たまにはショッピングモールで高級飲茶!~K11MUSEAの「金枝玉葉」の炒麺と蝦餃~《香港の微妙なグルメ⑩》
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▶ 目次 K11MUSEAでランチの店を探す 「KiKi麺」ってなんだ? 広東式点心店「金枝玉葉」 (番外編)たまにはビクトリアハーバーを散歩 |
K11MUSEAでランチの店を探す
2024年12月の香港遠征初日のランチで訪れたレストランの紹介です。
普段ならお昼前に香港国際空港に着くと、空港内のワンタン麺屋か担々麺屋(どちらも有名なお店です)に寄って、軽く済ませていくのが通例。
だけど今回は入国審査の列に30分以上も並ばされてしまった恨みから、一刻も早く空港を離れたい気分。
速攻でエアポートエキスプレスに乗り、尖沙咀に出てきてしまいました。
(まぁマカオに渡らなかっただけマシでしょう)
↓地下で繋がっている尖東駅の方に歩いて辿り着いたのは
2019年8月にできた「K11MUSEA」。
ビクトリアハーバー沿いの海濱公園沿いに建つ、アートを意識したショッピングモールです。
こちらが地下2階の入口だったかな?
↓4階ぐらいまでエスカレーターで上がって見下ろした景色。
なんかキャラクターも鎮座していました。
すみません、やる気のないコメントで。
このてのショッピングビルで心が躍ったことがないんです。
古いモノがいいとは言いませんが、まるで人間味を感じませんよね?
とはいえリュックを背負ったまま、尖沙咀や旺角の下町を歩き回る元気もなかったもので、手っ取り早く飲食店が集まる商業ビルを選んだわけ。
「KiKi麺」ってなんだ?
庶民向けとは言えないレストラン群に戸惑いながら、最初に目をつけたのがここ。
「KiKi麺」と書かれています。
〈KIKI麺〉とは台湾にある大人気四川料理レストラン「KiKi餐廳」(KiKi restaurant)から誕生した《インスタントまぜそば》らしいです。直営のヌードルバーが香港にも進出したということでしょうか?
ただ通りがかった際はそこまでの情報を持っていなかったため、注文の仕方が面倒くさそうだなぁと感じて、パスしちゃいました。2月に台北に行くの深追いしてみます。
インスタントの〈花椒チリまぜ〉、評判いいみたいです。
広東式点心店「金枝玉葉」
エスカレーターの周囲を一周して、本格的な広東式の飲茶の店を発見しました。
店名は「金枝玉葉」。
好き勝手に注文すると初日から怖ろしい金額になりそうなので一定の恐怖感はありますが、品数を押さえれば安定したクオリティの点心はいただけそう。
満を持して入店。
エントランス周辺も席は空いていたものの、なぜか奥の個室に通されました。
リュックを背負ったおひとり様が嫌われたのかな?
なんかマカオでいつも行く飲茶屋とは勝手が違います。
とりあえずプーアール茶を注文。
その間にゆっくりメニューを解読することに。
まず目に留まったのはこれ。
〈Smoky Crispy Pegeon〉と書いてあるので、文字通り解釈すれば《鳩》でしょうか?
ただまだ罠は潜んでいます。
120ドルとなっていて、これで2,300円と思いがちですが、その後に《/隻》とあります。
一隻(いっせき)には【一対のものの片方】という意味があります。
ではこれが鳥類の場合はどんな単位なのか?
金額的に推測すれば、私がもう一品頼もうとしている焼きそばが128HK$。
それより低価格で上記の写真の鳩の焼き物(ほぼ6切れ)が食べられるとは信じ難いですよね?
私がいつも陥るパターンで考えれば、おそらく【一隻=一切れ】が正解でしょう。
ドツボにハマらないように断念しておきました。
*正しい解釈が判る方がいらっしゃたら、コメントよりご教授ください
そんなわけで私がオーダーしたのは
麺類からは「頭抽鼓油王炒麺」。
点心からは「水晶鮮蝦餃」(68HK$)。
どこで注文しても外れない安定したメニュー。
この時間はこんなオーダー表に自分で記入して注文を投げます。
そして10分後に運ばれてきたのがこの2品。
無難に焼きそばと蝦餃子だけにとどめておきました。
それでも235HK$(約4,600円)。香港の物価恐るべし。
まずは「頭抽鼓油王炒麺」なる勇ましい名前の焼きそばから。
なぜか知らないんですけど香港でもマカオでも、飲茶店や屋台の炒麵ってやけに美味しいんです。
細めのストレート麺で基本的に醤油味。
ここんちのも香ばしくて確かに旨いです。
でも具はネギとニラだけ。これで値段は128香港HK$…。2,500円かぁ。
続いてこれも間違えのない「水晶鮮蝦餃」。
たいてい飲茶屋に行けば頼みます。
なんか金の文字が餃子の皮に入ってますね。
《中にはプリップリッの海老が!?》とかいう感じでは驚かなくなっちゃいましたねぇ。
普通に美味しい蝦餃子です。
本当にこのお店のいい部分を味わったかは怪しいところですが、ショッピングモールに来て食事に迷ったら、飲茶屋さんって見栄えもするしお薦めです。
(番外編)たまにはビクトリアハーバーをお散歩
K11MUSEAの裏手は対岸に中環を望むビクトリアハーバー。
久々に海濱公園を歩いて、スターフェリー(広東語で天星小輪)乗り場を目指します。
アベニュー・オブ・スターズの入口には、香港電影金像奨で授与されるトロフィーを模した銅像が。
周囲にはうじゃうじゃとパンダが散乱しているのはなぜ?
後で調べたら、香港経済貿易代表部が仕掛けたイベントで、この週末に2500体のパンダを陳列して観光誘致に取り組んでいるようです。
こんな船も香港っぽい。アバディーンも営業やめちゃいましたもんね。
一度も見たことがないブルース・リーの銅像は見つけられず。
宿泊先のある香港島までスターフェリーで渡ります。
しかし凄い乗客の列。不覚にも土曜の午後でした。
たった10分弱のクルーズに20分並んで乗り込みます。
料金は土日なら5.6HK$(下層階・現金払いの場合)。10分間の船旅でした。
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