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先週（2023年7月下旬）にオープンしたという、三崎港のアイスクリーム屋さんに偶然入りました。
うらりマルシェ前のまぐろ食堂七兵衛丸でまぐろ丼を食し、海南神社にお詣りした帰り。
参道付近の魚屋の前でお婆ちゃんに話しかけられました。
「先週できたアイスクリーム屋だから、食べていきな」
元来、女性のお誘いは素直に聞く性格なので、ちゃんと確認しました。
魚屋の正面がそのお店です。
店名は「三崎氷菓」。
店外にはこんなスタンドが出ていました。
あのお婆ちゃんが営業しているにしては、洒落たセンスのＰＯＰです。
（私に声を掛けたのはお向かいの魚屋の方でした）
お店の外からも、ウェディングケーキ並みにごっつい謎のクリーム塔が目に入りました。
蒸し暑かったこともあり、誘われるまま入店。
アイスケースに入った８種類のアイスクリームから２つ選んで、カップで食べるスタイルです。
店の奥にはイートインコーナーも準備されています。
値段は680円。
まぁまぁしますね。ソフトクリームと較べてもやや高め。
私がチョイスしたのはこの2種類。
〈藻塩キャラメル〉と〈平岡農園のレモネード〉。
通常なら〈ミルク〉から入るところですが、変化球でいってみました。
カップで食べるとはいえ、コーンも使うみたい。
さっきのクリーム塔でコーンの外側をコーティングしていました。
完成品はこれ。
アイスクリームの上に、マカロンやビスケット、鯛焼き、コーンをデコレートしています。
どうやって食えばいいんだ、これ？
イートインスペースの椅子に腰かけ、しばし思案。
たくさんの具を片付けていくと、私が選んだキャラメル味とレモン味のアイスが顔を出しました。
藻塩キャラメルにはそれほど特徴がなかったものの、レモネードはかなり爽やか。この日の気候を考えれば大正解でした。
ただし、この段階まで食べ進むと、かなり溶けてきていますので、不意に２つを混ぜてしまわないよう注意です。
写真映えはしそうですが、なかなか難解なアイスクリームでありました。
帰り道。港へ続く道沿いに、豪快に傾いた大樹がせり出しておりました。
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