オーナー師父の台湾料理は味も間違いない「許厨房」〜横浜中華街ならこれを食え#20
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横浜中華街で開いた、緊急事態宣言前の最後のプチオフ会です。
香港やマカオに行かれない鬱憤晴らしに、3人の男がグチを言い合うだけの食事会なんですけどね…。
ということで、新年早々の1月2日。夕方4時に入ったお店は…
台湾料理の「許厨房」さん。
オーナー師父(シェフ?)の経営するお店として、BSで放送されている土井善則さんの番組でも紹介されたそうです。
私も上海路で通りがかるたびに、気になっておりました。
〈オーナー師父〉という単語には馴染みがありませんが、中華街を歩いていると、街頭の客引きから「うちは個人経営のお店だから安心だよ」というお誘いのセリフを耳にします。
食べ放題の店が全体の1/4とも云われる今の横浜中華街では、セントラルキッチンで作られた冷凍食品を温め直して出しているだけという噂もあるので、それを揶揄しているのかなと思っておりました。
どこへ行っても同じ味じゃつまんないもんね。
行ったこともない個人経営のお店に、いきなり知り合いを連れていっちゃうところが、無責任な私らしいのですが。
ホットの黒烏龍茶とプーアール茶を先にいただいて、アラカルトでバンバン注文しちゃいました。
陶器製のポットじゃないので少しイメージが異なりますが、温かいお茶を何杯もお代わりしながら、料理を平らげていくのが中華の醍醐味。
まずは有名なメニューからご紹介します。
↑これは〈皿ワンタン〉(800円)。
つるっといけますが、葱油と香菜で意外と複雑な味。
↑〈サンベイジー〉(1,800円)。鶏肉の台湾バジル風味土鍋煮込みです。
醤油系のタレの濃い目の味がいい感じ。骨離れもよく、しっかり煮込まれています。
↑〈エビのマヨネーズソース〉(1,300円)。
こういうのでお店の実力が判ります。海老のプリプリ加減やナッツの絡んだソースも含め、間違いない旨さ。
↑そして〈油淋鶏〉(1,500円)。
流石に私が作るのよりも高級感ある盛り付け。較べるな!
↑〈小籠包〉(4個850円)も頼んでおかねば。1個200円だから、案外お高めです。
安定の美味しさ。ハイボールに替えちゃっていることもあり、もう掲載の順番が滅茶苦茶です。
↑〈特製水餃子〉(6個550円)もいっておきましょう。
台湾の地元では小籠包よりも水餃子のほうが食べられいるそうです。
↑〈青菜の炒め〉(1,000円)。
中華では生野菜を食べないので、サラダ代わりにするにはこれしかない。空芯菜をチョイス。
前回10月には、善隣門前の四五六菜館別館で集まったのですが、まさに遜色のない、台湾料理である分、より家庭的で満足度の高いクオリティでした。
(3人とも独身であることが理由かも?)
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