マカオ・カジノを勝手に評価 #5【大陸系中国人に人気のカジノ特集】
⑰ハイアライ カジノ(回力娯楽場)
続いて、外港フェリーターミナルから歩いていけるカジノです。
リスボアと同じSJM系列で、海立方(オーシャナス)カジノと連絡通路で繋がっています。
私の記憶が確かならば、2017年の暮れあたりに改装再オープンしたはず。
回力娯楽場と言えば、マカオに米国資本が入っていなかった頃(~2006年)はカジノだけでなく、ホテルに夜総会やサウナが同居した男の殿堂と呼んでいい場所でした。
今では金龍酒店と帝濠酒店(エンペラーホテル)がその面影を残すだけで、ここはすっかり清潔で無味乾燥な建物に変貌してしまいました。
SJMグループのため、フェリーターミナルからの送迎バスは、リスボアやグランドリスボアと相乗りしています。
会員カードは海立方と共通。リスボアカジノの皇牌天下のVIPプログラムが、ここでもできるという情報もあります。
海立方カジノと繋がっていると書きましたが、不思議と大混雑していないのが回力カジノの謎です。
フェリー待ちの客でごった返す海立方を尻目に、お年寄り中心にのんびりと博奕を楽しんでいる印象があります。鉄火場のイメージも皆無。
当然、バカラが中心とはいえ、大小とファンタン(番攤)もあって結構客がいます。
※ファンタン(番攤)とは、山積みしたボタンの上に金属製のお椀をかぶせて、中のボタンを4つずつのグループに並べ、最後にいくつ残るかを当てるゲームです。私は「おはじき遊び」と呼んでいます。
ルーレットとブラックジャックを全く見かけません。北京街から高美士街の一帯で、ルーレットやブラックジャックで遊べるカジノはないのでしょうか?
バカラについては、入口のある1階は200、300、500HK$の他に、珍しく400HK$ミニマムの卓があるのが他にはない特徴。SJM系列らしく、全てコミッションありのテーブルです。
*バンカー(庄)の勝ちに5%の手数料が取られます。
チップや羅紗のデザインもリスボアと同じ。
2階に上がっても、やはり200HK$ミニマムがいっぱいで300、500がパラパラ。一段下がった場所が優越高額区になっていますが、1,000HK$ミニマムの他に300と500も混ざってて、中途半端な印象です。
ドリンクは配給制。粗末なワゴンでオバちゃんからミルクコーヒーや紅茶をもらう形式です。
食事スペースも設けてあるものの、有料かと推測します。美味そうな想像ができないため、食べたことはありません。
レジェンドパレス(勵宮酒店)とほぼ同時期に開業して、建物はキレイなわりに垢抜けないのは、海立方と直結してるからでしょうか?
ディーラーもフレンドリーな印象はありません。若めのガタイのいい男性(軍人あがりの中華系という風貌)が多く、みな怖い顔つきをしていた記憶があります。
【ディーラーの態度】★★★★★
【カジノの設備】★★★★★
【飲食サービス】★★★★★
【客 層】★★★★★
【ツラ目発生頻度】★★★★★
【総合顧客満足度】★★★★★
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