横須賀にシナモンロール専門店があった!~「Nothing, But Sugar(ナッシングバットシュガー)」~三浦半島だより#31

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*閲覧数11万を超えるメロンパンの記事はこちら。~海老名SAの名物〈メロンパン〉は本当に美味いのか? 上りも下りも徹底比較!
けれど、私が最も好むベーカリーのテイストは《シナモン》です。
そう、シナモンロールに目がありません。



映画「かもめ食堂」で、小林聡美さん演じる女性店主がシナモンロールを作るシーンは、多幸感が爆発してましたよね。でもお子様の味ではなくて、どこか大人っぽいフレーバー。

米国の映画やドラマでは、コーヒーにシナモンパウダーを振りかけるシーンもよく見ますよね?
私の家にも常備していて、たまにやります。
街のベーカリーやセブンイレブンにあったら大抵買います。ただし、パンの固さやシナモンの風味、全体の甘さのバランスが案外難しくて、極上のシナモンロールに出会ったことはないような気がします。
(どこのも砂糖のカラメルが多すぎて、ベチョベチョした類いが多いんだよなぁ)
最近、横須賀のドブ板通り近くにシナモンロール専門店があることを知り、勇んで出かけました。
(実際には、マフィンやプリンもあるのですが、私の中では専門店です。だって他にないもん)
店名は「Nothing, But Sugar」。

ナッシング・バット・シュガー=【砂糖以外のなにものでもない】。
私の英語力が正しければ、恐ろしい名前です。糖質制限信奉者が耳にしたら、火を噴きそうなネーミング。
聞けば、横須賀ベース前にあるヨコスカネイビーバーガー認定1号店として有名な「ハニービー」の系列店だとか。

*ハニービーを訪問した時の記事はこちら。~ヨコスカネイビーバーガー認定1号店「ハニービー」で昼下がりにまったり~三浦半島だより#16
シナモンロール専門店のオープンは約2年前の2021年3月だそうです。
水曜の正午過ぎで、偶然他の客がいなかったため普通に入店できました。(休日は店前で並んでいることもあるみたいで、18時の閉店を待たずに売り切れてしまうこともあるんだとか)
シナモンロールの他に、マフィンとプリンが以前は販売されていたそうですが、最近はやっていないようです。


最初に驚いたのは、レギュラーと書かれたシナモンロールのサイズです。
直径10cmはありそう。
しかもお値段もプレーンで780円、ブルーベリーは840円。
完全にケーキを連想させる価格帯です。
またパンの上に、フロスティングと呼ばれるクリームチーズが、まるでアイスクリームのフロートのように盛られています。
これまでに体験したシナモンロールとは一線を画す様相。
プレーンの他に、ブルーベリーとクルミの3種類。*もしかするとストロベリーホワイトチョコレートもラインナップにあるかもしれません。
ちょっとカロリーが心配だったのと日持ちしない気がしたため、店員さんに訊いてみました。
「レギュラーサイズを2個買って、晩御飯で食べきれますかね?」
店員さんは正直に「ちょっと無理かも?」と返答されていました。
とは言え、2つのテイストを較べてみたかったので、レギュラーの下のスモールにサイズダウンして、テイクアウトすることに。

こちらは直径7cm程度で、一巻き少ない感じ。プレーンのスモール(480円)&ブルーベリーのスモール(540円)を1個ずつ買って帰ります。
大小の箱は別売りで用意されています。

消費税と箱代を入れて、1,070円のお買い物。



ランチでタコライスを食べてしまったこともあり、夕方19時まで我慢して自宅で箱を開封。

大丈夫、クリームチーズも溶けずにキープできています。(要冷蔵で10℃以下で保存せいと)

皿に盛るとこんな感じ。

食べ方にコツがあって、電子レンジで加熱することを推奨されています。
上のフロスティングを溶かし、生地を温めるとさらに美味しいと。
店員さんからはレンジで30秒と聞いておりましたが、我が家の500Wのレンジだと1分半ほど加熱しないと、クリームチーズがいい感じにとろけてくれません。
まずはプレーン(480円)から。

これは加熱前。

約90秒かけて、ここまで溶かしました。シナモンの香りがキッチンに充満しています。

ナイフとフォークで、ばらしていきます。
このフロスティングは、クリームチーズにバターと砂糖を加えたもの。
ここまでクリームがかかったシナモンロールは見たことがありません。そう考えると、もはやベーカリーを超えて、ケーキ(スイーツ)と呼んでいいのかもしれません。
そして、外側の生地からフロスティングを絡めながら食べ進めていくわけですが、外側と中では少し風味が違っています。

↑これは外側。ねっとりしたクリームチーズの甘さが強く、後からシナモンの香りが追いかけてきます。

↑中側はというと、巻かれた際にシナモンがしっかりかかっていることもあり、シナモンの風味が勝つわけです。言い換えれば、本来親しんだシナモンロールの味はこっち。

↑このように、中と外を較べながら味わうのも楽しいものです。
続いて、ブルーベリー味のシナモンロール(540円)へ。

混ざってて、ちょっと判りにくいですが、パンの上にブルーベリーソースがかかっていて、その上にクリームチーズのフロスティングが乗っかっている感じ。

↑レンジで90秒の様子。

ブルーベリーの酸味はしっかり感じるので、プレーンとの差別化はできています。
ただ量的にもクリームチーズの割合が多いため、果物の風味がサブ的な扱いになっているかも?
例えば、コッペパンの中にブルーベリージャムとマーガリンだと、ジャムが負けることはないと思いますが、このクリームチーズには勝てないのでしょう。

↑こちらは中側。ソースの話ばかりしてきましたが、生地も弾力があって、しっかり美味しいです。
夕食を放棄していいほどのご馳走でした。満足度は〈バスクチーズケーキ〉並みと言っておきましょう。
ドリンクは今回は豆乳にしましたが、苦めのブラックコーヒーのほうが合うかも?
ただし、次回はプレーンのレギュラーサイズ1個にしておきます。

来週から断食して、減量する予定です。

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