ジャッキー・チェンの愛した兄貴チャーシュー「西苑酒家」《香港の微妙なグルメ③》

香港の大スター、ジャッキー・チェンの大好物

ジャッキー・チェンが大好物とする焼豚を出す中華料理店があるとテレビで知りました。
〈西苑酒家〉の、その名も「大哥叉焼(兄貴チャーシュー)」。
是非一度、賞味したいと考えておりました。
悲願を叶えるべく訪ねたのは、12月8日の土曜日。夕食でお邪魔しました。


場所は香港島エリアの銅鑼湾(コーズウェイ・ベイ)。MTRの銅鑼湾駅F出口から3分ほどの距離

地上に出たら、右に進み最初の角(恩平道)を左折、あとは一直線。

リーガーデンズというショッピングビルの1号館5階にあります。


3階まで進んで、宇宙飛行士の前を横切り、

残りの2フロアは階段で上がりました。

エレベーターもあるようです。

立派な看板。

入口には誰もいません。でも客はウロウロしていて、何やら大きな声が飛び交っています。
こんな看板が。

これは何を意味するもの? 団体さんでしょうか? どこかの会社の周年パーティーでもやっているのかも?
通りがかった店の人を掴まえて、食事がしたい旨を伝えます。
待っていろと指示され、そこにいると泥酔した中国人が何人も喚きながら、奥の部屋から出てきます。
……嫌な予感。
ほどなくマネージャーらしきジャケットを来た女性がやってきて、入口付近の丸テーブルを片づけて、そこに座らせてくれました。
背後ではマイクで響く、怖ろしい騒音。
早く食べて、帰らねば…。
サイトなんかで、稀にチャーシューが品切れになっていることもあると書いてあったので、今回もそれが食べられないなら、断って席を立とうと決心していました。メニューを見ます。

これだけ見れば大したことないのですが、ちゃんと案内もされず放置されていたため、ちんぷんかんぷんでした。
とにかくネットで調べたチャーシューと炒飯とフカヒレ入りスープ餃子を頼もうと、男性店員を掴まえ、スマホを見せて注文します。
こんな時に限って、チャーシューが売切れていないもの。
運がいいのか悪いのか分かりませんが、普通にオーダーを取って帰っていきました。
お茶は普洱茶をお願いしました。

「ポーレイ」と発音すれば、どこでも通じることを学習したので、最近は殆どこの手です。
料理もすぐに運ばれてきました。宴会をやっているからなのか、意外と仕事が早い。
まずはチャーシューから。

ジャッキー・チェンが自らの愛称「大哥(アニキ)」を冠することを許したという料理。
その名も「西苑大哥叉焼」。
これはスモールサイズ(128HK$)にしてあります。大きいサイズだと198HK$だとか。

早速、一切れつまむと、あまり食べたことのない味です。いわゆる日本風の焼き豚や角煮の、醤油の勝った味ではありません。
中華のフルコースなんかで出てくる、蜂蜜と八角で味つけた特殊な風味です。
敢えて言えば、香港らしいお味。
食感は外側がしっかり焼けていて、カリッとしながら中はちゃんと柔らかいというもの。
中国人が感じる高級な味は、こんな感じなのかなぁ。
普通に箸が進みそうです。
すぐに炒飯も運ばれてきます。


お皿じゃないんかい?
よく考えれば、私が店員に見せたスマホの画像がお椀に盛られたものでした。
鮑や蟹肉入りで、土鍋で仕上げたという特製炒飯をお願いしたつもりだったのですが、どう見てもこれは楊州炒飯(五目チャーハン)。

味はちゃんと美味しいものでした。
続けて、次の品が登場。

なにこれ、小籠包??
私が画面で見せたのは、スープ椀に入った蟹肉入りの水餃子だったはず?
まぁ、ちゃんと相手をされているという感触は皆無だったので、驚くこともなかったのですが、これはないなぁ。
とは言え、間違いを指摘するのも面倒だったので、これはこれで食べてみます。


乾いています。味はしっかりしていて、皮の中から風味のいい肉汁が滲み出てはきたのですが、それだけのこと。

以上の3品。
ある意味、間違えてバカ高い料理が運ばれてくるよりかはマシかと諦めましょう。とっとと食べ終えてお暇します。
そしてお勘定。
席から店員を呼んで清算していただきます。
・馳名大哥叉焼 128HK$
・楊州炒飯 108HK$ *お椀一杯で1,500円するの?
・蟹皇小籠包 58HK$ *蟹が入っていたのね
・茶 16HK$
・酸菜 20HK$ *たぶんピーナッツのことです
〆て服務費(サービス料)10%を入れて、363HK$でした。

5,200円の中華料理にしてはお粗末。
まぁ名物チャーシューを頂いたことで満足するとしましょう。

東海テレビの「ぐっさん家」では山口智充とはるな愛が、ここでの食事を絶賛していましたので、たぶん美味しいのでしょう。
宴会の真っ最中に来店してしまった不運もありました。
ただねぇ…、
リピートするかは微妙!?
味は保証できます。心に余裕があるときに再訪します。
場所はこちら。無休で、22時がラストオーダーかと思います。

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