にっぽん鰻旅【第17弾】〈築地にっしん太助〉〜築地の場外で鰻ざんまい

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築地にも鰻屋が存在した

波除神社で水難被害の厄除けをした帰り、築地場外を散策しました。



当初は早めのランチに穴子丼でも食べて帰ろうと考えていたのですが、とある小路で鰻の露店を発見。
鰻好きとしては顔を出さずにはいられません。

帆立やさばに混じって、確かに立派な鰻の蒲焼が陳列されています。
物好きな外国人を中心に、イナセなお兄さんの口上にお客が集まってきています。


お店の名前を確認。

築地にっしん太助? 聞いたことねぇなぁ。
イートインもできるようです。
物は試し。入ってみましょう。

鰻屋とは思えない、ガチャガチャした内装。

メガだギガだと、スマホショップさながらのPOPが貼られています。
〈築地のひつまぶし〉ってなんだ?

限定10食で〈築地のひつまぶし〉なるメニューが存在します。
見るからにクオリティには期待できないイメージ。無駄に奮発してもお金がもったいない。
トリプル重にします。お吸い物付きで2,180円(税込)。

トリプル重を試す

どう見ても鰻屋の板前には見えない印象のあんちゃんが鰻を焼いています。

ガスバーナーで焼いてないか?

なんかサバを焼くのも鰻を焼くのも変わらない感じ。
気休めに一度だけ、タレにくぐらせていました。
ここは築地です、仕方ないと観念しましょう。
5分とかからず鰻重がお出まし。

一応、蓋付。

これがトリプル重。10cm弱の長さで開いた鰻が3枚だからトリプル。
鰻の盛りつけ方がなんか雑だなぁ。

タレのつけが甘いのか、非常に淡白で薄味…
て言うか、味がしない。
ご飯にもタレが沁みていません。

凄いマズいとは言わないものの、決して旨いとは思えません。

味も薄く、鰻に脂も乗ってない。
ご飯に山椒をかけるとこれが意外と美味。タレの味がしないぶん、山椒の香りが引き立ちます。
シバ漬けが卓上に置かれていました。

肝吸いも試します。

なんか雑。肝も苦みが強くて、違うものを食べている気がしました。

まぁ、2,000円前後だし、観光客向けってことで、こんなものなのでしょう。
ただ外国人の方に、これが日本の鰻だと思われたら、切ない気もします。
総合満足度は70点。
波除神社の正面の、穴子丼にしておけばよかった…。

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