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北京料理の「蓬莱閣」で評判のサンラータン麺と蒸し餃子を試してみた〜横浜中華街ならこれを食え#35

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久々に横浜中華街で新たに訪問した店舗を紹介します。
北京料理の「蓬莱閣」さん。

関帝廟通りの入り口、横浜新世界のすぐ目の前にある小さな店舗です。

ただずっとこの看板が気になっていました。

そう、サンラータン麺で有名なお店。
担々麺や麻婆麺を売りにするお店は多くても、サンラータン麵(酸辣湯麵)を看板にする店はそれほ見かけません。
この看板に映る麺とスープを覆う黒い粉を、私の脆弱な胃壁の壁が持ち堪えられるか非常に不安ですが、とにかくトライしてみましょう。

お店は画像のように、小ぢんまりとしたお店。
北京料理が売りのよう。冬の寒さが厳しい中国北部の料理なので、ある意味、これからの季節にぴったり。
サンラータン麵もそんなところから由来しているのでしょうか?
壁に貼られたおすすめ料理を見ながら、メニューを選びます。
目的はこれ。

酢と黒胡椒のアンサンブル「サンラータン麵(酸辣湯麵)」1,000円。
そして、もう一品選んだのがこれ。

蒸し餃子。4個で760円。
北の方に行くほど、皮が厚くなると聞きます。
ここは水餃子ではなく蒸し餃子の気分。(違いが分かっているか怪しいですが)
平日の夜で客も少ないからか、10分ほどで湯麵から運ばれてきます。

おおーっと、これはなかなかの胡椒の量。

普段、ラーメンにこんなに胡椒をかけたことは一度もありません。
アップにするとこの分厚さ。

大丈夫なんだろうかと、不安を感じているところで、餃子の登場。

皿でなく、せいろに入っているから蒸し餃子なわけです。(当然か)
という2品で、食べ始めます。黒烏龍茶(300円)もお願いしました。

サンラータン麵については、見た目ほど辛くはありません。
どちらかと言えば、酢が効いたスープが立っています。

もちろんちゃんと混ぜないと、胡椒で咽ますけどね。

麺は平打ち麺です。
具は細く切った鶏肉と白っぽい豆腐みたいなのが、申し訳程度に入っているだけです。
あと、パクチーが入っています。
食べ始めて、気づいたのですが、食べていて、味を感じる順番があって、最初は酢のツンとくる酸っぱさが入ってきて、すぐ後に黒胡椒のピリッとした辛みを味わいます。そして10秒くらい置いた後からパクチーの独特な風味が鼻を突き抜けていきます。
酢→胡椒→パクチー
麺を食べたり、スープをすすったりするたびに、このサイクルが繰り返され、癖になりそうです。東南アジアのラクサスープあたりを思い出しますが、ちょっと違います。
次に蒸し餃子についての感想。

さて、何をつけて食べようかと考えていると、目立つ赤い色のPOPが壁に貼られていました。
不要醤油。
なるべくそのまま食べろという指示です。せめて酢とラー油だけにしておけと。

食べてみてすぐにわかりました。
これは餃子の皮をかぶった小籠包。

中のスープの量が凄いんです。味も完全に中華スープ。
レンゲにすくって、スープをすすりながら食べました。
蒸し餃子というのは、こんな感じなのね。
まずまず美味しくいただきました。
ちょっと残念だったのは、
ここのサンラータン麵は具がちと少ないこと。
サンマーメンや担々麺と比べても、蛋白質が足りない感じがします。
ラーメン屋では必ずチャーシュー麺をオーダーする私からすると、麺とスープ(とパクチー)だけでは満足できません。

向かいの公園で、春節燈火などを眺めながら、帰路につきます。
ごちそうさまでした

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