カジノで勝利するための〈風まかせ流 バカラの格言〉〜30万ビュー突破記念〜
その④ 酒を飲んだ後でカジノに行ってはいけない
旅行ですから当然、夕食の時はお酒を飲みたくなるもの。
でも博奕に酒が天敵なのは至極当然。チョー楽観的になり、自分を抑える理性が弱くなるもの。
私が一番つらかったのは社員旅行の食事会でした。
宴会の後は待望の自由時間。ギャンブルタイムなんですが、勝てた試しがありません。
お酒以外にもマッサージや睡眠、それにエッチの後も成果は出ません。脳が満足しちゃっている状態はダメみたいです。
専門的に言えば、副交感神経が勝っている状況では、人間はファイティングポーズが取れません。
緩んじゃった時は、どうでもよくなって…
大抵、負けます。
その⑤ 到着早々に勢いこんではいけない
旅行先に着いた早々カジノへ行って、心の準備もないまま張り切って賭け始めると…
大抵、負けています。
根拠もへったくれもありませんが、席に座り自分でカードを開きたい一心で、場の状況も顧みずバカラに打ち込むと、跳ね返されることが多いんです。
でも、気持ちもお察しください。40〜60日も待ち焦がれたマカオ(韓国)旅行で、カジノで遊ぼうと思って意気込んでいるわけで、運試しに自分でカードを捲って勝負したくなりますよね?
たとえ前回、20万円近く失っていようと、そんなことは忘却の彼方なのがギャンブラーの無邪気なとこ。
とは言え、到着2時間で10万円近く凹んでしまうのは絶望の淵。カジノへ顔を出すのも怖くなります。
やはり慎重に慎重に場を観察して、スローイン・ファストアウト(様子見から入って、良いところで勝ち逃げって意味)が原則です。
その⑥ 女性の前でカッコつけてはいけない
美人に弱いんです。
女性同伴でカジノに行った経験は殆どないものの、同卓したお隣りが見め麗しい中華系の女性だったり、ディーラーが切れ長の眼をしたスッキリ美人ということがたまにあります。
馬鹿ですよねぇ、なんの意味もなくいつもより余計にチップを置いたり、絞りたいがためにツラ目の逆に張って、気を引こうとしたりする自分がいます。当然のことながら、
大抵、負けています。
男の性(さが)とは言え、アホって表情をされて呆れられているのは結構つらいものです。
その⑦ コーヒーを飲むためにカジノに行ってはいけない
タダより怖いものはないって話です。
私がホームタウンとしているリオカジノ(利澳娯楽場)などはウェイターがいて、声をかけるとコーヒーや軽食を持ってきてくれます。
これが曲者。席に座ってないとオーダーできない仕組みなんです。で、なかなか持ってこないと来ている。
だから賭ける気がない時に、ドリンクだけのために席に座ると、ディーラーと気まずい雰囲気になるケースがあります。はっきりと賭けろと言ってくる強者もいます。
謙虚で気の弱い私は仕方なく、渋々チップを置いてしまうわけ。
こんな時は大抵、負けます。
朝、朝食を食べにいく途中で、カジノに寄り眠気覚ましのコーヒーを待っている間に、3,000HK$負けたことも。
4万5千円の朝食となりました。
「ブラックコーヒー」と英語でオーダーして、ロールパンとミルクコーヒーを持ってこられたこともしばしば。
後で反芻してみると、「Bread and coffee」と聞こえているんでしょう。私の発音が悪い?
この時は夜中で、コーヒーだけのために座ったわけではなかったものの、パンの糖質ですっかり眠気に襲われた私は、3万円の夜食代を支払う羽目になりました。
今ではちゃんと広東語で「ザイフェイ」と伝えるようにしています。
それでも3回に一度くらいは砂糖とミルクがたっぷり入っています。
その⑧に続きます。
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