横須賀・走水で見つけたアジフライと穴子天ぷらの名店「味美食堂」~【三浦半島だより#20】
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横須賀の観音崎灯台と馬堀海岸の狭間で、なかなか人気のある食堂を見つけました。
その名は「味美食堂」さん。
アクセスは後回しにして、料理のことからご紹介しましょう。
ここで注目なのは、アジフライと穴子の天ぷら。
走水漁港が目の前にあることもあり、毎日採れたての素材が提供されているってわけ。
私も初見で両方試してみましたが、明らかに他店とはアジや穴子の身の大きさが違うんです。
まずはそのボリュームに驚きます。
ちなみにメニューがこちら。
穴子は天丼でも食べられて、アジは刺身での提供もされています。
単品でも頼めるので、ダブルで注文している方もいます。
また日替わりの魚もあって、この日はタチウオがメニューに出ていました。
(アジが獲れない日もあるんだとか)
私が訪問したのは5月末の平日火曜。
初梅雨の合間でわずかに晴れた日に、13時半到着を目指してうかがいました。
丁度、横須賀美術館の招待券をいただいており、クルマは美術館に停めて徒歩で向かいます。
運よく団体さんが退店し、席が空いたタイミングで入店。
新参者なので、カウンターの端っこに座ります。
カウンターは6席。
テーブルが2つです。
初訪問で一気に極めたかった私は、アジフライ定食に単品の穴子天ぷらをトッピング。
ご飯を小ライスにしていただきました。(50円引きになります)
約10分で料理が到着。
まずは穴子天ぷら(900円)から。
おそらく一匹分の穴子に、かき揚げがついています。
天つゆと大根おろし。
ほぼ同時にアジフライ定食も運ばれてきました。
アジとは思えないサイズのフライに、味噌汁と漬物と突き出しがセット。
ワカメの味噌汁がかなり美味でした。
小鉢はタチウオの酢漬けでしょうか?
(間違っていたらごめんなさい。穴子だったりして)
さて、メインのおかずに取りかかります。
この量は本気ださないと完食できそうにありません。
穴子から。
衣が厚めで、かなりクリスピーな食感。でも見た目よりも薄味です。
何もつけずに食べるなら案外つらいかも?
油っぽさは感じないので、天つゆか塩があれば大丈夫。
鰻食いの私からすると、穴子は淡白な印象が強いのでしょう。
↑ちょっとだけ柔らかめのかき揚げが、口直し効果もあり有難かった。
お次はアジフライ定食(1,200円)へ。
正直、私史上で最も旨いアジフライかも?
サイズの大きさは、都会の洋食屋で見かけるものの1.5~2倍くらい。
それもそのはず。
走水といえばブランド鯵のメッカ。
時に50cmを超える〈黄金アジ〉が獲れるとも云われています。
身の厚さも申し分なし
それでも大味にならず、
臭みも苦みも全くありません。甘みすら感じます。
卓上にウスターと中濃のソースが用意されていましたが、何もつけずに食べたくなるくらい。
却って鯵本来の旨味を楽しめそう。(実際はウスターソースと辛子を少しだけつけました)
これまではアジフライ特有の苦味が好きではなくて、メニューにあっても遠慮がちだったんです。
まさに目から鱗。絶品です。
これだけ絶賛したからには、アクセスもちゃんとご案内します。
お店は走水神社の正面にあり、観音崎通り(県道209号観音崎環状線)沿い。
横須賀美術館とはバス1つ分離れた場所(徒歩10分くらい?)にあり、鑑賞や参拝の際に訪れるお客さんも多そうです。
またツーリングで海岸沿いを走るバイカーにも人気との噂。
ちゃんと駐車場も4台分用意されています。
最近2台分増えたみたい。
店前のファミリーマットの真裏です。空いてなかったときに代替手段がないのが難点。
定休日は月曜です。
土日祝は行列必至。
待ち時間を避けたい方は、開店の11時頃か、平日の13時半以降に訪問するとよいと思います。
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