熱闘!海外カジノ・マカオ篇#2《リオカジノで退場!》~2015年11月~

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▶ 目次
1日目、S君の筆おろし
2日目、コタイ地区へ
最終日もチョイ勝ち

同僚S君との共闘

2度目のマカオ遠征は、会社の後輩で同僚であるS君との共闘となりました。
今回は往路はジェットスター、復路はバニラエアーの変則日程。
LCCのはしごです。(笑)

1日目、S君の筆おろし

2015年11月13日㈮ 愛車プリウスαを駆り、蒲田でS君をピックアップし、成田空港へ向かいます。
8:45発のGK21便で、香港へは12:50着。片道運賃は14,790円でした。
香港国際空港からはフェリーで直接、外港碼頭へ。9月に来ているので手慣れたものです。
次の週末はマカオグランプリ(F3の自動車レース)らしく、街の至る所にフェンスや看板があります。
※すみません、この時期はあまり写真を撮る習慣がなくって…。
宿泊は再びリオホテル(利澳酒店)。2泊1室で1,718HK$。Booking.comで予約しました。
ツインルームにしたので2人で割れば1泊6,000円程度、経済的。


S君とは年齢が2回りほど離れていますが、なかなかクレバーなギャンブラー。一昨年のマカオの社員旅行でも一緒でした。20歳台中盤の若者にしては、大小の卓で気持ちのいい賭け方をします。株式投資もやっているという噂。
おとなしめの風貌で小柄痩せ型のため、カジノの警備員の眼には少年にしか見えないらしく、カジノの入口では毎度パスポートチェックを受けています。いつもそれにご立腹。
バカラは未経験ということで、旅行前に本などでレクチャー済み。飲みこみが早そうなので大丈夫でしょう。

まずはリスボアホテル(葡京酒店)の水晶宮に向かいます。

ここはミニマムベット100HK$(約1,600円)の卓があり、バカラ筆おろしのS君にはぴったりかと。
隣同士に座りながら、1,000HK$をチップに交換して、実戦で説明していきます。
彼もバカラが性に合うみたいで、中国人の罫線の読み方を不思議がりながらゲームを楽しんでいる様子。
あっという間に3時間が過ぎて、テーブルを200HK$ミニマムに替えたこともあり、私の方は4,080HK$までチップを増やしました。
+3,080HK$で早くも5万円浮いてます。
そろそろ腹も減ってきて、グランド・リスボアへ。

70mの巨大ビュッフェがあるとテレビ番組で紹介されていた「THE GRAND BUFFET」というレストランがあったはず。しかしながら探しても、お目当ての場所が見当たりません。*この頃はすでに閉店していたようです。
仕方なく、前回言った福隆新街のフカヒレスープをいただくことに。

*こちらのお店については、別の記事でもご紹介しています。よければどうぞ。

「譚家魚翅」~福隆新街はふかひれストリート《マカオの微妙なグルメ⑥》


リオホテルに戻って、 2階のカジノを見て回ります。

リオの2階のバカラはミニマムが300HK$(約5,000円)から。S君も果敢に戦います。
私も調子がいいようで、ばんばんナチュラル9を絞ります。
3,000HK$のチップが4,400HK$に増え、休憩後、2,000HK$バイインして、また1,000HK$増やしました。
ここだけで2,400HK$の勝利。
ここでトラブル発生。

バカラ卓で退場の憂き目に遭いました。
それも二人揃って。
経緯をご説明します。
300HK$minのテーブルに並んで、調子よく勝っていました。
中国人のご夫婦が同席していて、私たちがオナーではないことが多く(バカラは同じ側に賭けている人がいる場合、最も賭け金が大きい人がカードをめくります。*これを絞ると言います)、夫人に運があるようで、良い札を持ってきてくれます。
我々もその恩恵を受け、拍手をしたり親指を立てたりして、感謝の意を表していました。
仏頂面だった中年の女性ディーラーの機嫌を損ねたのは、その後です。
S君と私が両方とも勝った時に、S君が私の配当のチップに触りました。
しでかした粗相はそれだけ。ところがちょっとした騒ぎとなりました。
おばはんのディーラーは怒りを露わにして、ピットマネージャーを呼んでいます。
ここから5分以上の中断。
マネージャーは天井の監視カメラで撮った映像を確認するよう、どこかに連絡しています。
S君と私はすぐに謝り、事態を収拾しようと試みますが、ディーラーは気が収まらないようで、私たちを指差しながら、怒りをぶちまけてきます。
言葉がわからないので黙って座っていると、掌を返して、出口を指すジェスチャー。
S君は席を立ちましたが、彼女は私にも何やらきつい調子で言っています。
手を広げて「I don’t know」の表現をして、お隣りのご夫婦に助けを求めると、拍手したのが許せないらしいと教えられました。
中国人のいる賭博場でマナーなんかあるのかよ。
と心中に反論がトルネードしたものの、面倒なので二人揃って、リオカジノを後にしました。
S君は落ち着きがない一面があって、手元が怪しく映るときがあります。
社員旅行の時、MGMマカオの大小テーブルでも、賭けるのを止めるチャイムの後に、自分の賭けたチップを触って、ゲームを中断させていました。
悪気は全くなくても、以後、ディーラーは注意して彼を見張るようになります。
その時、私は絶対にディーラーは彼を勝たせないと信じて、彼の逆の目に張り続け5万円以上勝たせていただきました。
それは「Sの逆を張れ」という格言として、我が社の伝説となっています。私が耳打ちしたので、みんな彼の逆に張ったのです。
納得のいかない我々は、ウィン・マカオに行き、バーで先程の一件を振り返り。
2年前から見つけていた1階のバーラウンジ「Bar Cristal」には、広東系と東南アジア系の絶世の美女がカウンターに並びます。私のマカオでの唯一の息抜き場所。ここでコロナを一本飲むのが私の休憩の習慣となっています。

振り返ってみると、日本人の二人が、意味の分からない言語でゲラゲラ笑いながら得意げに話してるのが、ディーラーには気に食わなかったんだなという結論に達しました。
でも、明日の夜もリオのカジノには行けないかも?

リスボアの水晶宮に場所を移します。

まだまだ私の幸運は逃げてはいないようです。
2,000HK$をバイインして、5,025HK$まで浮上。ここでも+3,025HK$。
あまりの私の引きの強さに香港人らしき若い女性2人組が、代わりにカードを絞ってくれと頼んでくるほどの調子の良さ。
ローベットながら3勝1敗くらいのペースで勝ち続けました。
もうやめようとうろついている時に、バンカーのツラ目に熱狂している卓を見つけて、後ろから手を伸ばし300HK$の立ち賭け。
これは外して今日はお終い。
初日の結果は、8,025HK$の勝利。
(この日のレートで+131,208円)
部屋に戻って、3,000HK$くらい勝っていたS君と、香港紙幣を数えながらバカラは簡単だと大はしゃぎ。

もう時間は午前3時。夕食を忘れていました。
ホテル前の北京街の台湾系の店で、排骨飯を注文します。S君は雲吞麺。
二人とも最悪でした。麺も丼もまずい。いつか機会があれば、罰として店名と画像を曝します。
2日目に続きます。

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