金沢市片町「グリルオーツカ」の〈ハントンライス〉〜行列ができるご当地グルメ

ハントンライス開発の謎

9月の第3週に、出張で金沢に行っておりました。実は金沢市も石川県も初めての訪問。
思えば、昨年は九州初上陸を果たし、鹿児島と福岡を制覇しました。
知らない土地で、思いもよらないローカルグルメを体験するのは非常に有意義なもの。さて今回は何をいただきましょう。


人生初の金沢で、最初に食べたランチは金沢カレーでも海鮮丼でもなく、〈ハントンライス〉でした。
たぶん、東京で暮らす我々にはあまり馴染みのない、金沢のB級グルメ。
そもそも「ハントン」って何?
今回、訪れたお店のメニューに、明確に解説されていました。

ハン=ハンガリー
トン=フランス語でマグロ
らしいです。
それですら何じゃそりゃなんですが、ケチャップライスの上に半熟の卵焼きを載せて、マグロや海老などの魚介のフライを添えたプレートランチのことのようです。
で、発祥はどこなんでしょう。
金沢の「ハントンライス」は、1960年代後半にベーカリーショップを経営していた会社が、市内中心部に「ジャーマンベーカリーグリル」というレストランを出店する際、シェフたちが考案したメニューだったとされています。元々は賄い料理からインスパイアされたようです。
※ただし、ハンガリーではこんな料理、存在しないらしいです。
この発祥のお店はすでに閉店していますが、メニューじたいは金沢のご当地グルメとして残り、様々な洋食店で提供されているというわけ。
その中で有名なのが「グリルオーツカ」さん。
昭和32年創業で三代続く老舗の洋食店です。
まずは行ってみましょう。
グリルオーツカは金沢市街の中心地・香林坊周辺にあります。住所では片町2丁目になり、「香林坊東急スクエア」の裏手を数百メートル、中へ入った住宅街にあります。
近隣にはせせらぎ通り商店街や長町武家屋敷があるので、それほど分かりにくくはありません。
次の章で、アクセスや地図をご紹介します。

これがお店の前の道。

緑の看板が目印。

店前はこんな雰囲気。見るからに古い洋食屋さん。

席はカウンター5席、テーブル約40席のキャパだそうですが、ランチタイムは行列しているみたいです。
訪問時は木曜の午後2時前だったので、行列はなし。

中へ入って、テーブルに案内されます。周囲は地元の学生っぽいカップルばっかり。

メニューを開くと左上に、ハントンライスが掲載されています。来店する客の7割近くがこれを注文するとのこと。


それ以外の定食も、洋食屋さんなので豊富です。

私のオーダーはハントンライス(950円)とクリームスープ(500円)。
ここのクリームスープは、実はお店の一押しという噂です。
5分待って実食。

まずは、スープから。

玉ねぎと牛乳とクリームで仕上げたクリームスープ。500円するだけあって、しっかりした味です。
クルトンではなくコーンフレークが乗っかっているのが、なんとも笑えます。

そして、お目当てのハントンライス。

スクランブルエッグよりも緩めの卵。
フワトロ具合が凄いです。

タルタルとケチャップのWソースがコテコテ感をデフォルメしています。
おそらく多分、画像で見たまんまの味。

ライスは、普通のケチャップライスという感じ。

海老フライは小ぶりです。

マグロのフライですが、言われなきゃ何だか分からないと思います。
それもそのはず、すでにタルタルとケチャップが混ざってぐちゃぐちゃ。

サラリーマンがランチタイムに、これを食べたくなる気持ちが理解ができました。
ストレスが溜まると濃い味のものを欲するもんです。卵とかタルタルソースを嫌いな人ってそうはいないですからねぇ。
新潟のイタリアン(ミートソースをかけたソース焼きそば)よりかは上等なのではないでしょうか。
同じ金沢でも、具に何も入っていないゴーゴーカレーよりは高評価です。

グリルオーツカへのアクセスは?

金沢市内の繁華街、香林坊から片町を結ぶ国道157号から少しだけ細い通りを入ると、「せせらぎ通り商店街」や「長町武家屋敷」など興味深いストリートが結構あって、「グリルオーツカ」はそこから徒歩で2分くらいの場所にあります。

これが「せせらぎ通り商店街」。

せさミィというキャラクターもあるようで、省庁から何やら表彰されているようです。
そして、商店街を左に折れると、「長町武家屋敷」。


外国人観光客や、ボランティアガイドが観光客を連れて闊歩しています。

さぁ、この後は、ひがし茶屋街へ金箔ソフトクリームを食べにいきます。
営業時間:11:00〜15:30、17:00〜19:50
定休日:水曜

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