成城石井の限定商品「あまおういちごバナナジャム」ってどうなんだ?〜実食レビュー
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今年の9月16日に発売されたばかりの成城石井の新商品、
あまおういちごバナナジャムのご紹介です。
(なんか通販番組の出だしみたくなってしまいました)
名古屋駅太閤口の成城石井で見かけたので、思わず出張の朝に買ってしまいました。
値段は798円。
内容量が320gで、隣りに置いてある「果実60%のキウイジャム」の275gに較べると45gほど多いとは言え、200円近くの価格差は成城石井の勝負の賭け具合がわかります。
その証拠に、下の画像をご覧ください。
ラベルがない!!
裏面のスペックラベルはあるものの、前面にはラベルが貼られていません。
バカ売れして、予約販売という事態にまで来てしまっている「いちごバター」に味を占めた成城石井の魂胆を確かめてみようじゃないですか。
出張から帰った夜に早速、試食してみます。
天板の蓋に貼られたラベル。
糖度は47度と低めなんだそうです。
背面のラベルでスペックを確認。
製造工場が長野県というのが引っかかりました。
〈あまおう〉って福岡県久留米市のブランドいちごじゃなかったっけ?
まぁ様々な事情があるのでしょう。
それにそもそも、あまおうだけのジャムにしないで、バナナを混ぜたのも謎です。
「何らかの理由で品質が落ちた苺を引き取って、仕方なく他の果物と混ぜたとか?」
などと勘ぐってしまうのは悪い癖。
蓋を開けてチェック。
色は優しいサーモンピンク。
市販のいちごジャムの毒々しい赤さがないのは、成城石井さんの安心感の現れです。
いよいよ試食。
トーストにはお馴染みのバルミューダを使います。
バターナイフに取ってみると、かなり柔らかい。
先日、ご紹介した「果実60%のキウイジャム」は果肉そのままの硬さを感じましたが、こちらはかなり煮込まれているのかも。
この感触はバナナ効果でしょうか?
果実の瑞々しさを感じます。
それもそのはず果実含有量は60%とのこと。
トーストに塗ってみます。(ジャムの下はバターを塗っています)
いちごの酸味が先にきて、あとからじんわりバナナの風味。
あくまでもバナナは脇役で、微かに口の中に残る感じ。
ちなみにバナナはエクアドル産のバナナスライスとベトナム産バナナピューレを混ぜているんだとか。
(ピューレの水分が柔らかさの理由だったのね)
甘みも砂糖の科学的なものではない、あまおうの自然な甘酸っぱさなので、嫌らしさはありません。
普通に旨いと思います。パンだけでなく、ホットケーキやデザートにも合うでしょう。
ただ、なんでバナナと合わせたんだ?
という謎は残ります。
却って、バナナの後味が。全体にもっさりした印象を与えているよう気もします。
それにも増して、799円は高いよぉ〜。
フルーツミックスジャムでこの価格はやり過ぎでは?
4万個の限定販売だそうです。
GDPが落ちこんで、大衆のお財布が寂しい中、この値段は厳しいです、成城石井さん。
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