三崎港の「海南神社」で、海難厄除けと料理の上達を願う~御朱印集め開運紀行㊿&~三浦半島だより#1~
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2018年6月から始めた御朱印集めを目的とした神社仏閣参拝も、とうとう50回目を迎えました。
足かけ2年半で50軒とは微妙だなぁ。
記念すべき50回目の区切りとなる神社は、
三崎港の近くにある「海南神社」。
三浦半島の総鎮守です。御祭神は藤原資盈(すけみつ)。
天皇の後継者争いに巻き込まれ筑紫国へ左遷された藤原資盈が、海上で暴風雨に遭遇し、三浦半島に漂着したのが864年のこと。
その後、土地の長となり、地元の人々からも尊敬され、死後に祀られたのがこの神社が起源です。
三浦・津久井浜を本拠地として、ウィンドサーフィンを楽しむ私としても、ここには一度参拝しておこうと考えておりました。
境内に駐車場があると情報を得ていたので、カーナビに任せて、指示通りに現地を目指したところ、神社の裏山の細い路地に入ってしまい、脱出することもままならず困惑しました。
参道周辺はやはり自分の眼で確かめないと危険です。
なかなか古そうな表札。
御利益です。
海上安全や大漁満足というのが土地柄でしょうか。
「幸先詣(さいさきまいり)」というイベントがあります。
初詣イブという感じでしょうか。(12/13は正月事始めという正月の準備に取り掛かる日だそうです)
1週間ずれていればこれに間に合ったかも。
狛犬もたくさんいます。こちらは大鳥居の下に置かれたもの。
そして、境内の階段を昇り切った場所の狛犬。
次は手水舎。
前にWEBサイトで確認した時は柄杓もあったのですが、いまはこれだけ。
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これもコロナの影響でしょうか?
では本殿へ。
鈴緒がいっぱい垂れ下がっています。こんなの初めて。
鈴の上に掘られた龍の彫刻の緑色も鮮やか。
でもなんか少し変。
緒が上に引き挙げられています。
よく見ると、賽銭箱の先にこんな貼紙が。
飛びつけば触れるくらいの高さだったので、微妙な指示です。
拝殿の前には、珍しいおみくじが無造作に置いてあります。
まずは鮪みくじ。
どうやら釣り竿を使って、引っ掛けるみたい。
その横には、落花生みくじ。
ともに有料でそれぞれ300円するようです。
神様の前とはいえ、正直にお金を払っておみくじをもらうところが日本人の良さなのでしょうか。(私はタダでもこんなのやらんけど)
拝殿の右手前にはこんなものが。
マグロのカマが唐突に置かれています。
これになんの意味があるのでしょう?
いっそのことローマの〈真実の口〉みたく、口に手を突っ込むと抜けなくなったりしたら面白いのに。
左手には〈磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)〉をご祭神とする、相州海南高家神社の鳥居です。
磐鹿六雁命といえば、日本料理の祖神。千葉の高家神社でもお見かけしたような。
よく見ると、人よりもデカいマグロが書かれた絵が飾られています。
拝殿の階段を上った左側に包丁塚がありました。
料理人を秘かに志す私はこういうのに弱いのです。
拝殿の右側にも、小さな丘に繋がる鳥居がありました。
金毘羅宮と書かれています。階段を昇って15mほど行くと、こんなお社が。
金毘羅宮の鳥居の右側には、神馬社がありました。
中を覗くと、白馬がいます。
これは阪神JFでソダシが勝つというお告げかも?
この白馬に祈ると、脚気や病気が治るのだとか。
競馬とはあまり関係ないようですが、確かにその週で、ソダシは世界で初めてGⅠを買った白馬となりました。(馬券は外したけど…)
しかし、とにかく見るべき場所が多いです。なかなか御朱印にたどり着きません。
「神社界の八景島シーパラダイス」とも言える見所の多さ。
本殿へ続く階段から振り返った景色。
まさに〈悪厄退散〉が皆の願いでしょう。
これを下りた右手の神楽殿。
日本武尊と海幸彦・山幸彦の絵。
向かい側には、大きな銀杏の御神木。
源頼朝が手植えしたという言い伝えがあります。
この大銀杏は雌雄一対になっているそうで、上の画像の樹は女性の乳房のような乳根があるから雌なんだとか。
それぞれ、焼き物の狛犬が守護していました。
雌の銀杏の木の根元には〈子産石〉とその小さな祠が
雄の銀杏は雌よりもさらに大きく、その麓にあるのが〈龍神社〉。
じぃーっと眺めていると、確かに龍に見えなくもないかぁ。
私は辰年なので、しっかりお賽銭を置いておきました。
龍神社の足元には力石。
なんでもかんでも飾っておけばいいというものではない気がしますが…。
子産石の奥にお稲荷さんを見つけたので、これも参拝。
福徳稲荷神社といいます。
参道の途中にある御手洗池の手前にも、向かい合って2つの摂社がありました。
疱瘡神社。
御霊神社にも手を合わせます。
これにて参拝は終了。御朱印と御守をいただくために、社務所に向かいます。
社務所の手前は数台の駐車スペースがありますが、ここにいきなり突入するのはハードルが高い。
まずは御朱印をいただきます。
訊くと7種類あるそうなのですが、私が書いていただいたのはこの2種。
初穂料は1種300円。
御守りはこちらにしました。
まあまあ有名な解難御守。
裏には「大量得点」と刷られています。600円でした。
販売されている御朱印帳はこんな感じ。
巾着袋もナイスでした。これは次回に。
そんなに広くはないけれど、なかなか興味深い神社でした。
これでウィンドサーフィンで流されることもないでしょう。
海上のスポーツは安全が第一。よろしくお願いいたします。
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