「横須賀海軍カレー本舗」の金剛カレーを試してきた~三浦半島だより#33
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8月最終週の月曜と火曜は断食をしておりまして、復食日の水曜日のランチに、果たしてこの店を訪問していいか迷いましたが、横須賀で用事を済ませた帰りに寄ってしまいました。
その名も「横須賀海軍カレー本舗」。
1階には土産物屋もあり、横須賀のアンテナショップという位置づけなので、横須賀市の観光課が推進する事業かと思いきや、株式会社ヤチヨという民間企業の運営でした。
10時半前には横須賀中央駅付近に到着してしまい、食事ができる店が見つからず、11時オープンのカレー屋はほぼここだけでした。
場所は千日通り沿いのアーケードがある商店街。京急の横須賀中央駅を出て徒歩2分。
目印はこのキャラ。「スカレー」という名前らしいです。
レストランは2階になります。
さすがに駅近とあって、11時ちょいすぎとは言え、席は半分くらい埋まっています。
1名だけいた若い女性の店員さんが、昔かたぎのメイド姿。
私が子供の頃のデパートの食堂や、繁華街の洋食屋はこんな服装の店員がいましたよね。
最近、横須賀も三浦もアニメづいています。さっきの公式キャラクターといい、これらに集客効果があるかは疑わしいような…。
メニューを見ると、セットメニューが豊富なのが判ります。
金剛カレーに天龍カレーに島風カレー。
軍艦の名前がついているわけです。
一番値段が高いのが戦艦三笠(3,300円)。
《軍艦マーチで席にお届けします》と書いてありますが、他のお客さんが注文した際に、本当に突然、軍艦マーチが鳴り響いたのには驚きました。
普通のカレーメニューももちろんあります。
通常のオトナ向けカレーは、1,320円から食べられるようです。
そもそも横須賀海軍カレーの定義(ルール)は、カレー粉を小麦粉とともに炒める事と、牛乳を添えることです。
で、私のオーダーは金剛カレー(1,870円)。
フィッシュ&チップスがついてくるのが他と違うポイント。
ライスとカレーが別々なんですね。
添えられているのはマカロニと豆が入ったサラダと、福神漬。
そしてミルク。
一つ疑問が。日本国旗の横になぜ米国旗でなく、英国のユニオンジャックなんでしょう?
(日本の海軍は、英国海軍を模範にしていたんでしたっけ?)
フィッシュ&チップスが添えられているのは、それが理由でしょうかね。
魚藍亭のときにも感じましたが、とにかくカレーが緩い。
旨いとかまずいを超えて、緩いんです。
昔、母が作っていたバーモントカレーあたりを思い起こさせます。辛さが足らないので、福神漬が欲しくならないのが不思議です。
フィッシュ&チップスを食べることがあまりなくて不明瞭なんですが、このフライの素材は鱈でしょうか?
まぁ、にんにくの効いた鶏のから揚げのほうが絶対旨いですよね?
総評として、1,870円の値段はちょっとやり過ぎ。
これだけ付いていると仕方ないとも思えますが、如何せんカレー単品が物足りない。
北海道のスープカレーや大阪のスパイスカレーなど、日本の各地で食べられるご当地カレーと較べて、どうなんでしょう?(新潟のバスカレーよりかは美味しいかなぁ…)
カレーは辛くてスパイシーであればいいとは申しません。ただし横須賀海軍カレー全体に言えるのは、食した際の満足度に較べて、価格が見合っていないと感じます。
今回ので言えば、カレーのセットで800円、フィッシュ&チップスとサラダで400円といったところが妥当では?
セットで1,200円なら充分おいしいです。
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と
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