富士吉田で創業から40年。「元祖 みうらうどん」で吉田うどんのルーツを探る

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昨年、ふるさと納税で寄付をした山梨県の山中湖村の返礼品の宿泊クーポンが残っていました。
期限は12月末。
ウィンドサーフィンで本栖湖に通う夏場に使い切れると当て込んでいたものの、7月の長雨のせいでキャンセルが続き、あと2回分(1回6,000円)余っています。
それほど乗り気ではありませんが、Go Toキャンペーンと併用して、温泉に浸かってきました。
地域振興クーポンも2千円分ついてきて、結果的には約500円トクしたことに。
ちなみにクーポンで買った土産はこれ。

私が払ったのは消費税分くらい。

〈青い富士山カレー〉が笑ってしまいます。これで800円は、レトルトカレーにしてはボリ過ぎだぁ。


宿泊明けの月曜日(この日は仕事も休み)は、普段なかなか行けない、吉田うどんの人気店に朝から行っちゃいましょう。
向かったのは、下吉田にある「元祖 みうらうどん」。

開業は昭和56年。ここで修業した職人さんが独立したお店も多いと聞きます。*だから元祖なの?
吉田うどんを紹介するサイトでも、必ず代表的なお店として紹介される超有名店です。
プレハブの佇まいが3週間前に訪ねた香川県のうどん屋を思わせます。
駐車場のキャパは25台くらい。

開店が10時なので、ぴたりの時間に合わせて訪問。
ただ、一つ予定外の事件が…。
開店の時間に合わせて、テレビ番組の取材が入っていて、アンジャッシュの児嶋さんと私の知らない女性タレントさんがグルメレポートを撮っていました。
総勢10人以上のスタッフが店内に入りこんでいて、なんの騒ぎかと思いましたが、今時こんな大人数で撮影するのかとちょっと驚き。
それに段取りの長いこと長いこと。
うどんが運ばれてきてからも、食べさせるまで5分以上、ディレクターが指示していました。
まぁそれでも麺が伸びないのが、吉田うどんの特色と言っておきましょう。
ということで、取材の邪魔をするのもあれなので、今回は店内の画像は遠慮しておきました。



ちょうどタレントさんの頭上にメニューがあり、カメラを向けるわけにもいきません。こちらでご確認ください。
*なんと公式HPがありました。
なかなか美人の女性店員さんに席に案内されて、ちゃぶ台の前に着座。座布団にあぐらです。
*吉田うどんはこんな感じがデフォルト。

私が注文したのは〈肉うどん〉の中。
なんと450円。安っ。

〈かけうどん〉だと、お決まりのキャベツとネギに、油揚げですが、肉うどんはそれが馬肉に代わります。

卓上にあった天かすをトッピング。

こんな感じ。
スープは醤油と味噌の掛け合わせ。
とても薄味で味噌の存在さえ判らないくらい。優しい味です。

麺はさすがに太いです。

昨夜、宿の夕食でほうとうを食べたので、幅は同じくらいかも。こしもしっかりあり、かなりの硬め。
9月に食べた「麺許皆伝」よりも硬い印象。

キャベツがたっぷり入っているのも吉田うどんの特徴。
形が揃っていて、シャキシャキした食感が丁寧な仕事を感じさせます。

最後は馬肉。臭いもクセも一切なく、ほのかに甘辛さが舌に残ります。
半分くらいまで減ったところで、卓上の〈すりだね〉を確認。

これも吉田うどんの醍醐味の一つ。
赤唐辛子、ゴマ、山椒などを加えて油で炒めた自家製の薬味です。

思いの外、辛め。小さじ1/2杯くらいに抑えるのが賢明です。

比較的薄味だったスープがこれで激変します。一気に刺激的な風味に変わり、馬肉さえも引き立たせるほど。
実は、昨夜のほうとう以外に、宿の朝食もうどんが付いていて、よせばいいのに完食してしまいました。
少し麺類に食傷気味だった私の胃も、ラストスパートで完食に到達。

今年、一番冷えこんだ朝だったそうで、カプサイシンの効果でカラダの内部もポカポカです。
これで500円以下とは山梨の奇跡です。
地元の方にも愛される創業から40年の名店。堪能しました。
営業時間/10:00〜14:00(水曜定休)

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