山下町にオープンした「益うどん でけたち」の牛筋カレーうどん。益うどんは横浜に馴染むか?〜横浜の微妙なグルメ#12
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*残念ながら、今年の春、閉店となりました。
横浜の元町と中華街を繋ぐ谷戸橋の近くに、お洒落なうどん屋さんがオープンしていました。
店名は「益うどん DEKETACHI(デケタチ)」
今年(2021年)の3月上旬に開店したそうで、このコロナ禍なのにチャレンジャーというか恐れいります。
以前はパンケーキ屋さんだった場所でしょうか。だから小綺麗なのか。
外観です。左の奥をずっと歩いて行くと、私が30年近く前に住んでいた山下町のマンションがあります。
休日に散歩していたお昼時にこの階段に行列ができていた記憶があったので、並ばずに入れたのはラッキーでした。
店内は白を基調とした明るいイメージ。
間違えて入ってきたら、誰もうどん屋だとは信じないでしょう。この500m先の吉浜町の交差点に「かばのおうどん」という今風のうどん屋があるんですが、そことも全く違った雰囲気。
窓際に着席。正面に見えるのは中村川と首都高。
メニューを拝見。
そもそも益うどんって何という疑問が付いてまわります。
店名の【でけたち】には「出来たて」「茹であがったばかりのうどん」という意味があるんだとか。どこかの方言だっけ?
ネットで検索しても、《益うどん》がどこかの名物だという事実は見つかりません。ここんちのうどんについても、麺は北海道産100%の小麦のオリジナルブレンドで、福岡うどんのような細打ち麺とだけ紹介されています。
ただ升(益)に入れてるから《益うどん》?
どうでもよくなって、注文することに専念します。
まずうどんはこれ。
「海老天 牛筋カレーうどん」(1200円)。(なんじゃそれ?)。
日替わりの天ぷらもあるみたいです。
今日は「皮付きヤングコーン」(280円)。トッピングしておきましょう。
水とガリがセルフだったり、やや面倒な説明を聞き終え、料理の到着を待ちます。
お箸も洒落ています。
これが「海老天 牛筋カレーうどん」。
器が深いだけで、蕎麦屋のせいろのように升が重なっているわけではありません。
うどんとカレーが別になったつけ麺形式かと思い込んでおりましたが、そうではないみたい。
白飯も別につきます。
そしてトッピングのヤングコーンの天ぷら。初めて見ました。
どれどれ食べ進めていきましょう。
まずはカレーとうどんから。
大して辛くありません。意外なことに出汁がきいた蕎麦屋のカレーの味に近いです。
うどんは確かに少し細め。でも博多で食べるうどんのような柔らかさは特に感じません。
あちらはフニャフニャですが、ちゃんと腰もあるような。
海老天。
牛筋。
ヤングコーン。とうもろこしだけに断面はやはり銃創のようになっています。
奥の赤いのは福神漬です。カレーだからでしょうが、汁に乗っかっているのは初めて見ました。
そしてガリ。
天ぷらは全般にサクサクしていて美味しいです。
食べ進むとこんな様子。案外、カレー汁が多くて、最後はツユダクになりました。
カレーうどんだけで麺を評価することは無理なので、〈冷やし益うどん〉あたりを次回試食する必要がありそうです。
横浜はうどんより蕎麦好きな方が多いとも聞きます。この先の展開はどうなんでしょうねぇ?
関内の繁華街あたりでも、「つるとんたん」は見かけなくても、「ゆで太郎」や「味奈登庵」は2ブロックおきに出店してるからなぁ。
21時まで営業しているようなので、頑張ってほしいものです。
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