三浦半島・城ヶ島の岸壁で見つけたフィッシュ&チップス専門店「FISHSTAND」~三浦半島だより#47
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三浦半島の城ヶ島にフィッシュ&チップスの専門店があると聞いて訪れてみました。
店名は「FISHSTAND」。
城ヶ島にある三崎恵水産という老舗のまぐろ問屋が運営しているんだとか。
それもそのはず、店の隣りは水産工場のトラックが駐車している配送拠点です。
派手な看板も出していないため、カーナビで指示された場所まで着いても見つけられず、近所を何周もしてしまいました。(住所で検索すると三崎恵水産としか出ないんです)
営業は木・金・土曜限定です。ご注意を。
店前の岸壁にクルマを停めて、店内へ。
白を基調としたシンプルで清潔感溢れるインテリア。
テイクアウト中心の店っぽいです。
一応、店内のベンチか外の丸テーブルでのイートインも可能だそうです。
フィッシュ&チップスの予備知識がないため、メニューを熟読。
こちらがフードメニュー。
めっちゃシンプルで、サイズが違うだけで基本1種類。
揚げる魚の品種を選べたりはしないわけです。
そもそもフィッシュ&チップスと云えば、イギリスのファストフードですよね。
鱈(タラ)あたりの白身魚をフライにして、皮付きのポテトフライとセットにして売っている印象。
でもここは三崎港。やはり鮪なんです。
聞けば、鮪の〈ハラモ〉という部位の大トロを揚げているんです。
先にご披露しちゃいますが、レギュラーサイズでこの大きさですからね。
マクドナルドのフィレオフィッシュとはスケールが違います。
で、フィッシュ&チップスはレギュラー(R)とラージ(L)の2種類。
お好みで別売りのディップソースが3種類から選べます。
また「ピクニックセット」という玄麦パンで魚を挟んだセットBOXも用意されていました。
これで不安が払拭されました。魚フライとポテトだけって無理がありますよね?
やはりパンでサンドイッチにするほうが旨そうです。
ドリンクはついていませんが、ディップソースもついて1,200円ならリーズナブルな気もします。
ちなみにドリンクメニューはこちら。
MAGURO COFFEEと書かれたハンドドリップコーヒーが非常に気になりましたが、値が張るのでここは我慢。
マグロのエキスでも混入してるんですかね?
(鰻の本場・三島に行くと〈鰻コーラ〉なんていうゲテモノもあるのです)
ちなみに店頭で売っていた3Pのコーヒーはこれ。
とにかく、私のオーダーは「ピクニックセット」のタルタルソース付きにしました。
注文を受けてからフライを揚げるため10分ほど待機。
テイクアウトして家で食べる予定。
港の近くで食べる場所を探してもいいのですが、三浦半島ってトンビ(鳶)が多いんですよ。
三浦海岸のマクドナルドでも2階のテラスを飲食禁止にしているくらい。
油の匂いに引き寄せられた猛鳥の襲撃を受けるのも勘弁なので、アウトドア気分はご法度です。
待ち時間に、ショーウィンドーに並んだお持ち帰り用の商品を拝見。
これは魚のコンフィ。
すみません、あんまり興味なし。
こちらはスパイスソルトかな?
日替わりのサンドイッチ(500円)というのもあるんですね。
奥に並んでるのはビネガーでしょうか?
ぼちぼち私のフィッシュ&チップスが出来上がる雰囲気。
こんな箱に入れてくれるみたいです。
上から覗くとこんな様子。パンには自分で挟むようです。ソースも後つけ。
ちゃんとフォークとウェットナプキンも入れてくれていました。
20分後、我が家に帰宅。
早速、皿にレイアウトしてみます。
ピクルスがついてます。
タルタルのディップはこれ。店員さんから一番人気だと薦められました。
ソースをつけて、パンにサンドして食べる準備は完了。
鮪フライとパンのバランスが全くマッチしていません(笑)。
齧りついた瞬間、鮪の脂を感じとれます。間違いなくこれは風味豊かなツナ。
パン粉を振って揚げていないので、衣も含めかなり柔らかめ。
大トロは身に筋が密集しているため、高温で揚げても硬くならないんだって。
ポテトも結構な量。小2個くらいはありそう。
塩味も抑えめです。
鮪フライについていえば、タルタルをつけすぎるとフィレオフィッシュに近づいていく気がするので、付け過ぎは厳禁です。
できればサルサ等の別のディップか、別売りのビネガー(京都の手巻き寿司用の酢を使っているとか)にしたほうがオリジナティーを感じるかと思います。
1,200円はぎりぎり許せる範囲でしょうか。できればドリンクもセットにしてほしいかなぁ。
城ヶ島にこんな洒落たスタンドを発見したのは吉報でした、月に一度くらいは寄ってみるつもり。
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