国道134号津久井浜前「城門」の炒飯がなにげに旨い!!~三浦半島だより#48
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三浦海岸駅は早咲きの河津桜のピークを迎え、人出も今週から来週にかけて最高潮になりそう。
せっかくなので、三浦海岸~津久井浜へ続く国道134号線沿いにある美味しいラーメン店をご紹介します。
店名は「城門」さん。
SINCE1979ということは、今年で創業45年。私もかなり昔から存在を知っていましたが、いやはや老舗です。
丁度、三浦市と横須賀市の境にあり、調べるとここはギリギリ三浦市でした。
ラーメン屋が少ないこのエリアで、特にお昼時は客を集めている店という印象。
昔ながらの支那そば系が好きな私からすると、ここのラーメンはピリ辛の酸辣湯麵という分類で捉えていたため、これまで来店したことがありませんでした。
でも今回訪問してみて、勘違いだと分かりました。
酸辣湯麵ではありません。
3日続けて食べた家のカレーに飽きて、お隣りのダイソーへの買い物ついでに偶然引き寄せられました。
13時半を過ぎたウィークディなのに、テーブルもカウンターもほぼ満席。
(まぁ三浦さくら祭りのこの時期は、界隈のどの店も過剰に混んでいます)
店員さんは厨房も含め4人で回されていますが、かなりテンパり気味。
ゆっくりメニューを見て、ブログ用の写真を撮るのも憚られそうだったため、さっさと注文を入れました。
定番と思われる「城門セット」(税込1,210円)をオーダー。
厨房に吊るされたオーダー伝票が7枚くらい溜まっていました。ぐずぐずしているとそうとう待たされそう。それが私を急がせた理由です。
カウンター周りを観察しても、店名を冠した「城門ラーメン」か、それにピリ辛のネギを乗っけた「城門ピリ辛ラーメン」のどっちかを殆どの客が食べている様子。まず間違いないでしょう。
10分程で城門ラーメンセットが到着。
セットはちょっと少なめの炒飯と抱き合わせ。
城門ラーメンは担々麺でないことはすぐに分かりました。
卵でとじた酸辣湯麵だと、この段階でも思い込んでおりました。
麺を包み込んだ餡がなかなかのとろみ。
麺が重い。
ちょっとスープをすくって口に入れてみます。
酸っぱさは僅かに感じるものの酢の酸味ではありません。
また酸辣湯麵に見られる赤い辣油の油分もないような…。
もうひとさじ。
溶き卵以外に、刻んだザーサイと豚挽肉。あと生姜の風味を感じます。
酸っぱさの秘密はザーサイ(搾菜)ですね。
これが生姜と共に塩味と酸味を醸し出しています。
麺はストレートでやや細目。別注で太麺も選べるという噂もあります。
私の隣りは後から入ってきたタクシードライバーが二人。卓上の酢か辣油を巧みに操りながら独自の食べ方を楽しんでいました。
常連さんたちがこぞって、これを注文する理由がなんとなく腹落ちしました。
そして特筆すべきはセットの炒飯。
錦糸卵を乗せた海老チャーハンです。
これがやけに旨いんです。
米と卵の混ざり具合が絶妙で、香ばしいというよりは柔らかめのフワフワ。
錦糸卵を合わせている意味がすぐに理解できました。
この炒飯なら1合半でも食べられる気がします。
生姜&ザーサイ風味の卵とじ餡かけラーメンもいいですけど、私なら
《炒飯を大盛りにして城門ラーメンのスープをサブ》
にして食べたいなぁ。
ピリ辛ラーメンもよさげでした。
(ただこの日は春一番が吹いた気温20℃の昼間だったため、ラーメンをいただくには向かない日だったかも)
火~金曜:11:00~15:30
土日祝:11:00~20:30
※月曜休業
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