《瀬戸神社》金沢八景で源頼朝を偲ぶ~御朱印集め開運紀行#63&三浦半島だより#30

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〈三浦半島だより〉の記念すべき第30回です。
今回ご紹介する神社は横浜市の金沢区になるのですが、地図で見る限り三浦半島の根元にあるという理由で仲間に入れました。
訪問したのは、横須賀で朝イチから用事を済ませた8月2日(水)。
ランチまでの時間つなぎで御朱印を貰える場所を探したことがきっかけでした。


源頼朝ゆかりの地「瀬戸神社」です。

入口にある石碑は、中曽根康弘元総理の書。
最寄りは京急本線の金沢八景駅。

駅を出た正面に走る国道16号沿いにあり、徒歩2分。

背面は崖で正面は海のため、意外とこじんまりした神社でした。
奥に見える本殿の後ろは山肌。そう奥行きがないんです。


源頼朝が伊豆での挙兵にあたり、三島大社の分霊を勧請したことにより、今のような神社として発展したと云われています。
御祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)。
金沢(六浦)の地が港だったことから、港の神、海上渡航の神、交易の神として古来より信仰され、交通安全・旅行安全・商売繁盛の守護神として知られています。
拝殿に繋がる階段の右手にある手水舎。

猛暑日だったので階段が短くてよかったぁ。

両側に狛犬です。


京急のキャンペーンの提灯です。

本殿で二拝二拍一拝。

浦賀の西叶神社はど派手な赤い本殿でしたが、こちらは地味めな配色です。
拝殿の左右に摂社がいくつかありました。


特にこの崖に掘られて祀られた稲荷神に目が惹かれました。

境内は縄文土器の遺跡でもあるそうです。また、あじさい神苑としても有名なんだとか。

あじさいぼんぼりについて書かれていました。本殿の右手を進むと沢山の鉢植えが置かれています。

その背後に見えるのが、欅の御神木?

入口の鳥居の裏手にある柏槙(びゃくじん)はなかなかの見もの。

江戸時代の延宝八年(1680)の大風で倒れて以来、横たわったままだそうです。
蛇混柏(じゃびゃくしん)」として説明書きがありました。

御朱印をいただくため、本殿左の社務所へ。

外から呼びかけるのではなく、左手の入口から中に入って呼び出すシステム。

畳縁(たたみのへり)が名物なんですかね?

おみくじや御守よりもこちらを推しているようでした。
御朱印帳を持参してこなかったため、書置きをお願いしました。

初穂料は500円。夏詣のスタンプも入っています。



国号16号を挟んで海側に、境内社の…
琵琶島神社(琵琶島弁財天)があります。

北条政子が竹生島から「弁財天」を勧請したことが始まり。
金沢八景の謂れについて書かれている案内板を見つけました。

水戸光圀公が招聘した中国の僧侶が、この地に来遊し、風光明媚な八つの景色を吟じたことが始まりです。
・洲崎の晴嵐(洲崎神社)
・野島の夕照(野島夕照橋あたり)
・瀬戸の秋月(瀬戸神社)
・平潟の落雁(平潟湾)
・小泉の夜雨(手子神社)
・内川の暮雪(内川入江あるいは平潟湾)
・乙艫の帰帆(現在の海の公園あたり)
・称名晩鐘(称名寺)
歌川広重の金沢八景の浮世絵を見てみると、当時の風景が目に浮かんできますね。
金沢(六浦)は鎌倉時代より港町として発展し、鎌倉と東京湾・利根川を結ぶ水上交通の集散地として栄えたと聞きました。
琵琶島神社の話に戻ります。
鳥居の手前にあるのは「福石」

源頼朝がここに服をかけ、海水で禊をしたと伝わっていて、この石の前で物を拾うと福が授かるんだとか。
やらなかったけど。

鳥居の奥に見える参道の景色が美しいです。



橋があるということは、ここを渡ると弁天島。

ここでもビャクシンの大樹が。

小さな拝殿の周囲には柵が張ってありました。

以上、瀬戸神社でした。

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