「洋食キムラ」のシェル型鉄板のハンバーグ〜横浜の微妙なグルメ#12

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若い頃から一度は訪問してみたいと思っていたお店、
「洋食キムラ」さん。

野毛にある有名な老舗の洋食店です。
もっと日ノ出町駅側にあると記憶していたのですが、都橋の真ん前でした。

先日、訪問したナポリタンスパで有名な「センターグリル」とは徒歩で100m以内。
こんな至近距離で長年共存してきたわけですねぇ。
*ちなみにセンターグリルの記事はこちら。横浜・野毛の「センターグリル」でスパゲッティーナポリタン。ケチャップ味はこちらが元祖!?〜横浜の微妙なグルメ#11
で、お店の外観。

このお店はなんといってもハンバーグ。

右上のやつ。ほぼこれ一択です。
貝殻の形をした鉄板で出される往年のスタイル。
そして伝統のデミグラスソース。

ライスかパンを選べて、小さなサラダが付いてきます。

現在、ハンバーグのテイクアウト(お弁当)もされているようなのですが、この器で食べたいと希望されるお客さんがいるので、有料で貝殻型の鉄板を販売しているそうです。(テレビで見ました)

特徴は、横に添えられた半熟気味の目玉焼きでしょうか?

殆ど固まっていないので、デミグラスソースに混ぜながら食べると、これも美味。

で、主役のハンバーグ。
肉の味はチャンとしてるし、デミグラスも想像通りの味。でも…、
感想は、ん〜〜ん。

決してマズいとかそういうことはないのですが、最近のハンバーグって、どこもレベル高くないですか??
私なんか、湯せんして食べるイシイのハンバーグで育った世代なので、本格的デミグラスというだけで有り難い。

オフィスがある田町やかつての目黒でもそうですが、異常に肉の質が高かったり、すごく豪勢なバーガーを提供するお店も見かけます。
やりすぎの感はあるのですが…。
ちょっとくらいでは、感動はしなくなっちゃいました。
客層を見ても、長年通っているっぽい年配の方が多いです。(センターグリルよりも客層が高いような…)
まぁ、有名精肉店さんなんかがやるA5ランクの肉を生焼けのまま出すハンバーグよりかは、ずっと好きですけどね。
ごめんなさい。正直値段も高い(1,450円)ので、微妙かなぁ。
ただ私が30年ばかり前に横浜・元町の近くで暮らしていた頃は、昔ながらの洋食屋さんって沢山あったと思うのですが、最近はあまり見かけなくなりました。

こういう老舗はいつまでも残っていて欲しいものです。

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