケットを発券し、会場の受付で乗船券に替えてもらいます。
津久井浜へは自宅から歩いて約20分。
期間中(5日~14日)は津久井浜の北下浦第2駐車場は閉鎖されてしまいます。
と思っていたら、入口を共にする三浦海岸側の第3駐車場の方は観戦客も停められるようです。
お昼ぐらいに見た時も半分くらい埋まっていただけなので、遠方から来られる方もなんとかなるかも?
本会場にはメーカーや観光協会のブースが並んでいます。出場する選手はビーチに張ったテントに道具を置き待機。観客はビーチには降りられないはず。
海上観戦する客は出航の30分前に受付前のバス乗り場に集合するお約束。
ここから船着き場までシャトルバスで送迎してくれるってわけ。
10時の回のチケットは当日売りも合わせて完売しておりました。
観覧船の定員は70名なのでバスは大混雑。
ここから数百メートル先の北下浦漁港まで連れていかれます。
バスを降りたら橋を渡って、観覧船へ。
2階建ての船で定員は200名程度。
確かに横須賀のヴェルニー公園あたりの軍港巡りで使われていそうな船体です。
2階の展望席。
明らかに乗客の年齢層が高いです。
70名近くいる客の中で学生さんと思えるのは僅か3名。東京海洋大学の学生だったかな?
まぁウィンサーフィンという競技自体がマイナーでお金がかかるため、若い方には手が届きにくいレジャーになってしまっていることが顕著に表れていますね。
だって60歳の私より年配に映る方が半分以上いるんです。
ゲートボールかよ!
10時のレース開始のかなり前に乗船が済んでしまっているので、さすがに屋外で待機していると寒さが身に沁みる。
1階にはソファに囲まれたラウンジもあって、大画面モニター付き。
トイレもちゃんとありました。
15分ほど待って、10時過ぎにいよいよレース開始。
1階の外周添いの通路から、選手が集まっているスタート地点を見てみると…。
遠い……。
遠すぎる…。
一眼レフカメラを持ち込まれている方は超望遠レンズを装着。
100m以上離れてるんじゃないかな?
これは私のスマホのカメラで6倍ズームで撮ったもの。(それもトリミングしてこれ)
肉眼ではセイルの色すら判別できず。
津久井浜を本拠とする富田プロが実況として参加してくれていますが、彼ですらレース状況が目視では解説できません。
YouTubeでライブ中継している画面でもこんなものです。
この船じたいが選手たちの風上に停泊していますので、あまり近づくと風の妨げになることもあり、これ以上近づけないんだとか。
結果的には私が見た時間帯の5レースでは、武田選手の5位が日本人セイラーの中では最高順位でした。
ただそんなもん肉眼で判るはずもありません。
船のいる場所はスタート地点とはかけ離れていて、しかもゴールはさらに遥か向こうです。
YouTubeで見てたってそもそも判りにくいのに…。
*先ほど載せたラウンジに大画面モニターがあると書きましたよね。最悪ここでレースの中継が見られると踏んでいたのですが、ずっと横須賀市長の大会挨拶がリピートされていました。アホ過ぎる。
ビーチ前の駐車場から見るとこんな感じです。
これでもゴール地点からは離れていると思いますが、まだこっちのほうがマシで、迫力あるゴールシーンが目撃できる可能性がありそう。
11時に海上観覧が終わり、船を降りた我々。
漁港に戻ってきた足取りにも、なんだかなぁという不完全燃焼感が漂っている気が。
正直、(プロ野球のエキサイティングシートみたく)スタート地点かゴールラインの50m程度のポジションまで迫ってくれると期待していたので、がっかりでした。
野球を外野席で見るよりも臨場感がありません。
ウィンドサーフィンって、やっている本人はスピード感もあって凄く楽しいんです。
ただ現地観戦に向くかというかなり疑問。(ヨットレースやスキーでも同様じゃないでしょうか)
見ていて面白いのはフリースタイルだけでしょうね。
あまり悪く言いたくはないので文句はここまで。
大会ブースの前ではウィンドサーフィン体験なども各種やっています。
このビジョンではライブが流されているんだろうか?
飲食のキッチンカーも10店くらい出ています。
テーブルもあるのでイートインも問題なし。トンビの襲撃だけはご注意ください。
来年も続くことを祈っています。
こちらの記事もおすすめです。
Visited 44 times, 3 visit(s) today
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。